サラリーマンが45歳過ぎたら取り組むべきこと
私は52歳を迎えるにあたり、60歳までどうやって生きていくかを真剣に考えることを開始した。LinkedInでの発信もその一環。自己理解を深めようと日々努力している。
その中ではっきりしたのが、「51歳から取り組んだのではやや遅い」ということ。何歳から始めるのが最も適しているかは分からないが、45歳になったら絶対にやっといた方がいいということのいくつかを紹介したい。
最初に最も取り組みやすく、最も重要な経済的側面について。保有金融資産を全部見える化出来るよう、マネーフォワードのような家計簿ソフトを導入する。マネーフォワードは無料コースと毎月500円のプレミアムサービスがあるが、プレミアムサービスがおすすめ。
銀行や証券会社の口座やクレジットカードなどの入出金を日々見える化することで、自分の月間収支がどれぐらいか把握できる。
保険の見直しや、不要なサブスクリプションの解約などを実施。入出金明細を見ながら、無駄なな支出を洗い出し支出を削減していく。
投資についても整理をする。45歳までに海外株式等に定期的な投資を実施しているのであれば、それを継続するべきであるが、投資未経験であれば45歳を過ぎて改めて積極的に投資に取り組むというのはオススメではない。積立NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用するに留めるべき。
マーケットには浮き沈みがあり、投資は1度失敗しないと本当に学ぶことができない。元本をガッツリやられてしまう局面を経験し、投資の怖さに直面するには30代までに体験したい。
30代から60歳までの期間があれば、元本をやられてもマーケット回復を待てるし、その間定期買付け・定期積立をすることが出来る。しかし、例えば53歳で元本をガッツリやられるマーケットに飲み込まれてしまうと、収入が減り資産の取り崩しの可能性のある55歳前後で元本毀損の精神的不安に晒されてしまう。
まずは、保有金融資産の見える化と無駄な支出の洗い出し、投資の整理に着手してみてほしい。
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