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スーパーデッキゼロデュエルゲートボールについて

こんにちは。もるたん(@DMYP555)です。
今回は最近完成しました、スーパーデッキゼロデュエルゲートボール(長い)について紹介したいと思います。





1.スーパーデッキゼロとは


知らない方向けに解説します。
おじいちゃんはご存じの方は読み飛ばして頂いて結構です。
スーパーデッキゼロとは、極神編期に発売された以下5つの構築済みデッキを指します。

DMC-36 「ヘブン・オブ・ドラゴン」
DMC-37「バイオレンス・エンジェル」
DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」
DMC-39「ビクトリー・ソウル」
DMC-40「ヘヴィ・デス・メタル」

今では信じられない話かもしれませんが、極神編の2つ前のシーズンにあたる転生編までの40枚収録の構築済みデッキの内容はかなりしょっぱく、
・ホイルカードはVR1枚のみ
・Rカードも4枚のみ
・それ以外は全てアンコモンとコモン
・デッキ限定カードなんてものはない
・当時殿堂入りしていたカードは収録されない
という有り様でした。

不死鳥編からはある程度の改善がなされ、ハーフデッキ(死語)にデーモンハンドやナスオが2枚再録されるようになりました。
特に末期に発売されたDMC-33「エッジ・オブ・ドラゴンデッキ」はフェアリーライフや青銅の鎧は4枚収録、汎用トリガーである地獄スクラッパーも3枚収録、当時は需要が高かったザールベルグの再録や後にドラゴンキリコやヒラメキウォズレック等で活躍する超竜バジュラズテラが初めて収録されていたりと、かなり有良な構築済みデッキでした。

そして極神編で発売されたスーパーデッキはまさに超豪華な構築済みデッキでした。
・当時絶版だったSRのカードも再録
・汎用トリガーは勿論4枚収録
・殿堂入りカードも再録

具体的に最初期のスーパーデッキの一角、DMC-36 「ヘブン・オブ・ドラゴン」の収録内容を見て見ましょう。

・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン(絶版)1枚
・バルキリー・ドラゴン(絶版)3枚
・紅神龍バルガゲイザー(絶版)4枚
・アルティメット・ドラゴン(絶版)2枚
・デーモン・ハンド4枚
・地獄スクラッパー4枚

………すごい(小学生並みの感想)

ホイルカードはVR1枚、Rカードも4枚しか収録されてない上に数合わせのようにバニラが当たり前のように収録されていた時代から考えるといかに豪華な収録内容だったのかが少しでもお分かり頂けましたでしょうか。
ちなみに地獄スクラッパーとデーモン・ハンドが4枚収録された構築済みデッキはこれが初めてです。
これでお値段は2000円前後だったので本当に大盤振る舞いですね。
(あくまでもネット上の話であり、筆者は真偽について全く知りませんがスーパーデッキで昨年度のSRの再録をやりすぎてカドショから苦情が出たとかいう話も耳にします)
スーパーデッキがいかに豪華な商品であったかということが少しでもお分かり頂けたところで本題に移ります。

2.スーパーデッキゲートボールとは


読んで字のごとく、スーパーデッキ同士で対戦するゲートボールのことです。
別の方のものですが、詳細はこちらの記事をご覧いただければわかりやすいかと思います。

無改造そのままで対戦するのも楽しいのですが、筆者は新たな要素を加えてゲートボールのデッキを組みました。(スーパーデッキをそのまま持っている人は他にもいるでしょうしね)

それは、当時の大会で採用されていた「スーパーデッキゼロデュエル」要素の採用です。

3.スーパーデッキゼロデュエルとは

当時公認大会で行われていた、スーパーデッキ・ゼロから10枚まで入れ替えて対戦を行うという特殊ルールを指します。
当時大会に参加すると使用したスーパーデッキに応じてプロモをもらうことができ、上位入賞するとそのプロモの限定版がもらえました。

この要素を採用することでどのカードを不採用にするか、といった楽しさを加え、またある程度デッキ間の格差を埋めることができたと思っています。

今回紹介するスーパーデッキゼロは格差が比較的少ない方ではありますが無改造状態でも強いデッキは改造しても当然強くて元々が弱いデッキは改造しても弱いですが………特にスーパーデッキクロスの弱いデッキ
現在は10枚ずつしか入れ換え用のカードを用意できていませんが、ゆくゆくは各デッキに20枚ずつ用意して更に選択肢を広げていきたいと思っています。

4.スーパーデッキゼロデュエルゲートボールのデッキリスト

というわけで前書きが長くなりましたがお待たせしました。
スーパーデッキゼロデュエルゲートボールのリスト紹介に移ります。

注意事項
①全てのデッキは極神編4弾までのカードプールと2007年11月23日~2008年4月14日までの殿堂レギュレーションで組んでいます。

②新たに採用したカードと不採用にしたカードは全て筆者の独断と偏見で決めたものですのでご了承下さい。
実際にやるときは個人で不採用にするカードを決定して頂く形式を想定しています。

DMC-36 「ヘブン・オブ・ドラゴン」

無改造状態

10枚のカードを入れ換えた改造後が以下のリストとなります。

10枚改造後

IN
超竜バジュラ          4枚
フレイムバーン・ドラゴン    2枚
インフィニティ・ドラゴン    2枚
クリムゾン・チャージャー    2枚

OUT
紅神龍ガルドス         1枚
トット・ピピッチ        2枚
アンビシャス・ドラゴン     3枚
アルティメット・ドラゴン    2枚
バルキリー・ドラゴン      1枚
ボルメテウス・ホワイトドラゴン 1枚

バジュラとインフィニティ・ドラゴンを4枚採用しました。
その他には盤面除去や安定剤を採用して足回りを改良しました。

・超竜バジュラ 4枚
直後に殿堂入りしたカード。
強いから仕方ない。怒涛の4枚採用。
アタックトリガーでの2マナランデスは言わずもがな、天海の精霊シリウスやヘヴィ・メタルにバトルで勝てる13000というパワーも強みです。
ちなみにチッタペロルで盾を触れずにランデスするムーブが決まると楽しいです。

・フレイムバーン・ドラゴン 2枚
生き物が並ぶ環境なので4000火力は侮れません。
バジュラの種としても優秀です。
ちなみにこのカードがないせいで無改造状態だとバイオレンス・エンジェルのタージマルの突破が困難になっています。

インフィニティ・ドラゴン 2枚追加
バジュラ同様、直後に殿堂入りしたカード。
除去耐性のついたバジュラやバルガゲイザーが暴れまわる光景を見るとこのカードが殿堂入りした理由がよくわかると思います。

クリムゾン・チャージャー 2枚
コッコルピア以外にドラゴンの早出しに貢献できるカードがない&コッコルピアが除去されるともたつく点を考慮して安定剤として2枚採用。
2000火力でもキャッスルオブデーモンのマクスヴァルやヘヴィデスメタルのゴッドルピアを焼けたりと役に立つシチュエーションは多々あります。
最も役に立つのはミラーで相手のコッコルピアを焼くときですが、現状ミラーができないのはナイショです。

他にはバイオレンス・エンジェル対策のガレックや殿堂カードのスケルトン・バイスあたりが候補になると思います。
ドラゴンならボルシャック・大和・ドラゴンや紅神龍ジャガルザーあたりでしょうか。


DMC-37「バイオレンス・エンジェル」

無改造状態


改造後


IN
龍仙ロマネスク         4枚
緊急再誕            4枚
聖霊王アルファディオス     2枚

OUT
電脳聖者タージマル       2枚
ホーリー・スパーク       3枚
聖霊王アルカディアス      2枚
風撃の求道者ラ・バイル     3枚

ロマネスク+再誕+アルファディオスのハッピーセットを採用しました。

・龍仙ロマネスク 4枚
当時のパワーカード。
あまりにも強すぎたため、母なる大地・母なる紋章とのコンビ殿堂が急遽設けられました。
天門から射出して大量ブーストを狙います。
使い終わったらさっさと緊急再誕でロマキャンしましょう。

・緊急再誕 4枚
ロマキャン用のカード。
主にアルファディオスの射出に使いますが、普通に余ったマナで手札にある大型ブロッカーを射出することもあります。

聖霊王アルファディオス 2枚
このデッキにおけるフィニッシャー。
手札が強いと天門ロマネスク+エンコマからそのまま緊急再誕で着地します。
バイオレンス・エンジェル以外のデッキには白が採用されていないため、出したらほぼ勝ちです。
タマシードやD2フィールドなんてものは当時存在しません。最速着地で相手を詰ませてやりましょう。
最速アルファディオスが決まるとこれクソゲーなんじゃないかと思う

なお、2007年11月23日の預言者マリエル殿堂前はマリエル+ぺトリアルフレームでロックする構築があったようですが今回はマリエル殿堂後のレギュレーションで構築しているため採用していません。
他の採用候補としては魂と記憶の盾あたりでしょうか。

DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」

改造前


改造後


IN
スケルトン・バイス        1枚 
ブレイン・チャージャー      3枚
龍神ヘヴィ            4枚
凶星王ダーク・ヒドラ       1枚
英知と追撃の宝剣         1枚    

OUT
古の羅漢バグレン         4枚
剣舞の修羅ヴァシュナ       3枚
封魔の戦慄ジュマゾール      1枚
超新星ネプチューン・シュトローム 1枚
悪魔神バロム           1枚

除去の多さとダーク・ヒドラを生かしてヘヴィループのギミックを採用しました。
母屋を乗っ取られた感が否めない

ブレイン・チャージャー 3枚
マクスヴァルしか軽減がないので安定剤として採用。
重いカードをだいぶリストラしたので不要かもしれません。除去札を握っている枚数が重要になるので入れ換えるとしたらエナジー・ライト増量あたりでしょうか。

スケルトン・バイス 1枚
当時は殿堂、後にプレミアム殿堂になるパワーカード。
いきなりの2枚ランダムハンデスは非常に強力です。

龍神ヘヴィ 4枚
このデッキの主役。
ハンドを保持しつつ盤面を除去してやりましょう。

凶星王ダーク・ヒドラ 1枚追加
ヘヴィループギミックを採用しているので1枚追加。
ヘヴィループ以外にもマクスヴァルの召喚時に破壊されたマクスヴァルを拾ってくるムーブ等も地味ながら強力です。

英知と追撃の宝剣 1枚追加
除去を連打してテンポを取ったあたりで唱えてやりましょう。
バロム系列とは違って相手を選ばずに刺さるので1枚追加。

他には魔刻の斬将オルゼキアや解体人形ジェニーあたりが候補でしょうか。


DMC-39「ビクトリー・ソウル」

改造前


改造後

IN
エナジー・ライト        1枚 
サイバー・ブレイン       1枚
ストーム・クロウラー      1枚
ストリーミング・チューター   3枚
アクア・サーファー       2枚
戦攻竜騎ドルボラン       1枚
緑神龍ザールベルグ       1枚    

OUT
怒髪の豪腕            4枚
誕生の祈             2枚
無双竜機ドルザーク        1枚
無双竜機ボルグレス・バーズ    1枚
ヘリオス・ティガ・ドラゴン    1枚
超竜ヴァルキリアス        1枚

リソースを確保するために青を採用。また、
大地から出して強い大型2枚を採用しました。

エナジー・ライト 1枚
ドローソース。
当時の牙バジュラズのリストを参考にして採用しましたが、この枠は他にも選択肢があるかもしれません。

サイバー・ブレイン 1枚
青が入るなら順当に採用されるパワーカード。
強さについては今更説明するまでもありませんね。 

ストーム・クロウラー 1枚
マナ回収。青銅等でマナに落ちた母なる大地を回収するのが主な仕事です。

ストリーミング・チューター 3枚
最大5枚のハンドを確保できるドローソース。
掘れる枚数が多いため、軽量クリーチャー召喚+母なる大地のような動きを取る上でかなり貢献します。

アクア・サーファー 2枚
防御札。
微妙なカードに見えるかもしれませんが、バジュラズ・ソウルがあると盤面に生き物がいることが重要になるので思ったよりもやる奴です。
他に採用する青いカードが思い付かなかったのはナイショ

戦攻竜騎ドルボラン 1枚
色合わせ兼母なる大地からの踏み倒し要因その1。
2面処理はこの環境では強いです。
大地で使い回してやりましょう。

緑神龍ザールベルグ
母なる大地からの踏み倒し要因その2。
これとバジュラズ・ソウルでランデスしながら詰めきってやりましょう。

20枚まで入れ換えカードを増やすなら狂戦士ブレイズクロー等の赤緑速攻寄りに改造するためのカードを採用してもいいかもしれませんね。

DMC-40「ヘヴィ・デス・メタル」

改造前



改造後

IN
コッコ・ルピア         2枚 
解体人形ジェニー        3枚
スケルトン・バイス       1枚
凶星王ダーク・ヒドラ      2枚
地獄スクラッパー        2枚    

OUT
封魔魂具バジル          4枚
邪魂創世             2枚
炎獄スマッシュ          1枚
神滅竜機ガルザーク        1枚
黒龍王ダーク・ジオス       1枚
破壊神デス            1枚

またもやヘヴィループギミック採用。
破壊神デスは真っ先に抜けました。

コッコ・ルピア 2枚
ヘヴィやメタルの早期着地狙いで採用。
デス・フェニックスの着地も狙いやすくなりますね。

スケルトン・バイス 1枚
キャッスル・オブ・デーモンで解説したので割愛。強い。

解体人形ジェニー 3枚
ピーピングハンデス。相手のキーカードをピンポイントでハンデスできるのはやはり強力です。

凶星王ダーク・ヒドラ 2枚
やはりヘヴィループ要因。
ファイヤー・バードやドラゴン・ゾンビの召喚時に墓地に落ちたクリーチャーを後続として拾えたりもします。

地獄スクラッパー 2枚
無改造だと受けがデーモン・ハンド4枚だけなので採用。

他には龍神ヘヴィやダーク・ヒドラの増量等もありでしょうか。

5.最後に

如何だったでしょうか?

このセットはCS会場等にも持っていこうと思ってますので、少しでも興味のある方は是非とも気軽に声をかけて頂けると幸いです。
筆者も対戦する相手がいなくて寂しいためこの記事を読んでくださった方と対戦できるのを楽しみにしています。

また、この記事を読んで下さった方のなかに当時採用されていたカードやデッキについての知識をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非とも筆者までご一報頂けると幸いです。
正直なところ当時のスーパーデッキゼロデュエルについての情報があまりにも少なく、筆者も断片的な情報をもとにして入れ換え用カードを選択せざるを得ない状況であったため、当時を知る方からの意見は是非とも参考にしたいと思っております。

なお、戦国編に発売されたスーパーデッキクロス、神化編に発売されたスーパーデッキサーガについても10枚改造ルールでのデッキを鋭意作成中のため、また後日紹介予定です。

………DMC-43「ネバー・エンディング・ヒーロー」とDMC-45「BATTLE of YAMATO魂」は本当にどうやって改造すればいいんでしょうか、助けてください当時を知る方々

そして流石にやる人はいないとは思いますが、この記事は投げ銭方式とさせて頂きたいと思います。
こんな記事に投げ銭するくらいなら熱中症にならないようそのお金で飲み物でも買って下さい。

万が一変わった趣味をお持ちの方が投げ銭して下さった場合、その費用はスーパーデッキゲートボールの構築費としてありがたく使わせて頂く予定です。
ちなみに有料部分にはマジでどうでもいいことしか書いてませんし、DMなり頂ければどんな内容が書かれているか無償でお伝えします。

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