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舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3


5年ぶりにクセンハルトが帰ってきたよおおおおお😭😭😭😭😭

九泉晴人と嘉納火炉の相打ちの様相を呈して終幕した1作目から!
嘉納火炉の過去編の2作目を経て!!
今回の3作目!!!

やっと九泉晴人のアレコレに決着がつくのか?つかないのか?ついてくれ!!!!

と、
まるで廃棄区画のような新宿のトー横にそびえ立つ
まるで厚生省ノナタワーのような歌舞伎町タワーのなかの
THEATER MILANO-Za (ミラノ座)へ!

歌舞伎町タワーのでっかいモニターにでっかい九泉晴人が動画で!!!



⚠️注意⚠️
ここからは【はちゃめちゃネタバレらんど】となります!!


いつもの感想noteです
かっこいい考察とか出てこないよ
解釈違いって思ったら即逃げてね!!

観劇後一緒に🍺飲んでる雰囲気で読んでもらえたら嬉しいです

餃子とビールと九泉晴人は文化です。




・開演前のナレーションが終わると程なく、ふわっと九泉晴人が舞台上に現れる。
まだ開演前。
マグカップでコーヒーを飲みながら宙を見つめてる。時々ふぅふぅしてる。
猫舌晴人🐱
1作目では嘉納火炉も盛大にふぅふぅしてるから猫舌コンビの嘉納と九泉🐱🐱



椅子に座ると煙草に火をつけて煙をはく。
ライターの火はリアル🔥
煙草も舞台用のニセモノではなくどうやらホンモノ。
昨今、飲食店ですら感じることがなくなった煙草の匂いをまさか劇場で感じることになるとは。

煙草やライターの扱いに手馴れた拡樹くんの指の動きが色っぽい。

赤い箱の煙草。
マルボロみたいな箱だなーってオペラで見てたんだけど公式さんが写真を載せてくれた。


公式Xより

マルボロじゃなかった
銘柄は「Nobleness」

「Nobleness」の意味は「貴族・高貴な生まれ」


でもね、1作目で九泉晴人が吸っていたのはこの煙草じゃなかった

青い箱の煙草吸ってる九泉晴人


1作目では青い箱の煙草を吸っている。

1作目以上に3作目の九泉晴人の日常はシビュラ(林崎)に管理保護されているようだし
煙草も与えられた可能性が高いよね

そうだとして、
九泉晴人の生まれも育ちも全て知ったうえで
しかもその人生を実験に使っているくせに
与えた煙草が「高貴な生まれ」なんだとしたら

悪趣味すぎるだろうシビュラ、、、


・「コーヒーは睡眠薬入り🩷」
九泉晴人が飲んでたマグカップのコーヒーを林崎が飲んだ時
「間接キッス!!!」
って思った人は素直に挙手🙋‍♀️🙋‍♀️🙋‍♀️

もちろん「睡眠薬入りのコーヒーを飲んでも大丈夫な非人間·林崎」って演出です知ってる知ってる←



・とにかく今回、林崎と九泉の物理的な距離が近くてびっくりだよ
幼子をあやすような林崎と
縋るような九泉

たわちゃんと拡樹くんの身長差も相俟って
大変美味しいことに✨️


1の時の九泉晴人は超絶わがままお姫様と
それを宥める嘉納火炉
その関係性が後半に一変する1粒で2度美味しいパターンだったけど

3では弱々しい九泉と頼れるニキ九泉が交互に現れるパターン

それだけでなく、監視官(シビュラ寄り)としての正義と刑事(本当の俺寄り)としての正義が交差することで物語が大きく動いていく

刑事としての誇示を描いているのが、いかにも本広さんの作品って感じで踊るシリーズを彷彿としてワクワクできる1面も。


・九泉晴人も嘉納火炉も海堂自我も廃棄区画の生まれ。
3人とも「頼れる兄貴分」
シビュラがこの実験に使いたい人材は似通っているね

嘉納は自らが廃棄区画出身と知っているけど
九泉と海堂は知らない
むしろエリートコースに乗っている人間だと思い込まされている
側に幼なじみを置いたり
記憶を塗り替えたり

最終的にシビュラがほしいのはどんな監視官なんだろう
この計画で「常守朱」が爆誕するとは到底思えない

「また身を捧げてもらう」
冒頭でのこの言葉が使い捨て感あって
しんどくなるよ



・そういえば九泉晴人は「母親」を3人も殺してることになるね

· 潜在犯堕ちした母親をドミネーターで(模造記憶)
· リアルママンをナイフで滅多刺しにして(どうしても顔は刺せませんでした)
· 二木もふとイリュージオのママンを

廃棄区画のリアルママンは、刺されるママンも刺す晴人もいい具合の狂気の沙汰だった
あのくらいの狂った世界観がないとママンを刺す晴人に説得力がない
ママンを演じてくれた山本咲希さん最高じゃった
ありがとうございます🙏


・1の時は顔合わせ前に配布していた台本と顔合わせ以降の台本がガラッと変わったそうで、だから変更前に撮影したビジュアルが本編の九泉晴人とブレがあるかも、というようなことを拡樹くんが言ってたけど、たしかに1ではパンフもブロマも爽やかな笑顔の九泉晴人で。本編とは別人みたいだったんだよね

3を見て、あれは廃棄区画でみんなの兄貴だった頃の九泉晴人の笑顔だなって思った

ちなみに1のトレブロではショートブーツとサスペンダー着用だったんだよね
これも変更点なのかな

シリーズ1の爽やかサスペンダー晴人に
花澤香菜さんの差し入れを添えて


ちなみにこの花澤香菜さんからの差し入れは、新宿伊勢丹限定のたねやの福どら焼き(求肥入り)。
赤い「福」は「最大多数の最大幸福」に準えてるわけじゃないよね??


・3作中最強に可愛いと言われてる今回の三係。
でもやっぱり九泉晴人の三係は1作目のメンバーだよね
今回の三係のメンバーひとりひとりの最期を見送るのは海堂ひとり。
海堂の三係。

九泉が「カウンセリングの一環で蘭具に姿を似せているんだろう」と言う時、林崎の顔にはアンドロイドのようなシルエットが重なり、ソレがあくまで「ガワ」としての姿なのだとわかるし、
そのあとに林崎が「ええ。九泉晴人と相性の良いように」って言いながら蘭具の癖だった眼鏡を人差し指であげる仕草をするの、、、
九泉だけじゃなく俺たちも絶望の息が漏れたわ😭

さらに撃たれた後の林崎の身体に近寄った時の九泉がマイクに入らない声で「らんぐ、、、」と言っているとレポをいくつか見かけた時のやり場のないつらみよ😭



拡樹くんが1作目のパンフで「僕の中では九泉は蘭具がお気に入りって裏設定があります。」って言ってた言葉が、シリーズ通しての世界観の根幹を示唆していたとは。
拡樹くんはこれを意図的に言ってたのかな?
それともこの時の対談相手の本広さんがこの言葉を拾って活かしてくれたのかな?


・公演後の馬場役の中村さんのインライ
中村さんが、九泉はPPVV3の九泉が1番好きだと拡樹くんに伝えたら 「この三係だから こういう九泉になったんだよ」って言ってくれたって。「三係可愛い」って言ってたらしい。

3の💿のバクステや座談会でも雅成くんと拡樹くんが執行官達をめちゃくちゃ可愛がってるのがわかるもんね☺️

雅成くんが配信で話してくれた大阪公演でのわちゃわちゃ話は座組の仲の良さが伝わる最高のエピソードだった(気になる人はアーカイブをぜひ!)



・1作目のバクステ映像はアレだったから正直今回の特典映像も期待してなかったんだけど、担当さん変わった?!ってくらい欲しいところがもらえるお宝映像ばっかりだった!!!!

*見てみたかった元吉さんの演出
*スピードスルー(早回し)を見せてもらえるなんて!!!これ芝居の基礎がないとできないやつー!!
*終演後舞台袖でお辞儀する拡樹くん。これはいつものことだし別作品でも特典映像に入ってたことあるけど、今回雅成くんも一緒に残ってくれてたんだね。しかも拡樹くんがお辞儀する前にネクタイ直してあげてるんだね!!!

*本編映像も良かった!1作目ではちょっとしか映らない九泉の喫煙シーン。今回はひとりだからたっぷり映ってるだろうとは思ってたけど、まさかの「あらゆる角度から」だとは思わなかったwww

そんなわけで今回のPPVV3の💿は相当良いっす💯💮💯 🙆✨

ありがとうございます!!!!!


・最後に🌸

今回はわだっくまが映像出演だけなくアフタートークにも来てくれて、たわちゃんと拡樹くんとの3人のトークが聞けたのも嬉しかった。

そしてその時客席には、井口パイセン役の中村靖日さんもいらしていた。

「今日は大好きな人が来てるのでいいですか?」と立ち上がり「スーツのカフスボタン♪」と歌い始めるたわちゃん
「2階席に1のメンバーが来てくれてるんですー!」
2階A列に恥ずかしそうに顔を隠してる中村靖日さん。
立ち上がりお辞儀してくだった👏✨️✨👏

終演後、ご退席される時もまわりの席から小さい拍手がおこって、会釈しながら会場から出て行かれました。


朝ドラにも大河にもご出演されていてお忙しいなか、SNSではいつもPPVVシリーズを盛り上げてくれた靖日さん。

共演者にも作品ファンにも愛されたお人でした。



ご冥福をお祈りします。

🌸🌸🌸

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