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新文化ホールって何?

新文化ホールって何?

(新文化ホールについてよくある質問)


Q1 新文化ホールって何?

A1
新文化ホールは、福知山市における芸術文化、歴史文化、
その他文化的な価値を有する
あらゆる「文化」の振興を推進する拠点となる施設です。
新文化ホールは、
①ホール機能
②創造活動機能
③交流機能
④防災対応機能
を有し、ホールについては、幅広い音楽利用に対応し、
楽器の生音の響きを活かすことができる
すぐれた音響性能を備えたホールとします。
【基本計画(案)p2、p4】


Q2 なぜ、現厚生会館跡地に建設することに決まったの? いつ決まったの?

A2
建設候補地については、
市有地を活用する方向性としたことから
市内6カ所を建設候補地にあげ、
令和5年2月21日に開催した第6回検討委員会と
3月28日に開催した第7回検討委員会において
比較検討を行いました。

その中で、市街地エリアに立地し、
利便性が高く日常的に立ち寄りやすいこと、
周辺の公共施設との連携やまちなかの回遊が容易であること、
御霊公園に隣接し、歴史的にも文化の中心となってきたエリアであり、
これまでの本市におけるまちづくりとの整合性を図ることができる

といった検討委員会の意見と、
基本構想策定時のパブリックコメントなどを踏まえ、
「厚生会館用地」を建設予定地としています。
【基本計画(案)資料編p2】


Q3 6つの候補地の選定理由は?

(伯耆丸公園などはなぜ候補地に上がらなかったの?)
A3
建設候補地の選定にあたっては、
新文化ホールが果たすべき役割や機能・構成等をふまえるとともに、
法規制や行政計画、公共交通機関や
道路等のアクセス条件などの観点も考慮し、検討しました。
新たに建設地を確保することになると相当の時間を要すること、
また新たに建設用地を取得すると大幅な事業費の増加となるため
市有地を活用することとしました。

伯耆丸公園用地は、造成等に莫大な費用が必要となることや
福知山城の一部であったことから
造成には調査等の時間を要する

また、市役所やハピネスふくちやま等の敷地と
一体の土地として今後検討する必要があるため
候補地から除外しました。
【基本構想p31、基本計画(案)p12、資料編p20】


Q4 そもそもなぜ厚生会館を今のまま使い続ける(もしくは小規模改修)ではだめなの?

A4
文化活動の核となる文化ホールの整備については長年の課題であり、
昭和57年10月に
文化芸術会館(仮称)等の建設の資金に充てるため
文化芸術会館等建設基金を設置しました。

厚生会館は、開館から60年経過しており、
平成13年に大規模改修を行いましたが、
建物及び設備等の老朽化が著しく、
改修により機能や利便性を向上させることは困難となっています。

福知山市文化振興基本方針策定時の市民アンケートでは、
厚生会館について、
41.3%が新しく建替え、
13.2%が施設機能強化を求められており、
利用者満足度が低く、
施設の充実を求める人が多い状況が確認できました。

また、公共施設マネジメント個別施設計画においても
「更新(建替)」の方針で整理しています。
【文化振興基本方針p9、基本計画(案)p1】


Q5 なぜ客席数600席の小さなホールになりそうなの?

A5
平成30年度 厚生会館大ホールの
本番1回当たりの利用人数は
200人程度の利用が全体の52.2%で最も多く、
600人までの利用の割合は、86.7%となっています。

新型コロナウイルスの流行による新しい価値観の台頭や
今後の本市の人口推計等を踏まえるとともに、
これまでの厚生会館の利用状況や
施設利用団体へのヒアリング結果から
基本構想では、収容人数を500~800人程度を想定しました。

そして、新文化ホールの客席数については、
演技者の表情が分かり、舞台と客席の一体感が得られる空間とするために
600席程度としています。

施設の規模や機能については、様々な考え方がありますが、
新文化ホールに期待することとして
「本格的な鑑賞環境の確保」や「規模よりも性能」を
求める意見があることから

音楽利用をはじめとした舞台芸術などに
対応できる機能を有したホールを検討しています。
【基本構想p11、p29、基本計画(案)p5】


Q6 これまで厚生会館で客席を外してなしで行っていたイベント(展覧会など)は今後どこでやればいいの?

A6
新文化ホールは、展示会なども開催する
多目的ホールである厚生会館と異なり、
音楽利用をはじめとした舞台芸術などに
対応できる機能を有したホールになります。

これまで厚生会館で開催していた展示会等については、
市民交流プラザなどの市内の他の施設と機能を分担し、
新たな開催場所を調整・検討する必要があると考えています。
【基本計画(案)p4、p6】


Q7 ここから先どのようなスケジュールで計画が進み、いつオープンするの?

A7
新文化ホールを厚生会館用地で建設する場合、
まず厚生会館を解体する必要があります。

通常建物を解体するのに解体設計から解体工事に1年半から2年、
新たな建物の基本設計・実施設計に2年、
建設工事に2~3年かかることを想定しています。

現時点では、令和10年度の開館を想定しています。
【基本計画(案)p21】


Q8 建替え工事中、利用できない期間はいつからいつごろの予定?

A8
現時点では、3~4年間施設が使用できないことを想定しています。
【基本計画(案)p21】


Q9
ずっと昔、「現防災センターの土地に文化ホールが建つ」って
聞いたことがあったけど、それはなぜなくなったの?
そこからの経緯~R4ワークショップ・パブコメ・新文化ホール整備基本構想・基本計画検討委員会開催~計画案策定までの流れを教えて

A9
現在防災センターが設置されている土地については、
駅南土地区画整理事業において、
市街地に大規模な市有地として確保したものです。

その後、当該地の土地利用について様々な検討をする中で、
防災センターを設置することになりました。

防災センターは、過去の災害の教訓を生かし、
市民のみなさんと共に「災害に強い福知山市」を
作り上げていくための拠点施設として、
消防本部・消防署機能に加え
市民防災研修機能、災害対策機能を併せ持つ
「福知山市消防防災センター」として計画され、
平成24年5月1日から運用を開始しています。

厚生会館については、市民団体等の意見を聴取し、
平成27年4月に
「厚生会館改修の進め方」としてとりまとめ、
厚生会館の改修を計画していましたが、

平成28年度に老朽箇所等が多く、
当初の計画していた経費を大きく超過することが判明したため、
改修事業を進めることをいったん立ち止まり、
文化振興の基本的な方針を策定する中で
最も適切な文化振興施設のあり方を検討することになりました。

そして、平成31年3月策定した
「文化振興基本方針」において
「文化活動の核となる文化ホールについて、新たな建設も含め検討」と
定め、
令和3年3月に策定した「公共施設マネジメント個別施設計画」では、
「更新(建替)」の方針で整理しています。

さらに令和4年3月に策定した
「まちづくり構想 福知山」において、
「生きがいづくりや文化芸術活動の発表・鑑賞の機会の確保、文化振興の担い手となる組織・施設の充実、文化交流を通した広域連携の展開」
をこれからのまちづくりの課題としています。

新文化ホール建設の検討については、
令和4年7月に
地域の文化関係者や有識者、市民公募による委員等で構成する
「福知山市新文化ホール整備基本構想・基本計画検討委員会」
(以下、「検討委員会」という。)を設置しました。

検討委員会では、別表のとおり、
様々な意見聴取をふまえて議論を重ねてきました。

この検討委員会等での議論や意見に基づき、
令和4年12月に「福知山市新文化ホール基本構想」を策定しました。
その後引き続き施設の機能や規模、施設構成等について
具体的に議論を重ね、
新文化ホールで実施するべき事業や活動から、
施設に必要な規模や機能、建設予定地の選定、
管理運営に関する基本的な考え方等を整理しました。

これらの検討委員会の議論に基づき、
「福知山市新文化ホール基本計画(案)」を作成しました。
【基本構想p1、基本計画(案)p1、資料編p2~3】

--ここまで--

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