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アメリカン・ユートピア

デビッド・バーンは80年代に活躍したアーティスト。トーキングヘッズが大好きだった私は、ジョナサン・デミ監督の「ストップ メイキング センス」のような、ある種ノスタルジックな映画を想定していた。

ところがどっこいこの映画、67歳のデビッド・バーンが歌って踊る、超エンターテインメント作品。印象としてはプリンスのコンサートから、エロを抜いたような感じ。共演者が、デビッドの創作イメージを忠実に表現するために全力で演じ演奏する。そして彼らの演奏技術はとんでもなく高い。

近いところの記憶では、チャイルディッシュガンビーノの「ディス イズ アメリカ」も思い起こさせる。アメリカの陰と陽、人種問題をテーマとしている。ユーモアの中に厳しい現実も突きつけてくる。

加えて、監督がスパイク・リー。「ドゥ・ザ・ライト・シング」は僕が大学1年生の1989年公開。パブリック・エナミーを大音量で聴いていたあの頃も懐かしい。

この発信を見てピンときた人は「アメリカン・ユートピア」是非観て欲しい。本当は映画館で観るのがいいのですが、今、Amazon prime videoで視聴可能です。絶対に期待を裏切らないかなりオススメな映画なので、チェックしてみて下さい!!

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