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2023年の運気を四柱推命で見る!立春から始まる新年の特徴と活かし方

こんにちは、くるみです✨

今回は、2023年の運気についてお話しします。

四柱推命で新年は「立春」。

なので2023年は、2月4日 11時48分から始まります。

このnoteを読んでくださっている方は、「四柱推命を学びたい」という方が多くいらっしゃいます。

前回の日主別の運気予報につづいて、「2023年の世の中全体の運気を占う方法」についても、やり方を具体的に説明してゆきます。

ちょっと難しい部分もありますが、このまま読み進めていってくださいね✨


一年の運気の読み方


一年の運気を読む場合、つぎの二つの観点から読んでゆきます✨

一つは、十干【みずのと】と十二支【】の意味をもとに、2023年の年干支【癸卯みずのとう】の運気を読む方法。

そしてもう一つは、「一世」という時間の単位を用いる方法です。

「一世って何ですか?」

まずは「一世」の説明から進めてゆきましょう。

「一世」 と 「世干支」 について


「一世」とは時間の単位のこと。

一世=30年です。

四柱推命は、「年」「月」「日」「時」という4つの時間の単位を干支に置き換えて読む東洋の占術です。

この「年」「月」「日」「時」という単位以外にも「元」「会」「運」「世」「分」「秒」という時間の単位があり、これらも干支に置き換えられます。

※ちなみにこれらの時間の単位は、宋の時代の儒学者・邵雍による『皇極経世書』という本に書かれています。

一年の世相を読むときは、「年」「月」「日」「時」よりも上位の時間の単位を見る必要があります。

その上位の時間の単位が、一世 (30年) です。

現在の世干支は、2014年から【乙亥きのとい】。

一世=30年なので、現在の世干支【乙亥きのとい】は2044年までつづきます。

したがって、2023年の世相は、現在の世干支【乙亥きのとい】と、2023年の年干支【癸卯みずのとう】の関係をもとに読んでゆくことになるのです。

以上、四柱推命で一年の運気を読む場合の二つの観点、①年運干支の意味を読む②世干支と年干支の関係から意味を読む、これについてお話ししました。

ちなみに、ご紹介した「世干支」 を使った読み方は、四柱推命の師匠・浅野太志先生におしえていただいたんですよ✨

ちょっと小難しい説明になってしまったかもしれませんね…✨

次の項で本題の「2023年の運気」について、お話を進めてゆきましょう。

このまま着いてきてくださいね^^

2023年の運気について


♦ 年運干支【癸卯】の一年とは?

ご存知のとおり、天干の【みずのと】は、雨水や小さな水たまりのイメージで、恵みの水を表す干です。

みずのと】は、知恵の星といわれるように、どんなことにも柔軟に対応して、円滑に導くかんでもあります。

このほか【みずのと】には、「はかる」「基準」「筋道」「法則」といった意味があるんですよ✨

いっぽう【癸卯】の地支【卯】は、湿り気をもった春の草花のイメージの十二支。

春の若芽の【卯】は、ひ弱に見られる向きもありますが、蔵干に【甲】も入っていることから、生命力にあふれ、つねに頼りになる対象を見つけて行動するしたたかさも持ち合わせている十二支でもあるんです。

それと【卯】という漢字は、門を開くかたちに見えませんか?

(見えますよね✨)

以上から、2023年は「筋道を立ててしたたかに知恵を活かし、未知の世界に扉を開き、物事を次のステージに進めてゆく一年」となります。

持ち合わせている知恵を、どのように扱ったら周囲の人々の幸せにつなげられるか…この視点も大切にしながら、2023年を過ごしてゆきましょう。


♦ 世干支と年干支の関係から読むと?

つづいて、現在の世干支【乙亥きのとい】と、2023年の年干支【癸卯みずのとう】の関係をもとに2023年の世相を見てゆきましょう。

四柱推命で個人の運気は、「日」の天干 (日主) を軸に読みます。

しかし世相を見るときは、「世」の天干を軸に読みます

つまり、2023年の世相は、【きのと】にとっての【みずのと】の関係で読むということです。

きのと】にとっての【癸】を通変星で出すと【偏印】

通変星【偏印】は、全部で10種類ありますが、【乙】にとっての【癸】の【偏印】は「草花にとって恵みの雨」を意味する理想的な【偏印】です。

現在の世干支は【乙亥きのとい】。

世支の【亥】の影響で、2023年の年支【卯】は三合半会して「木の五行」の作用が強くなります。

したがって、吸収した知恵や新しい気づきが、人々の生きるエネルギーとなって、世の中をより良い方向へ促すための原動力になる。

このように読み解くことができるのです。


まとめ|四柱推命 2023年運気


2023年の全体運の特長と活かし方のヒントをお伝えして、この記事をしめくくります✨

♦ 2023年の全体運

  1. したたかに知恵を活かしながら、扉を開けて未知の世界に進む

  2. 知恵や新たな気づきは、世の中をより良い方向へ促す原動力となる

♦ 2023年をより良く生きるヒント

  1. 物質よりも精神性や精神世界を大切にする

  2. 先生と呼ぶべき人とかかわり、教えや助力を受ける

  3. 大切なことは、自分の直観を活かして選ぶ


通変星【偏印】といえば、放浪の星ですね✨

ボヘミア〜ン♫

【偏印】は、社会から一旦離れることで、かえって人生の新しい気づきを得られ、生まれ変わったり精神的な悟りに目覚める星といわれています。

直観や好奇心の赴くままに行動する機運は高まり、これが原動力となって、世の中をより良い方向へ導く〝創造的破壊〟があちらこちらで繰り広げられる

2023年【癸卯】の一年は、そんな年になることでしょう!

敬愛する藤原直哉先生の最新動画『大衆が動き出すタイミング』もシェアします✨

大衆が覚醒し、いよいよ大転換が始まるイメージを共有できたら、と思ったのです。

そしてもし、生きてゆくことが辛くなったときには、こちら樹木希林さんのフレーズに触れてみてください✨

楽しむのではなくて、面白がることよ。
楽しむというのは客観的でしょう。
中に入って面白がるの。
面白がらなきゃ、やってけないもの、この世の中。

『樹木希林 120の遺言〜死ぬときぐらい好きにさせてよ』

日主別の2023年の運気は、こちらをお読みくださいな✨

四柱推命で新年は、立春から始まります。

元旦から始まる1月の1ヶ月間は、本格的に【癸卯みずのとう】の一年のスタートに向けた助走期間としてとらえると、余裕をもって過ごせるのでとってもおすすめですよ✨

お互いに2023年を手応えのある一年にしてゆきましょう✨

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今回も最後までお読みくださりありがとうございました✨

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「今年の運気」にまつわる記事 (全4編) はこちらをお読みください✨


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