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2024年9月13日高専マテリアルコンテストキックオフイベント@群馬2日目!

座屈試験


髙山先生から実験の説明。
みんなで試験を見守る様子。同じ機械工学科の先生からハイスピードカメラをお借りしました。40000fpsでこの明るさとこの画角。後日飛んでいく試験片の様子をアップします。
端部の処理をすることで接触面がちゃんと接触できるようになるのでは?という仮定の元、鉄鋼やすりで面取りしているところ。
左手には後でほたてを載せる予定のポーズ。
ホタテみたいと学生からコメントがあった座屈試験片
丸棒にノッチをいれました。ほんの少しスキルアップしました。どんな壊れ方するでしょうか??








え!?これ?

狙った効果は得られたか?

大人がその姿をみせて、学生に確かに受け継がれる瞬間をみました。

「え!?なにこれ?すごい!」
「この破面きれい!」
「??これどうなってんだろ。」
「ここよくみて、ちょっとだけ、縦にわれてる」
「別の材料だったら、何が起こるんだ?」
すべて教員の声です。

学生からも声があがります。
学生は本当にそうなるのか?を大事にして、やってみせてくれました。
「面取りしてないから、ちゃんと接触できてないんじゃ無い?面取りしてみよう。やすりありますか?」


小さな変化に目を凝らしてくれました。
「先生、斜めに割れる試験片と縦に割れる試験片があるんですけど、何が違うんですか?」
「こことここの破面色が違います」
「なんで音をたててこわれる試験片と、壊れない試験片があるんですか?」
「動画自分でもとっていいですか?」
まだ材料工学を学ぶ前の学生から声があがります。


「この破面、なめらかできれい」
「この試験片ホタテみたい」
美しさをさがす文化が継がれました。


学生は、たのしみました。
大人は、もっと たのしみました。


学生プレゼン

久留米工業高等専門学校の2年学生から、昨年の活動について、プレゼンをしてもらいました。


プレゼンが上手で、学生も教員もみんな聞き入ってました。ほんとうに今後が楽しみです。

二年生の学生からプレゼン。
同級生からも
「すごかった」
「すごい上手だった」
の声があがります。

来る前は緊張して寝られなかったそうです。
去年は本当に緊張していて、グループワークで喋れなかったみたいです(佐々木も最初科目な人なんだと勝手に勘違いしてました。)

「先生、プレゼン自分なりに少し変えてもいいですか?」
学生さんから9月10日に頂いたコメントです。

発表した資料は、学生さんの色になっていました。自分の心が動いた瞬間を確かに切りとって、誰かに伝えるプレゼンをしてくれました。
学生の姿勢が、それに耳を傾ける皆さんが尊い。


作戦会議 グループワーク

制限時間40分という中で、高専、学科、学年も違う学生たちがアイデアを出してまとめてくれました。この姿は何度見ても、不思議な光景で、学年関係なく活動できるすごさと、可能性を感じます。

一年、二年生、五年生のグループ
一年生、二年生、五年生グループ
一年生、二年生グループ
一年生、二年生グループ
40分という限られた時間で学生がコミュニケーションをとって、ポスター資料作るのは、本当に立派。

お昼ご飯 お寿司

群馬高専前のすし真さんにお邪魔しました。

これで990円。味噌汁つきます。寿司の形がきれい!



スペシャルサンクス

「高専・材料・人をたのしむイベントに本当になっているのか?ほんまにおもろいんか?を確認する、というので委員会はいいんじゃないか。」
企画委員会の委員とオブザーバーの方から佐々木へのコメントです。

材料工学と材料科学が学問になる前に、素朴な疑問とそれを起点とする学生の取り組みが学生の可能性を広げる。

高専の未来は明るい。
材料の未来は明るい。
日本と世界の未来は明るい。
その場にいた大人の誰もが感じたと思います。

群馬高専の髙山先生、山内先生、技術職員の先生方のご協力で、ほんまにおもろいキックオフイベントになりました。

多謝です!

みんなで集合写真とるの忘れました、、、

髙山先生のコメント

「イベントを準備して、あらためてコレ(実験と材料と壊れ方の多様性)は面白いって、私も感じました」
髙山先生の言葉です。ありがたい!

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