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こだまさんサイン会at伊野尾書店

作家のこだまさんのサイン会に行った話し 

9月3日土曜日、東京の新宿区中井にある[ 伊野尾書店]さんにて、こだまさんのサイン会がある、ということで、行ってまいりました。 

サイン会は、前日突然1人キャンセルがでた、とのことで、急いで伊野尾書店さんの店長さんにDMして、奇跡的に権利獲得!集合時刻などを確認し、嬉しさと興奮でよく眠れないまま、当日を迎えました。 
 
こだまさんを知ったのは、デビュー作の[ 夫のちんぽが入らない]からで、いろんな意味で衝撃で、笑い泣きしながら読んだ初めてのエッセイ本で、ああ、天才ってこういう人のことなんだなぁ、と思って、それからすっかり虜になった作家さんです。 
 
こだまさんは、ご家族など周りの人達には一切作家活動のことはかくして活動していらっしゃるのは存じあげていたし、どこに住んでるのかも謎[ 北の大地らしいくらいしか情報なし]で、なかなか、おしまい地から、飛行機で都内にくることはなさそうでしたので、都内での貴重なサイン会を逃す手は無い!と思っていたものの、すぐに定員に達してしまい、諦めていたところに巡ってきたラッキーチャンスでしたので、夢みたい!((( *´꒳`* )))❤と思い、ここで、今年の後半の運を全てつかい果たした感があった程です。

さて、当日。サイン会は夕方から。 
私は17時40分集合、ということでしたので、自宅にて、それまでのありったけのこだまさんへの私の想いをこめた、気持ちの悪いファンレターをかきあげ、東京行きへの電車に乗り込みました。中井駅は初めて降りる駅。頭の中で、忘れないように、中居正広、中居正広、とブツブツ口ずさむ、アラフィフババァのやべぇ私。

さて、無事に駅には到着したものの、絶望的な方向音痴のため、サイン会場の伊野尾書店さんとは逆方向の商店街らしき所をウロウロしつつ、こっちじゃなさそう、と泣きそうになりながらGoogle先生になんとかナビをお願いし、無事に伊野尾書店さん近くに到着。 

すでに人が並んでおり、店の外は厳戒態勢。 (ただ単に列への声かけでしたがw)
スーツをピシッときた、多分太田出版さんとおぼしきスタッフさん男前2人と、伊野尾書店さんのスタッフさんらしきエプロンをした女性2人が、サイン会の誘導と説明をしていました。 
なにやら、中のサイン会には2人づつしか入れない模様。  
コロナ対策だろうな、と思われました。  

おとなしく、スタッフの方に誘導されるがまま、まずは、書店さんのレジにて、こだまさんの新刊【⠀ずっと、おしまい地】購入。チラりと横目でみると、レジ横には、な、なんとマスクを被ったこだまさんが!
なにやら、めっちゃ元気に楽しげに、サインしながら、ファンの方と談笑してる!!キャッキャウフフしてる!!声、可愛い!ラジオのボイスチェンジャーなみに、明るい声しててびっくり!(9月6日放送、TBSラジオ荻上チキのsessionを是非きいてたしかめてみてくださいw) 
こだまさん、今日、めっちゃ元気なんですね、、、。良かった。ε-(´∀`;)ホッと思いつつ、会計をすませて、私は一旦外の列に並び、自分の順番がくるまで人間観察をしながら、待っていました。 
 
そこに、私の目に強烈にとびこんできた人が1人。列の右側にあるコンビニに座って、なにかを飲みながら、話している地元の人らしきおじいちゃん。 
列をずーっとみてる、、、。  
(ストロングゼロを持っているとしったのは、その日の同じくサイン会にならんでた人の呟きで知る)お酒入ってたんですね。😊。 

なにやら、行列が気になって仕方ないらしく、とうとう行列にならぶ、私の前にいた男性に突進してきた。ww   
  ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━ !!!! 

私はスマホをみるふりをしながら、一部始終をきいていたところ、伊野尾書店さんのお店の外壁に貼ってあった芥川賞受賞された女性作家さんがきてるのだと思っていたらしく、絡んだ男性に、この人が来てるのか??と尋ねるストロングゼロおじいさん。違うんですよ、と優しくこたえる若き紳士。 

こだま、さんていう人です。 

おじいちゃん、いまいちピンとこなかったみたいで、下の名前をきいたり、なんだりかんだり。w 
いつからいたのかは、知らないけれど、何と、そのおじいちゃん、こだまさんの素顔をみた、的なことをいいはじめ。www綺麗な人だった、俺、みた、といって、マウントとって、また定位置のコンビニ前へ。 
思わず、私は笑ってしまったのですが、みんな静かに、何事もなかったかのように並び続けていたので、[ 皆さん、大人なんだわ、、、]と自分を恥じた次第。 

30分押しで、ようやく自分の順番がきて、念願のこだまさんにサインをしていただく。 
神々しすぎて、直視できず、隣にいた美人担当者さんに話しかけてしまう私。 
ファンレターを渡し、自分の名前をこだまさんに告げる。 
なにも話さないで、潤滑なサイン会の為に時間をつかわせないように、と思ったものの、ストロングゼロのおじいちゃんの話しをしてしまう、私。 
並んでた時に、こんなことがありましたよ、的な。 
こだまさんも、担当者さんも、まぁ!!とびっくりされていましたが、私も、なんか余計なことをいってしまったような気にもなり、そそくさとサイン会場をあとに。 
お店をでてからも、まだまだ長い行列が続いていたのみて、19時にはおわらないかもなーと思いながら、伊野尾書店さんをあとにしました。ストロングゼロのおじいちゃんが、まだコンビニ前にいたのは、しかと確認。 
まさか、その後、並んでサインをもらった、とその日のツィッターをみて、知った時には驚きました!🤣🤣🤣🤣🤣 
もらったんかーい!! 

なんだか、こだまさんのサイン会らしい、ほっこり時空が歪んだ、そんな素敵な夏の終わりの出来事でした。



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