事実は小説より奇なり

昨年末からずっと「Devision」の1と2を通しで遊んでいる。
「Division」は細菌テロによって荒廃したアメリカが舞台のTPSである。

未知のウイルスに成す術無く死滅した民衆。
都市としての機能をすっかり失った街は緑化して野生動物がうろつく。
一部生き残った人間達はそれぞれ徒党を組み暴徒化。
PCは政府のエージェントとしてこれらをせん滅する事がゲームの主な目的である。

「Division」はコロナ禍以前に発売されたゲームであるが、コロナ以後であればメーカーは自粛して発売を見合わせたかもしれぬ。
それくらいコロナ渦中のリアルのアメリカを連想させ、ゲーム自体はよくできているのだが色々と身につまされる内容となっている。

そんな事を考えていたら今日のニュースにて、アメリカの連邦議会議事堂がトランプ支持者達により占拠されたと聞いて呆然とした。

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トランプ支持者達によって占拠されたアメリカ連邦議会議事堂


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Divisionではトゥルーサンズと呼ばれる武装勢力によって占拠されている


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議長席でくつろぐトゥルーサンズの雑魚兵士


パンデミックもポストアポカリプスもゲームではありがちな素材だが誰も現実化する事を望んでなどはいない。
もはや平和で退屈な日常を懐かしくすら思う日々である。