見出し画像

マスターデュエルから始めた星杯使いのデッキ紹介-ロンゴミ星杯編-

こんにちは、黒澤社長です。
今回は、私が星杯を研究していく中で作ったデッキの一つであるロンゴミ星杯について紹介していきたいと思います。
では、どうぞ。

No.86 H-Cロンゴミアントとは

ランク4エクシーズ/効果モンスター/闇属性/戦士族/攻守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
①:相手エンドフェイズに発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。②:このカードのX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードは他のカードの効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊する。

言わずと知れた嫌われモンスターの1体であり、X素材が4つ以上あるロンゴミアントを場に用意出来れば相手はモンスターを召喚・特殊召喚が出来ないので場にモンスターを出す手段がセットしかなく、特殊召喚が封じられているため壊獣や溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムで除去することが出来ず、しかもX素材が3つ以上ある場合いわゆる完全耐性を持つためサンダーボルトなどで除去したり禁じられた一滴や無限泡影などで効果を無効化することも出来ません。
ただ、X召喚時の条件として戦士族レベル4モンスターを要求している点や効果を活用するためには最低でも4つ以上X素材を用意しなければならないため一見ロマン系のモンスターに見えますが、縛りのないランク3エクシーズモンスターであるNo.75惑乱のゴシップシャドーというモンスターが効果で自身のX素材ごと他のNo.モンスターのX素材になることができ、それぞれ2素材のロンゴミアントとゴシップシャドーを用意出来れば簡単に5素材のロンゴミアントになれてしまうため現実的かつ非常に強力なモンスターです。

こういった効果を持つためこのモンスターが出た瞬間実質デュエルが終わってしまうため、様々な決闘者から嫌われているモンスターであり、また運営からも問題視されているモンスターでもあります。

事実としてロンゴミアントを簡単に出せてしまえたことも強い理由だった幻影騎士団がマスターデュエルで大暴れした時期もあり、何故かその時期ではなくそこから期間が空いてからではありますが5素材ロンゴミアントを出すために使われていたNo.75惑乱のゴシップシャドーは制限改訂により禁止カードとなってしまいました。

ロンゴミ星杯とは

名前の通りNo.86 H-Cロンゴミアントをエースとして戦っていく星杯デッキとなります。
デッキレシピは画像の通りです(ゴシップシャドーが禁止になる以前のマスターデュエルの環境で戦う時に使用していたレシピであるため現在のランクマッチでは使用出来ず、また採用されている一部カードは現在のランクマッチの環境に合わないカードが採用されている場合があります)

ロンゴミアントをどうやって出していくかの展開方法は以下の通りです(ここでは通常展開となる星杯1枚のみからの展開を紹介しますが宣告者の神巫初動の場合若干展開が異なり、また最終的なX素材数が異なります)。

  1. 通常モンスターを召喚し、通常モンスター1体で星杯竜イムドゥークをリンク召喚した後イムドゥークで増えた召喚権で星遺物-『星杯』をアドバンス召喚する

  2. 星杯1体で転生炎獣アルミラージをリンク召喚し、墓地に送られた星杯効果で星杯に選ばれし者、星杯の妖精リースをデッキから特殊召喚した後リースの効果で星杯の守護竜をサーチする

  3. 選ばれし者1体で星杯竜イムドゥークをリンク召喚し、リースとイムドゥークで星鍵士リイヴをリンク召喚した後墓地に送られた星杯竜イムドゥークの効果で手札から星杯の守護竜を特殊召喚する

  4. リイヴ効果で星遺物を継ぐものをセットし、リイヴとアルミラージでユニオン・キャリアーをリンク召喚する

  5. キャリアー効果で自身におもちゃ箱を装備し、墓地のリース効果でキャリアーを墓地へ送り自身を手札に加える

  6. 破壊されたおもちゃ箱効果で星杯に選ばれし者、星杯に誘われし者をデッキから特殊召喚する

  7. 選ばれし者でイムドゥークをリンク召喚し、イムドゥークと星杯の守護竜で捕食植物ヴェルテ・アナコンダをリンク召喚した後墓地に送られたイムドゥークの効果で手札からリースを特殊召喚する

  8. アナコンダの効果でリースを闇属性に変更し、アナコンダとリースで幻影騎士団ラスティ・バルディッシュをリンク召喚する

  9. バルディッシュ効果で幻影騎士団ダスティローブを墓地へ送り、幻影騎士団シェード・ブリガンダインをセットする

  10. 墓地のダスティローブ効果でデッキから幻影騎士団ステンドグリーブをサーチする

  11. ブリガンダインを発動して自身をモンスターとして特殊召喚し、ブリガンダインの特殊召喚に反応してステンドグリーブを手札から特殊召喚する(この時レベル変更効果は使用しない)

  12. ブリガンダインと誘われし者でNo.86 H-CロンゴミアントをX召喚する

  13. 墓地の守護竜の効果とセットしてあった星遺物を継ぐものの効果で墓地から選ばれし者を合計2体蘇生し、選ばれし者2体とステンドグリーブでNo.75惑乱のゴシップシャドーをX召喚する

  14. ゴシップシャドー効果でロンゴミアントのX素材となる

  15. 6素材ロンゴミアント完成

これはあくまで展開の一例であり、最初に召喚した通常モンスターや他の手札などによって展開は多少変わります。
その点はご了承ください。

ロンゴミ星杯を開発した理由

当時の私は遊戯王を始めてまだ1ヶ月強で、ペンデュラム召喚もまともにわかっていないような状態でした。
そんな中でも既に星杯にハマっており、同時に「星杯は決して強いとは言えない」という事も理解していました。
そこで私は、「星杯が弱いのであれば、他テーマのとんでもないエースモンスターを採用すればいい」と思い至りました。

そうして様々なデッキの動画をYouTubeで見てみたり、情報サイトの環境デッキがなぜ強いのかの記事を読んで見たりしていく中で、当時環境デッキだった幻影騎士団の記事を見つけました。
最初は「なんか凄いぐるぐる回るデッキだな」くらいの感想でしたが、エースとしてロンゴミアントが採用されているのを見てロンゴミアントを知り、その効果と出し方を見た時、「誘われし者が戦士族レベル4で、選ばれし者はレベル3だから行けるのでは…?」と思いました。

しかしたかが遊戯王歴1ヶ月強程度の私では上手く展開を組めるわけもなく苦戦していたところ、星杯でプラチナ1を目指しているゆっくり実況者を見つけ、どのように紹介してもらえるだろうかと思いロンゴミアントを出せることをコメントすると、コメントした動画の次の動画で早速取り上げて貰えました。
そこからその方の動画を追い始め、その方が作成したロンゴミ星杯を参考にしつつ自分流に仕上げていき、紹介したロンゴミ星杯は完成しました。

ロンゴミ星杯のこれから

ロンゴミ星杯をマスターデュエルで使うことは、おそらくこの先はないと思います。
アンリミテッド対戦であれば使用可能ですがルームマッチ限定でありそこまでして使うデッキだとは思っておらず、またロンゴミアントは釈放されるべき存在では無いためゴシップシャドーの禁止解除は現実的では無いためです。
そのためこのデッキは私の原点ではあり包2度と使うことの無い過去のデッキとなります。

今回紹介しようと思ったのも、もうこのデッキを使うことは無いだろうと確信したためです。

おわりに

このロンゴミ星杯を私が使うことはもうおそらくもう無いですし、もし使えるようになったとしてもその時またこのデッキを握ろうと思えるかは正直分からないです。

しかし、この記事を読むことで星杯というテーマに興味を持つ方が1人でも多くいることを願っています。

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?