いろいろ書きたい

お手紙の下書きを書いているけど、
また書きたいことが増えたので、
下書きから抜け出せない。
書きたいことだらけで、分量も減らせない。

いっそ、生成AIにまとめてもらおうか。
でも、そんなことしたところで、そのまとめられたものを自分で推敲せずにはいられないし、
結局AIがまとめてくれた内容から大きく変わって、
はじめから自分で書くのと変わらなかったなということになる未来が見える。

私は自分で書くことが好きなので、それによって気分転換にもなるし、頭の中の整理にもなるから、他の人にやってもらうメリットはあまりないのだ。
仕事で典型的な内容を短時間で文章にまとめてもらうというような場合には使いたいけど、
自分の思ったり考えたりしたことをまとめてもらうという使い方は気が進まない。

学生の間では、生成AIに課題のレポートを書いてもらったりすることもあるらしい。
それが厳密にどれくらいの範囲で禁止されているのか、どの程度までなら活用して良いのか、現役の今どきの学生ではないのでわからないが、
一から十までAIに書いてもらうなんて、つまらなそうだなと思う。
自分の調べたこととか考えたことを書くのが楽しいのに、その楽しいところを全部AIに譲ってしまうなんてもったいない。
とにかく早く作成して提出しないといけないような状況なのだろうか。
とりあえず、課題をこなして、単位がもらえれば良いという考え方の人もいるのだろう。
その気持ちもわからなくもないが、やはり文章を書くのが好きな身としては、レポートも少し時間をかけてテーマに向き合って作成してみるというのも捨て難い。
テーマだって、細分化すれば、深掘りできるし、それに連なる色々なことが知りたくなり、世知辛いこの世界にも少し興味を持てる。

私もいま時間があれば、図書館にこもって、猫について真剣にレポートを書きたい。
「猫はなぜ可愛いのか」というテーマだけで一万字以上は間違いなく書ける。
それも、苦ではなく、楽しく。
図書館中の本をかき集めて、ほしい情報を探し出し、まとめる。
知りたいことが書いてある文献に出会えると感動すら覚える。
趣味で論文でも書いてみようかな。

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