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母の退院で思ったこと

実家で1人暮らしの母が大きな手術をして、昨日退院した。股関節を人工関節に換装する手術。手術時間も7時間。心臓一旦止めるといった大きな手術だったにも関わらず、2週間という短期間で退院出来た。驚いたことが2つあった。

1つは医学の進歩。9月29日に手術。コロナの関係で面会は一切できなかったので、術後の様子は全く見ることができなかった。10月9日に荷物を届けるために病院に行った。手術日から10日後。まだ点滴のようなものを打ってベッドで横になっていると想像していたが、病棟のエレベーターを降りると、そこには母が杖をついて立っていた。

後ほど聞くと非常に頑張って、そこまで歩いていったということであるが、手術からわずか10日で自力で歩けるほど回復出来るという手術の技術の凄さに驚嘆した。

2つ目は、医療費1割負担のインパクトについて。昨日退院して実家に戻ってきたが、2階の寝室には上がれないので、リビングにベッドを設置することに。「パラマウントベッド」という一流メーカーの電動介護ベッドを設置。一方、しっかり歩けるように回復すれば、全て不要になるのでレンタルすることに。当該電動介護ベッドのレンタル料金月々1,150円。YouTubeプレミアムのサブスク料金とほぼ一緒。

入院費・手術費・介護費用についても全て1割負担。個人的には非常にありがたいが、高齢者が多い日本の現状を考えると、日本の財政に与えるインパクトを実感した瞬間であった。

とにかく、無事退院出来て本当によかった。天国の父も安心していると思う。

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