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Shimmer of Juvenile【卯月コウイメージソング】


くろつめです。

卯月コウのイメージソング、
Shimmer of Juvenileという曲を書きました。

2年ちょい振りの怪文書、書いていきます。
心臓の弱い方はお気を付けください。



卯月コウについて

にじさんじ大好きな自分ですが、
配信を初めて見に行って唯一嫌いになったライバーがいます。
卯月コウです。

ちょっと鼻につくような所が非常に自分の神経を逆撫でしたというか、
「なんだこいつ…」が第一印象でした。

今となってはメンバーシップに加入してしまう始末。
軍団の才能があったのかもしれない…



曲名について

「Shimmer of Juvenile」っていうのは
「少年のかすかな光」みたいな意味で付けたんですけど、
おそらくネイティブな英語としてはこういう言い回しはしないと思います。

「BUMP OF CHICKEN」が「臆病者の一撃」、「弱者の反撃」という様な意味で付けられたのに対し、
実際は「鳥肌」みたいな意味で取られるのと同じです。
むちゃくちゃな英語にしたかったんです。

「光」を表す英単語はたくさんあって、
・Light
・Ray
・Flash
等々、ありますが、自分のイメージに一番合致したのは「Shimmer」でした。

圧倒的な光を放つ存在ではないかも知れないけれど、
それでも誰かを確実に照らす朧げな光に見えたんです。

Juvenileはちょっとかしこまった表現なんですが、少年期や青春みたいな意味も込めています。



イラスト、動画について

卯月コウのイラストを描いてもらうなら個人的にこの人だ!!と思い、ryuuさん(@24chel34)にお願いしました。

落ちサビの後に花火のSEを入れている部分があるのですが、短いアニメーションを入れる提案をして頂いたり、歌詞の意味も考察しながら描いて頂いたり、本物の熱量が伝わってきました。本当に良い物を仕上げて頂き感謝しています。


動画はたなとすさん(@yurumetalbeats)にお願いしました。にじそうさくに音楽サークルで一緒に参加したり動画のクロスフェードを作ってもらったり、音楽も動画もできるつよい人。自分の考えた演出をけっこう盛り込んでくれました。ありがとね。


マスタリングはぎょーざさん(@emoigyoza)にお願いしました。この曲を頒布したにじそうさくに一緒に参加したんですが、めちゃくちゃ忙しい時期に秒で対応して頂きました。マスタリングは正直苦手なのと、自分が気付かなかったノイズに気づいてくれたり、本当に助かりました…自分もぎょーざさんに負けないようにいい音楽を作っていきたいです。



曲について

あんまり理論の知識とか技術がないので間違っていたら恥ずかしいのですが、
サビで転調をさせています。

keyがGメジャーからEメジャーに変わるつもりで作りました。
いわゆる短三度転調です。
本人がBUMP OF CHICKENが好きということで「Hello,world!」をリファレンスとして用いました。

ギターには全体的にValhalla Shimmerというプラグインでリバーブをかけています。曲名にも入っていますが、ちょっと幻想的な音がするので気に入っています。

2サビ終わりのギターはノイズ乗りまくってるんですが、ザラついた質感が悪くないなぁと思って削らずに残しました。
映像中にも音に合わせてブロックノイズを入れてもらいました。

落ちサビの部分は夏っぽくしたいなぁということで、
花火大会の喧騒みたいなSEとヒグラシの鳴き声を入れてみました。
コウってなんか夏のイメージあるよね。



歌詞について


以下、長いです。

BUMP OF CHICKENのロストマンが非常に長い時間をかけて作詞された話は有名ですが、この曲の歌詞を書き上げるのに実に半年以上の時間をかけてしまいました。
それほどまでに卯月コウという存在を歌詞にするのは本当に難しかった。

書いては消し、書いては消し、何度も自分自身と解釈違いを起こしながら、
書き上げていきました。
自分でもまとまり切っているのかは謎。
正直、彼の本質に至れた気はしていません。

光の射さない場所へ
呼ばれなかったお前を
迎えに来たぜ
こっちおいでよ
一緒に遊ぼうぜ

普段口には出さないけど、こういうこと考えてるかも?

って解釈の元に書いた自分が思う「卯月コウ´」です。

解釈違い、受け付けます。
そして刺さないでください。


全体的に誰の視点か、どの時間帯か、言葉と音だけで情景を想像させることができるかをすごく意識して書きました。

Aメロは視聴者の視点で、Bメロ、サビがコウの視点のつもりで書きました。映像中、Aメロのみイラストが反転していて歌詞も鏡文字になっているのはその為です。

視聴者側の視点は、配信のコメント欄もそうなんですが、コメントって書き込む人たちばかりでなくて、

・そもそも書き込むのがめんどくさい人
・書き込む気力もないくらい落ちん込んでしまっている人
・書き込む勇気がない人

色んな人がいると思います。
勝手な想像なんですが、例えば陰キャグランプリとかにけっこう重めなエピソードを送っていた人たちって普段あんまりコメント書き込まないと思うんですね。
だから、コメント欄には顕在しないその向こう側にいる視聴者も含めて想像しながら書きました。


Bメロとサビはコウの視点ですが、自分が歌詞にしたかった卯月コウとしての在り方をピンポイントでまとめている切り抜きを作っていらっしゃる方がいたので、そちらを紹介させて頂きます。
伝わると思います。


最後に

ぐだぐだ書いてきましたが、
最後にキモいことを書いて終わりにします。


自分が本当に中学生の時に、お前に出会いたかったです。


くろつめ



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