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「ひるにおきるさる」のひと

黒嵜想:1988年生まれ。批評家。音声論を中心的な主題とし、批評誌の編集やイベント企画など多様な評論活動を自主的に展開している。活動弁士・片岡一郎氏による無声映画説明会「シアター13」企画のほか、声優論『仮声のマスク』(『アーギュメンツ』連載)、Vtuber論を『ユリイカ』2018年7月号(青土社)に寄稿。『アーギュメンツ#2』では編集長、『アーギュメンツ#3』では仲山ひふみと共同編集を務めた。twitter @kurosoo

福尾匠:1992年生まれ。現代フランス哲学、批評。著書に『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(フィルムアート社、2018年)がある。twitter @tweetingtakumi

亜鶴(アズ):1991年生。美術家。主に、実在しない人物のポートレートを描く事で、他者の存在を承認し、自己の存在に思慮を巡らせるような作品を制作している。また、大阪の心斎橋にて自身の拠点となる刺青施術スペースを運営。自意識が皮膚を介し表出・顕在化し、内在した身体意識を拡張すること、それを欲望することを「満たされない身体性」として表す。これらを電子機器を一切使用しない原始的な手法であるハンドポークを用いた施術で「刺青を彫る」という行為から考察している。

遠藤麻衣:1984年生まれ。俳優、美術家。演劇、映像、写真などのメディアを複合的に組み合わせる。《アイ・アム・ノット・フェミニスト!》(2017)では、婚姻契約という形式をとり、彼女自身の結婚式を演劇化。最近の発表に《コンテンポラリーへびんぽじゃじゃりの引退》(18)、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」(16)。また、最近の出演に指輪ホテル「バタイユのバスローブ」(19)、岸井大輔「始末をかく」(13~18)など。2018年より丸山美佳とクィア系アートジン『Multiple Spirits(マルスピ)』を創刊。
http://maiendo.net
twitter  @iewopua


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