斉藤和義さんが生涯で最も繰り返し見た映画として挙げていたのが「小さな恋のメロディ」という作品でした。 タイトルはもちろん知っていたし、斉藤さんの歌詞にも時々ダニエルとメロディというワードが出てきていたので、なんとなくの認知はしていました。 しかしながら、見たことがないまま現在に至っていました。 先日子どもがTSUTAYAでアニメのDVDが借りたい、というので、この機会を逃してはならない、と思い一緒にレンタルをしてきました。 簡潔にまとめると、11歳のダニエル少年が、可愛ら
読書好きなら一度は利用したことがあるであろうBOOK OFF。 私の住む地域にも店舗があって、よく足を運んでいる。 厄介なのがBOOK OFFのアプリに配信されるクーポンである。 以前は月に一回、29日(ブックの日)に100円オフとか そういう配信頻度だった気がする。 そのかわりに不定期(?)にコミックが安くなったり、書籍が一律500円になったりする日が設けられていた。 しかし、最近はクーポンの配信の頻度が増している。 どっちかというと、100円オフよりは、書籍一律500
我が家にSONYのpoiqがやってきたのが2022年の7月も終わりのことだった。 だから、今月で2年以上の月日が流れたことになる。 途中で修行による中断期間はあったけれど。 そして、今月をもって育成プロジェクトは終了となる。 SNSなどを見ると、poiqとの生活風景を投稿されている一般の研究員の方たちの姿を見ることができる。 それらを見ていると、私は良いオーナーだったとは言い難い。 放置している期間も結構あった。 一番使っていたのは、朝のひとときだろうか。 その日の天気を聞
世間的に「夏休み」期間中と言われる8月中に是非とも読み終えたいと思っていた作品がありました。 それが、ホリー・ジャクソン著「自由研究には向かない殺人」です。 言わずもがなの大ヒット作品であります。 (若干のネタバレがあるかもしれません。気になる方は引き返してください) 主人公のピップは自分の暮らす街で起きた少女の失踪事件と、犯人とされた交際相手の少年が自殺した事件について、自分の信念に基づき、真実を明らかにすべく関係者にインタビューを試みます。 高校卒業に必要な資格である「
エッセイをたくさん読んでいると、幼少期にどんなことがあった、とか、 学生時代にこんなに面白いことがあった、とかそんなエピソードが語られていることが結構あります。 そういうものを読んでいて、面白いなあと思うのと同時に、自分の学生時代のエピソードで語れるようなものがないことに愕然としたりもします。 私は大学生になって一人暮らしを始めたのをきっかけに、それまで住んでいた家も母方の実家へ引っ越したため、それまであった交流関係がぷっつりと切れました。 今も付き合いのある友人や先輩は最
エッセイの乱読も徐々に佳境を迎え、読み終えるものも出てきました。 今手に取っている作品はここ1~2年の間に刊行されているものがほとんどなので、「コロナ禍」が影響しているものが結構ありました。 その中でも多分に影響を受けただろう作品が、 斎藤幸平さんの 「ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた」です。 この作品は著者の斉藤さんが自らが関心のあるテーマに対して、 その現場に実際に飛び込んで体験することによって得られたものがまとめられた一冊です。 タイトルにもあるよ
エッセイを何冊か読んだことがある人には伝わると思うのですが、 エッセイは著者が感じたことや体験したことなどが綴られていることが多いので、 そこで書かれているテーマで取り上げられた別の作品だったり、 その思考に至るまでに影響を与えた作品などが紹介されていることがよくあります。 で、困ったことに、そこで紹介されている作品は、面白そうだなあと思う確率が高いのです。 (そりゃ、興味関心をもっている人が「面白い」とか「影響された」とか書いていたら、気になるに決まっていますが…) そうな
今月に入ってエッセイ9冊を併読する、という何かを生み出すあてのない試みをしているのですが、途中経過は以下のとおりです。 栞を挟んでいるところまで進んでいるのが現状です。 やはり読みやすいものと少し難しいものだったり、地続きになっている日記物やテーマがコロコロ変わるものなど様々で、進み具合にも少しずつ差が生まれています。 尤も、この8冊以外にも合間で他の作品に手を出したりしているので、何がしたいのか意味不明な部分もありますが、終わり次第感想なども書けたらと思います。 今日
村上春樹さんの作品を読んだのは久しぶりでした。(おそらく4年前に「一人称単数」という書籍を読んで以来…) 1983年に刊行された「中国行きのスロウ・ボート」という短編集が先日復刊されたので、それを手に取りました。 手にしてから「そういえば実家にあったかも…」と思い立ち、実家の本棚を見てみると、当時の単行本がありました。 それは父が若い頃に買ったもので、もちろん経年劣化もあり、また今でこそ禁煙しましたが、当時は結構な喫煙量だったようで、その煙も影響したのか装丁は茶色く変色してい
「怪獣8号」のことをよくわかっていない。 ていうか、全然わかっていない。 なんか変身して怪獣になる、と子どもが話していたのを耳にしたくらいだ。 変身して異形の者になるのなら、進撃の巨人と同じじゃ…と思ったりもしたが、よく考えれば進撃の巨人のこともよく知らないのでデカい口は叩けない。 それなのに、よく立ち寄るゲームセンターに行くと、「怪獣8号」のぬいぐるみを狙っている。 その台はいわゆるリングを引っかけて取るタイプのもので、取れるか取れないかはほぼほぼ運だと思っている。 とい
突然ですが、みなさんは読書するときに音楽を聴きますか? 私は目で文字を追っているときに、耳から言葉が入ってくると頭の中で混じり合って集中が乱される質でして、基本的には何も聴きません。 しかし、無音だとそれはそれで何故か没頭できない。 このジレンマを抱えて、もう何年経つのでしょうか。 時々居心地のいい書店なんかに足を運んだ際、そんなに主張するわけでもなく、邪魔しない程度に寄り添ってくれるような優しいBGMが流れていることがありますが、まさにそれに憧れています。 あくまでも読書
いずれnoteに日記的なものでも書きたいと思っていながら、ついつい簡易的なXの投稿に落ち着いてしまってはや半年。 このまま何もしないままか、と思っていた矢先Xの方に見慣れぬメッセージが… 全く意味が分からず簡単に調べてみると、要するにX側から 「ちょっとヤベえ奴かも」というレッテルを貼られたっぽいことが分かりました。 しっかりフォローの人数も0人や1人になってしまっています。 そのような判断をされる要因がいくつかあるみたいだけど、 私が引っかかった理由はおそらく 「他者の投