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自分の力や価値に自信がないあなたは【欠金】タイプ?四柱推命で「樵のジレンマ」を克服する方法

こんにちは、くるみです✨

あなたは「きこりのジレンマ」をご存知ですか?

きこりのジレンマ」とは、やらなくてはならない大切なことを抱えながらも、日々の作業に追われて、本当に大切なことに着手できない状態をいいます。

この言葉は、noteの責任者である深津貴之さんが自身のnoteで紹介したものです。

深津さんは、昔話の一節を引用して、きこりのジレンマを説明しています。

昔々、きこりが木を切っているところに、旅人が通りがかりました。

あるきこりが、必死に木を切っていました。

そこへ通りがかった旅人が、きこりの斧は長く手入れがしてないようで、刃がボロボロです。これでは切れるわけがありません。

旅人は見かねて「そんな斧では仕事ができなかろう。斧を砥といだほうがいいのでは?」と、きこりに助言をしました。

するときこりは、答えました。

「そんなことは知ってるよ…でも、今日の仕事が一杯で、それどころじゃないんだ」

斧を砥ぐことの価値(深津貴之さんのnote)

この話に共感する方は多いのではないでしょうか。

私たちは、日々の仕事や家事に忙殺されて、自分の成長や目標に向かって努力する時間がないと感じることがあります。

しかし、そのままでは、いつまでたっても変わらない状況に陥ってしまいます。

では、どうしたらよいのでしょう?

今回の記事では、四柱推命の観点できこりのジレンマ問題について考察し、改善策をご提案します。

このまま読み進めていってくださいね✨



きこりのジレンマを抱えやすい命式とは?


四柱推命には、きこりのジレンマという問題を抱えやすい命式があります。

いわゆる【欠金けっきん】タイプと呼ばれる命式です。

欠金けっきん】とは、日主が金の五行で、木の五行の勢いが強い命式で、木の五行が強過ぎて、金の刃が削がれてしまっている状態です。

自分自身を表す【比劫】よりも【財星】が大きい身弱多財みじゃくたざいの命式です。

こちらのような命式が、【欠金けっきん】タイプの命式です。

日主が弱い身弱タイプの命式の人は、自分の力や価値に自信がなく、自己評価が低い傾向があります。

さらに、自分自身を示す【比劫ひごう】と【財星】の関係を見てください。

比劫ひごう】<【財星】となっているのがわかりますよね。

自分ができることや持っているものよりも、高いものや多いものを欲しがると、自分の本当の気持ちや大切にすべきことが見えなくなりやすく、その結果、自分の力や価値を認められなくなって、自己評価が低くなる。

そんな悪循環に陥りやすい傾向があるのです。

これが、身弱多財みじゃくたざいの命式の人が陥りやすい問題です。

【欠金】タイプの命式の人は、とりわけお金に関する問題に注意する必要があります。

欠金タイプの注意点
・お金の管理が苦手で、お金の流れをコントロールできないことが多い
・木の五行が強すぎて、財星の金の五行を消耗してしまうことがある
・お金につられて詐欺に引っかかったり、信頼していた恋人にお金を取られたりするようなことがある

四柱推命では、五行という五つのエネルギー(木・火・土・金・水)を使って、自分の強みや弱み、適性や相性などを分析します。

このように、五行のバランスが自分の運気や人生に影響を与えます。

そこで、四柱推命の知識を活用して、きこりのジレンマを解決する方法をお伝えしたいと思います。


きこりのジレンマを解決する方法


では、【欠金】タイプの命式の方は、どのように改善してゆけばよいのでしょうか?

まずは、金の五行を用いて、日主のパワーを強めていくことが最優先です。

金の五行は、判断力や論理力、計画性や実行力などを表します。

金の五行が弱いと、自分の目標や優先順位を明確にすることができず、細かいことにこだわってしまったり、他人の意見に流されやすくなったりします。

また、金の五行が弱いと、自分の能力や価値に自信が持てず、自己評価が低くなりがちです。

その結果、自分の本当にやりたいことや大切なことに取り組む勇気や時間がなくなってしまいます。

これが、きこりのジレンマの原因です。

では、どうすれば金の五行を強化することができるでしょうか?

金の五行を強化するには、以下のことに気をつけると良いでしょう。

金の五行を強化する対策
・自分の目標やビジョンを明確にする
・一日のスケジュールやタスクを計画的に管理する
・自分の能力や価値を客観的に評価する
・自分の強みや得意分野を活かす
・自分の弱みや苦手分野を改善する
・自分の意見や決断をしっかりと伝える
・他人の意見やフィードバックを参考にする
・斧を砥ぐための時間や方法を見つける

これらのことを実践することで、金の五行が強くなり、きこりのジレンマを克服することができます。

しかし、水の五行が巡ってくると、無理な仕事に手を出したくなる傾向も出てきます。

理由は、【欠金】タイプの命式にとって、大運や年運で水の五行が巡ってくると、木の氣のエネルギーがさらに強くなってしまうからです。

今年2023年は、癸卯みずのとうの年で、みずもくの氣のエネルギーが強くなる一年です。

【欠金】タイプの命式の方にとって、財運や健康運に大きな影響を出ややすいので注意が必要な年回りなんですね。

私は《四柱推命★フォーチュンセッション》というプログラムを提供していますが、その中で、お金と健康に関する問題を抱えている方がいらっしいました。

【欠金】タイプの命式をお持ちの女性です。

その方は、農家の方で、今年の夏にメロンを育てることに挑戦したのですが、労力をかけたわりには収穫につながらず、損失と疲労を負ってしまったとおっしゃっていました。

【欠金】タイプの命式の方は、水の五行が強まると、必然的にもくの五行エネルギーが増えて【財星】が強くなるため、自分の能力を超える仕事に挑戦したい気持ちになる傾向があります。

とても興味深いことに、この女性は「今年は絶対にメロンを育てたい!!と思っていた」そうです。

四柱推命でこのように解説できますが、なんとも興味深い現象ですよね…✨

もくのエネルギーが高まる年は、2024年:甲辰きのえたつ年、2025年:乙巳きのとみ年とまだ続きます。

ですから、【欠金】タイプの命式の方は、金の五行を増やす方法を意識的に実践していただきたいと思います。

金の五行を強化する対策
・自分の目標やビジョンを明確にする
・一日のスケジュールやタスクを計画的に管理する
・自分の能力や価値を客観的に評価する
・自分の強みや得意分野を活かす
・自分の弱みや苦手分野を改善する
・自分の意見や決断をしっかりと伝える
・他人の意見やフィードバックを参考にする
・斧を砥ぐための時間や方法を見つける

noteの責任者・深津貴之さんも、このように書いています。

そんなわけで生産性や能力に伸びしろがあり、中長期の成果を求められる場合、だいたいのケースでは「最初に斧を砥ぐ」ことが大きな力と意味を持ちます。
日々の仕事に追われてる…と感じるときは、いったん立ち止まって「斧を砥ぐ余地」がないかを考える。
たった1日手を止めて、マニュアルを作ったり、VBスクリプトを書いたり、チェックリストを作ったりするだけで、仕事の効率はビックリするほどあがる。

斧を砥ぐことの価値(深津貴之さんのnote)

自分の命式の特長をつかむことで、運気の吉凶をふまえて自分に合った対策を立てることも可能になります。

もし、あなたがきこりのジレンマに悩んでいるなら、ぜひ一度、四柱推命で自分の命式のタイプを知ってみるとよいでしょう。

すでに、自分の命式の特長を知っている方は、ご紹介した【比劫】の強化策に、ぜひ取り組んでみてください。

では、今回はこのへんで✨


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読んでくださりありがとうございました。
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