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1日10分の習慣化が合格につながった話

中小企業診断士(登録予定)のくるるんです。
アクセスいただき、ありがとうございます。
今回は、中小企業診断士二次試験の勉強中に私が大切にしていた習慣についてお話します。

とにかく時間がなかった受験受験生活2年目

私は1次試験1回(R2)、2次試験を2回(R2・3)受験しました。
1次試験の受験勉強をしていたときは育休中だったので、子どものお昼寝中などに学習時間を確保できていました。
しかし、令和2年度の2次試験の前月に復職してからは、自分の時間がほとんど取れず…

労働時間(8時間)+睡眠時間(8時間)+家事・育児(6時間)、これだけで22時間です。
疲れた日は8時間以上寝ていましたし、子どもがぐずると育児の時間はもっと長くなります。
平日勉強に充てられる時間はほぼゼロ、という日は多かったです。

それでもやると決めていたこと

令和2年度の二次試験に不合格になり、EBA中小企業診断士スクールの通信生になりました。
スクールでは「100字訓練」を必ず毎日やるよう指導されました。

EBAの100字訓練 – EBA (ebatokyo.com)

特定のテーマを制限字数内で記述する課題が毎日配信され、10~15分程度で取り組みます。
私は在宅勤務の開始前に行うのをルーティーンにしていました。

子育て中の受験生の方のなかには、朝早起きして勉強されている方もいらっしゃいますね。本当に素晴らしいと思います。
私の場合、自分が起きると子どもも目覚めてしまうことが多く、諦めました…
体力もなく、8時間寝ないとダメなタイプですし。

そんなぐーたらな私は、朝子どもを保育園に送って、帰宅して残りの家事を済ませた後、机に向かいました。
毎朝8:45過ぎ開始になることが多く、「あぁ~、もう仕事始まるじゃん!!」と焦っていました。
今思えば、限られた時間のなかで集中して取り組んだのがよかったのかもしれません。

6月ごろまでは、平日はほぼ100字訓練のみだった気がします。
※2年目は勉強時間の記録をあえて残さなかったので、記憶があいまいですが…

「チャンクを小さくすること」の大切さ

先生は講義中に「どんなに忙しくても、100字訓練だけは毎日やって!」とよくおっしゃっていました。
「日々取り組むことのチャンクを小さくする」ことで継続のハードルが下がるのだそうです。

当初、私は半信半疑で、他の受験生のようにまとまった学習時間を確保できないことが気になって仕方がありませんでした。

「このままじゃ、今年も落ちる」
「子どもが生まれる前に勉強しとくんだった…」
「このペースじゃ、合格までいったい何年かかるんだろ」
と1000回くらい、思ってました笑

それでも何とか、毎日100字訓練に食らいつくように取り組みました。
回答がまったく思いつかなくて、解答例を写経するだけの日もありました。
同じ問題を繰り返し解きなおすこともできず…
ただ、「ミスノート」になぜ間違えたのかや周辺知識を書き残すことはしていましたね。

数か月続けた結果、少しずつ、解答例の一部分に近い回答が書けるようになりました。
「最初はうまく書けなくて気持ち悪いかもしれないけど、続けるとだんだん書けるようになるから」
先生の言葉の通りでした。

本試験はとても緊張しましたが、100字訓練で鍛えた理論想定力が発揮できました。

100字訓練が、1回30分かかるボリュームだったら、続かなかったと思います。
確実にこなせる量で、質の高いトレーニングを毎日継続する、シンプルな積み重ねですね。

最後に

受験勉強に限らず、何かを続けたいと思ったら1日5分でも10分単位で作業を細分化することが大切ですね。
いきなり、「1日2時間やる」と決めても、忙しいとすぐリバウンドしてしまいますしね。

これから新しいことに取り組むときも、持続可能なボリュームを設定するよう心がけたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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