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無意識に自分を守る「防衛機制」12種

「防衛機制」は、キャリアカウンセリングに必要な知識の1つで、覚えたらすぐ使えます。

「防衛機制」は12種に分かれます。
たくさんあるので4つご紹介します!

【隔離】
自分の周りで発生している問題で、気づいているが受け入れがたい事実や感情を意識しないこと。切り離したり逃れようとすること。
…例)部屋の掃除中に漫画を読んでしまう。

【合理化】
満たされない欲求に都合の良い理由を付けることで、自分の失敗や好ましくない体験を正当化しようとすること。
…例)欲しいものが売り切れていた時、もっと良いものに出会えるはずと思う。

【置き換え】
特定の人物や物などに向けられた欲求や感情の表現が難しい場合に、対象を別の人物や物に置き換えること。
…例)上司への怒りを妻に向ける。

【昇華】
性的欲求や攻撃的欲求といった反社会的で認められない強い感情や欲求を、社会的・道徳的に認められる形に置き換えること。主にスポーツや芸術、仕事や学業へ衝動欲求を転換する。
…例)資格の勉強や、昇格への努力。

参考…http://www.counselorweb.jp/article/287882863.html#i-12

防衛機制が働くことは正常な状態で、つらいなら素直に防衛した方が良いと思います。

ですが、防衛機制に依存し、思い込み決めつけが強すぎる人は、自分の本心に気づく=自己理解を深める事で本来の問題の解決に近きます。

一方で防衛機制を「逃げ」と捉え、問題に真向から立ち向かう人は、疲れてしまう。だからこういう守り方もあるよと、意識的に防衛させる事で消化できる感情が増える。

自分がどの防衛機制を使いがちか、知っておくと心が軽くなる。しんどい時、本能で守ってあげてください。

あなたを守るためにカウンセラーがいます。
カウンセラーは話を聞いてくれる優しいだけの人じゃないです。

ロジカルなキャリア理論を頭に詰め込みながら、理論に当てはまらない感情と葛藤と日々向き合い、話を聞きながらも相手の感情に引っ張られないよう、めちゃくちゃ脳みそ使ってます。プロです。

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