ETA環境でもコントロールがしたい! #シャドウバース
BO3想定でグラマス到達まで調整していたデッキの解説です。妖精竜進化エルフと酒呑イオグレモリーネクロの2本立てとなっております。まずは、デッキ内容から。
どちらのデッキも回復や守護といった防御手段を多く積んでおり、アグロデッキを強く意識した構築になっています。
1. 妖精竜進化エルフ
このデッキのメインの勝ち筋は、未来への飛翔+解放奥義ソーンの19点ダメージや、地を裂く異形の打点です。これにルヴァンや直接召喚ゼルガネイアのダメージを加えて20点を一気に削りきります。
これらの勝ち筋を通せるのは9ターン目以降となるため、それまでにデッキを回しながら耐えるカードが必要になります。それらの基盤となるのが以下のカード群です。
上記の未来への飛翔、ゼルガネイア、ルヴァンは勝ち筋に繋がるカードでありながら、リソースの供給と除去にも貢献してくれます。コッコロやエルフクイーンは序盤から終盤まで腐ることのない万能カードです。ゼノサジタリウスは現在のメタでは、AOEよりも結晶効果とバウンスを組み合わせるのがメインになるのですが、バウンスはルヴァンに使いたいことも多いため、2枚採用にとどめました。
コッコロ、ソーン、未来への飛翔は進化回数を参照して強化されるカードです。特に、コッコロのUBを7ターン目に起動できるか、ソーンと未来への飛翔の解放奥義を9ターン目に起動できるかの2点は重要になります。そこで、進化回数を稼ぐためのギミックを搭載する動機が生まれます。つまり、幻想の妖精竜とマドロスエルフのどちらかを軸にする必要があります。ここで自分が採用したのが幻想の妖精竜を使用するタイプです。アクセラエルフに対してデッキスロットの要求が少なめになります。
幻想の妖精竜の自動進化効果を起動するために、フェアリーアサルトを採用しています。このカードはエンハンス8で使うことにより4回分の進化回数を稼いでくれるため、後から引いてきたソーンや未来への飛翔を無理やり間に合わせることも出来ます。幻想の妖精竜を3回出し入れするだけで、9ターン目の解放奥義起動に必要な進化回数は残り3回になるため、後は進化権を使えば足りる計算になります。また、十分育った幻想の妖精竜をアグロデッキが突破する手段は輪廻の強制ぐらいしか存在しないため、このカードだけで詰ませることも十分できます。
ここまでに挙げたカードは34枚ですので、残り6枚のカードを積む余地があります。アグロデッキに強いデッキを作りたいという動機があるため、序盤の攻防に強いサボテンカウボーイと放浪する料理人を3枚ずつ採用することに決めました。サボテンカウボーイは1コストなので幻想の妖精竜とシナジーがあり、放浪する料理人はバフに反応するためコッコロとソーンとシナジーがあります。フラッフィーエンジェルや追憶の大天使、ミムルメモルなどといったカードを採用する可能性も十分ありますが、他のカードとのシナジーが上の2種類と比べて薄いため、今回は採用を見送りました。
勝ち筋と構築を紹介した次にすることはマリガンの解説でしょう。キープする優先度が最も高いのは次の4種類のカードです。
コッコロと森林の狼はリソース面での生命線ですし、ルヴァンとエルフクイーンは序盤の盤面への貢献度が非常に高いカードです。これらに次いで優先度が高いのが次の6種類のカードです。
サボテンカウボーイと放浪する料理人は序盤の盤面に大きく貢献できるカードです。ウィンドフェアリーは森林の狼に比べて単体のパワーで劣りますが、3ターン目にコッコロをバウンスして、ウィスプ+コッコロで2ドローする動きがよくあります。フェアリーアサルトは序盤はAOEとしても使えるため、4ターン目に切るのが正解になる場面が多いです。逆に、6ターン目以降は若干腐りがちになるとも言えます。未来への飛翔は先攻5ターン目に使う機会が多いカードで、序盤用のカードとセットでキープします。地を裂く異形は早い段階で持っておきたいカードではあるのですが、特に先攻ではリソース面に不安が残るため、後攻でキープするカードと考えるのが良いでしょう。残りの11枚は中盤から引いてきても問題ないカードなので、山札の中に閉まっておきましょう。エルフの解説は以上とします。
2. 酒呑イオグレモリーネクロ
グレモリーネクロとしての基本パーツは以下になりますが、デッキを回すためのカードと墓地を稼ぐためのカード、ネクロインパルスとトリニティモンスターズなので、説明は割愛します。
アグロデッキに対して強いデッキを作るという動機があるため、次のカードを採用しました。
イオはアグロ対策カードという側面もありますが、酒呑童子と組み合わせてのフィニッシュカードにもなります。酒呑童子の能力がかかっているとき、エンハンス8のイオは4点のバーンと5点の疾走の合計9点になります。これとネクロインパルスを同時に使うことで17点の打点になります。理想的には7ターン目のトリニティモンスターズのバーンを含めて21点を出すことが目標です。マリガンも特に変わったところもないため、ネクロの解説は以上とします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?