【ママライフ】誤飲騒動〜生後7ヶ月 何を誤飲したかわからない場合の対処法〜

1.はじめに

娘が生まれて早8ヶ月。
色々と書きたいことはあるのですが、なかなか1人の時間が取れず。
産前に想像していたよりも遥かに1人の時間が取れないのが現状ですが、娘と旦那さんと過ごすということは全くもってストレスではありません。
とはいえアウトプットもやはり重要なので、少しずつ時間を見つけて書いていきたいと思います。

ということで先日、生後7ヶ月の娘に起きた誤飲騒動について少しまとめました。
正しくいうと誤飲疑惑騒動で、結局は何も誤飲していなかったというのが結論です。

誤飲というと5歳以下の子どもに多く起こりやすい事故で、洗剤等の液体に加えてボタンやビーズ等の固形の形状でも起こりうります。
誤飲にもまずざっくり以下2パターンの状況があります。

①誤飲した物が把握できている
②何かはわからないが、何かを誤飲した可能性がある

①の場合は検索エンジンで調べると小児科等のウェブサイトで正しい処置方法をすぐに確認することができます。
→例:【医師監修】赤ちゃんが誤飲、誤嚥したときの対処(2)

娘の場合は②、というかそもそも誤飲したかどうかもわからないけどその可能性が拭いきれないという状況でした。
そういった場合は検索エンジンでもどのように調べていいのかわからず、思いつくキーワードを入力しても結局は誤飲した物に応じた対処方法にしか辿り着けませんでした。
以下、私の対応の流れを記します。

2.騒動までの経緯

◆発生場所
発生したのは私の実家でした。
自分の家であればある程度どこに何があるのか、危険物の有無は把握できていますが、
実家の場合はそうもいかず、今回の騒動につながってしまいました。

◆発生時の状況
ずりバイのスピードがここ数日で格段に上がった娘は、動けるのがとにかく嬉しいようで
いろんなところをずりずり。
その数日前に実家でずりバイしていた際に、ホッチキスの芯が落ちていたこともあり少し注意深く周りを見るようにしていました。
実家は小学生の娘が頻繁に出入りすることもあり、細かいビーズや鉛筆等危険性のある物が落ちていることが度々。
ちなみにホッキスの誤飲は最悪の場合命に関わる場合があるため、ホッチキスを誤飲した場合は早急に小児科に問い合わせる必要があります。

日に日にスピーディーになっていく娘の動きを完全に見守ることは難しく、私が少し目を離して娘に目を戻した際に、壁際をずりずりしていた娘が何やら苦そうな顔をしていました。
娘はヨーグルトやトマト等酸っぱい食べ物を食べるときに苦そうな酸っぱそうな顔をするのですが、その顔に近かったため、咄嗟に私は「何か異物を飲み込んだに違いない」と思いました。
急いで娘を抱き抱えて口の中に手を入れるものの中には何もなく。
特に泣くわけでもなく嘔吐するわけでもなく。
周囲を見渡しても特に周りに落ちているものはなく、気のせいかと思ったのも束の間、
娘がずり這いをしていたのは小学生の姪っ子たちが自分の書いた絵や作った工作を壁一面に画鋲で貼っている壁のすぐ下。
「画鋲を飲んだのかも?」顔が一気に青ざめましたが、ぱっと見て画鋲は足りてそうです。

ただ、一面に作品が貼られた壁では正直画鋲が足りているのか足りていないのかわからず、実家の母に聞いても「多分足りている」という曖昧な回答。

娘は相変わらずご機嫌で這いつくばっているので、その場では一旦大丈夫という結論になりました。

3.騒動発生から約3時間後

少し不安を抱えながらも自宅に帰り、夕方になって娘に離乳食をあげていた時のこと。
普段は割と食べる娘が途中からぐずり始め食べるのを拒否し始めました。

普段だったら単に眠くて機嫌が悪いのかなと気にしませんが、その日は実家でのことが頭をよぎりやはり何か誤飲したのでは、と考え始めました。

気になった時にすぐに病院に行けばよかったものの時は既に夕刻となっており、かかりつけの小児科がちょうど閉まる時間。
私の中で少しずつ不安が高まっていきました。

4.#7119への連絡

1人で不安になっていたところで解消されないと思った私は、#7119に問い合わせを行う事にしました。

#7119とは:消防庁が運営する救急相談センターです。
電話口で医師や看護師と会話ができ、救急車を呼ぶべきか否か、病院への受診要否、受診が必要な場合は近くの病院を紹介してくれるサービスです。

電話はすぐにつながり、状況を説明したところ、窓口から「日付が変わる前に小児科を受診してください」という指示を受けました。
正直これには少しびっくりしました。
自分から電話しておいてなんですが、娘は離乳食をぐずった以外は元気で普段と変わらず、離乳食を終えた後はご機嫌でいたからです。
お恥ずかしい話、私が#7119に電話したのは医師ないしは看護師から「しばらくは様子見で問題ない」と言ってもらって安心したかったから何だと電話をしながらふと気づきました。

近隣の小児科は既に閉まっているため、改めて#7119に電話をし、近隣で診療受付をしている小児科を調べてもらい4件ほど教えてもらいました。
4件はタクシーで大体20分圏内にある大学病院や総合病院で、病院名と併せて電話番号も教えてもらいました。

5.小児科への連絡

教えてもらった小児科のうち最初の1件目に電話で問い合わせをしたところ、看護師の方が出て#7119と同様に状況を聞かれ説明しました。

その後病院からの回答は「咳き込んだり嘔吐していないのであれば様子見で良い」とのこと。
#7119と同じ説明で、同じ看護師資格のある方からの回答の違いにちょっと拍子抜けしました。
病院としては誤飲したかわからないという状況では仮に誤飲した場合であっても、誤飲物がレントゲンに写り込むことは少なく対処がすぐにはできないとのこと。

受診の目安として顔色の変化や嘔吐、激しい咳き込みがあれば再度連絡するように教えていただき、電話を切りました。
2件目以降に電話をかけようか迷いましたが、娘は元気に動き回っているので指示していただいたとおり様子を見ることにしました。

6.誤飲疑惑当日の夜〜翌日以降

その晩は心配で眠っている娘の様子を小まめに見に行きましたが特段変わった様子もなく、翌日以降も同様。
大便から何か出てくることもなく、結局何も誤飲していなかったということで結論づけました。

7.誤飲騒動で学んだこと

当たり前といえば当たり前のことですが、私が今回のこの騒動で学んだ点は3点あります。

①自宅はもちろんのこと、自宅以外で子どもを自由に動き回らせる場合は細心の注意を払う
②誤飲した可能性がある場合はまず子どもの口の中に手を入れる、そして周囲を確認する
③誤飲しかたわからなくても、不安になって検索魔になるなら専門機関に問い合わせを行う


③については今回私が電話した#7119もありますし、公益財団法人 日本中毒情報センター中毒110番というのがあります。
迷った方はこちらに電話してみてはいかがでしょうか。

公益財団法人 日本中毒情報センター 中毒110番
•大阪中毒110番(24時間対応) 072-727-2499
•つくば中毒110番(9時~21時対応) 029-852-9999

以上が私の体験した誤飲疑惑騒動です。
結局は何も飲んでなかったじゃん、というオチですがそれで本当に良かったと思います。
誤飲を予防することが大前提であり何よりも大事ですが、もし万が一のことが起こった際に少しでも参考になれば幸いです。

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