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ディアンジェロ『Voodoo』

このネオ・ソウルの傑作は、R&Bに揺るぎない強い影響を与えた。

2000年の発表当時、" ポスト・モダン”や“急進的”と言われた『Voodoo』は、ひとつの時代には収めることはできない。60年代、70年代、そして80年代のファンクとソウルからサウンドとアイディアを収集し、90年代に制作されたこの作品は、過去に生きたすべての黒人革新者(ジミ・ヘンドリックス、カーティス・メイフィールド、ジョージ・クリントン、スライ・ストーン、スティーヴィー・ワンダー、アル・グリーン、そしてプリンス)を象徴しており、その素晴らしさは決して薄れることはない。

初めてこのアルバムを聴いたのは約10年前。昔の名盤を勉強するということで手にしたが、当初理解できず数回聴いて終わりにしていた。

コロナ禍、音楽と向き合う時間が増え、このアルバムを再度手に取ったこの2年間。2021年しっかり聴いた音楽で最も多かったのは「voodoo」の楽曲だと思う。未視聴の方は是非トライしてほしい。

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