「それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH-」は君の人生を救う


突然だが、君が勤めている会社の社長と接待の席で、「○○君は好きなエロゲーとかはあるのかね?」と聞かれた時、君はどうするだろうか?

その顔を見るに知らないようだが、重要な接待や会食の場で、エロゲーの話が出来ない事は重大なマナー違反なのだ。

君は大きなプロジェクトを成功させ、上司や周囲の同僚からも羨望の目で見られる期待の新星だ。日頃の功績を労う為に上司と共に呼んでもらったこの社長との会食で、今後の昇進やキャリアの行く末をより盤石に出来るだろう。。。そんな重要な夜に、まるでテレビのリモコンの電池切れのように前触れなく、あまりにも突然その瞬間は訪れる。

社長「君は好きなエロゲーとかはあるのかね?」
君「エ、エロゲーですか?w」
(エロ?えっちなゲームか???なんだ・・・解らない・・・。)
社長「君、エロゲーをやった事がないのかね・・・」
上司「お前そう・・・だったのか・・・(顔面蒼白)」

君は答えられずあえなく引き下がり、この失態により君の昇進はなくなってしまった。出世コースを外れるどころか降格。万年平社員のまま日陰部署へ左遷。そのまま早期退職と言う名のリストラを迫られ、妻と娘には見放され路頭に迷ってしまう。もう今年で50歳になる。正社員での再就職は絶望的だ。12月の東京の冷たい風は、帰る場所も帰属する組織も失った君の心と体を容赦なく打ち据える事だろう。四畳半の個室で半額惣菜を食べながら涙を拭い、過去に思いを馳せる。

ああ、俺はなんであの時エロゲーについて答えられなかったんだろう。エロゲーとはいったいなんなのだ。せめてあの時、何か答えられたら俺の人生は違っていたのだろうか……。

こうなるあなたを救えるのが2023年9月、つまり来月発売される
「それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH-」だ。


社長が歴戦のエロゲーマーだった場合もこの作品名を答えれば

「ほう!君は""それ散る""か!解っているじゃないか!来週から私の代わりに社長をやるかね!ガッハッハ冗談だ!まずは副社長として経験を積んでくれたまえ!そういえばライターの王雀孫氏はプリンセスコネクトにライターとして携わっていたらしいな!」

などとどうでもいい情報まで勝手に喋り出し、将来が約束される事は間違いないだろう。「そんな話聞いた事も無いがw」と思うかもしれないが、本当に重要な情報は決して表に出てくる事は無い。実は大手会社の役員や経営者、政治家や果ては幕府の歴代征夷大将軍まで、成功者や偉大な人物は必ずこの試練をくぐってきている。

「仮にそうだとしてお前が今表に出してんだろ、2行で矛盾してんじゃねーよボケ」と思ったあなた。中々に鋭い。だが私は一部の勝ち組に独占された既得権益を解放し、全ての人間に富めるチャンスを与えたい正義のレジスタンスなのだ。惑わされず信じて欲しい。COが遅い事がなんの理由になろうか。私が真占いだ。この村を人狼の好きにさせるわけにはいかない。

社会人だけどそんな事起きてねーよというあなた。それはまだ""時""が来ていないだけだ。物事にはタイミングと言うものがある。結論を出すには早計だろう。

まだまだ心眼が足らぬ

と言うわけで君の人生が上手く行かないのはディープステートやイルミナティ等の世界を牛耳る闇の軍勢のせいではない。エロゲーを知らない事が大きく君の人生に影を落としているからだったのだ。そう、


エロゲーなくして人生の成功と安寧はない。

ここで言うエロゲーとは、FANZAにあるようなエッチなソシャゲの事ではない。文章を読み進め、選択肢を選びヒロインと結ばれる類の「恋愛ADV」や「美少女ゲーム」とも呼ばれるビジュアルノベルゲームの事だ。今の20代のオタクには俄かには信じられないと思うが、俺が学生だった頃には「ラノベと深夜アニメを見てオタクになったらエロゲーをしないのはありえない」という時期が確かに存在した。

20年前、エロゲーは本当に一大ジャンルだった。当時のオタク文化でエロゲーが占める割合は本当に大きく、深夜アニメで有名作品はもちろん、そうでもない作品でもバンバンアニメ化され放映していたし、作品の個人ファンサイトだって無数に存在した。

エロゲーに深いルーツがある人間の中に「まどマギ」「仮面ライダー鎧武」虚淵玄「冴えない彼女の育て方」丸戸史明「君の名は」「天気の子」で一世を風靡している日本アニメ界のドル箱、新海誠までいるという点からも当時のエロゲーが持っているポテンシャルが解るだろう。過去に煌めいていたエロゲーの綺羅星たちは、今も数多のオタクコンテンツで血肉となり生き続けている。今のオタクコンテンツと当時のエロゲーは切っても切り離せない関係なのだ。

そんな過去のビッグコンテンツのエロゲーの中でも屈指の作品が「それは舞い散る桜のように」なのである。この作品は、『美少女と文字で読まないと伝わらないようなウィットに富んだ会話をして面白おかしい学園生活を送る』という要素の点数がズバ抜けて高い作品だった。誤解を恐れず言ってしまえば、あの00年代当時のくっさい脂っこい、オタクが好きな感じの文章の原液を読みたいなら間違いなくこの作品だ。例えるなら西尾維新の物語シリーズみたいな、その中でも更に八九寺真宵パートみたいなテキストだ。

俺は3桁本ビジュアルノベルゲームをプレイしているが、その点に於いてこの作品は今も色褪せていない。主人公、サブキャラクター、ヒロインを含め非常に魅力があり、とにかく面白い。

アニメやゲーム好きなオタクだけどエロゲーをプレイした事が無い。

オタクでエロゲーの存在は認識してたけどプレイした事がなかった。


そんなあなたたちはこの「それは舞い散る桜のように」を
社会を生きる上での教養としてプレイしてみる事を強くお勧めする。
是非このゲームをプレイし、エロゲーへの知見を深めて欲しい。
僕は路頭に迷う前に、あなたたちの人生を救いたい。


言いたいことは以上です。


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