これだけは覚えておきたい基礎用語13個
【FX基礎用語 1】
● pips (ピップス)
FX特有の共通した取引単位です。
世界中の国の中で2国間の通貨を
売買するためそれぞれの国の通貨で
価格を表示する事ができません。
たとえば売買する時の価格差が「1円」と
表しても「円」なので日本でしか通用しません。
価格は、常に動いているので「円」対「ドル」で
表すと価格差が「1ドル」の時や「0.9ドル」に
なる日もあります。
なので「ピップス」と言う単位を使い価格差が
「100ピップス」と言えば、どの通貨でも
共通の単位となり計算がしやすくなります。
ちなみに米ドル/円の場合は、
「1pips = 0.001円 = 1銭」です。
※写真はイメージです。
106.390円で10000通貨買って
106.705円で売った場合の「pips幅」と
「損益額」は、
106.705円−106.390円=0.315円=31pips
10000通貨×31pips(0.31円)=3100円
取引数量 ✕ 差額(pips幅) = 損益額
このように獲得したpips幅から簡単に
利益を計算できます。
なかなか覚えるのはたいへんですが
「1万通貨の取引で1円(100pips)の差額を
獲得すれば、1万円の利益になる」
これを頭に入れておくと10倍にしたり
10分の1にしたりして計算が出来ます。
【FX用語 2】
● ロスカット
わかりやすく言うと、自分がエントリーした
ポジションで思惑と反対方向へ動いた
ときに発生する「含み損」を決済する
行為で「損切り」とも言います。
これは、投資資金の損失を防ぐために
業者が指定した基準に達すると自動的に
損切りする意味でも使います。
方法は、
✅業者が自動的にロスカットする。
✅自分で手動でロスカットする。
2つの方法ががあります。
ロスカットは、上手にできると
利益を出せますが甘く見ていると
大損することがあります。
ロスカットは、利益ではなく損失を
確定させる行為なので嫌なものです。
ですが明確なロスカットのルールを
持たないでトレードすると資金を
失います!
ロスカットが上手く出来るようになる
ことは、あなたのトレード成績を
良くするためにはとても重要なのです。
上手なロスカットを覚えて
トレーダーの「勝ち組」になりましょう。
【FX用語3】
● マージンコール
業者が自動的にロスカット(損切り)を執行
される前のアラームのようなものです。
トレーダーに
「強制ロスカットになりますよ」と
お知らせする事です。
あなたの口座内の資金を守るために
何らかの対応を促すためです。
FXは、25倍と言う高いレバレッジを
かけることができます。
たとえば元手が10万円ではじめて
1時間から2時間の取引で数万円の利益を
得ることができます。
逆に元手資金を失ってしまう可能性も
ありますのでレバレッジのかけ方に
注意が必要です。
そこで投資家の資金を守るために
「損失が増えているので口座を
確認してください」と警告することが
マージンコールです。
マージンコールが出るか出ないかは、
『証拠金維持率』を基準に判断されます。
ポジションを持ったときに含み損が
増えて『証拠金維持率』が200%まで
下がるとマージンコールがでます。
なにも対応しないで『証拠金維持率』が
100%を切ると強制ロスカットになります。
あなたが使っているFX口座の
マージンコールの基準を確認することを
おすすめします。
【FX用語4】
● スキャルピング
小さな利益を繰り返し取って利益を
積み重ねるトレード手法です。
特徴としては、エントリーから
イグジットまで数秒から長くても数分と
超短期でトレードして小さい利益を取ります。
スキャルピングは、損切りさえ
しっかりと行う事ができれば
1回のトレードで大損することはありません。
メリットとしては、トレードしてない時は
ポジションを持たないので精神的な
プレッシャーが少ないです。
そして、ボラティリティが高ければ
毎日のように取引チャンスがあります。
会社員が帰宅後に時間を決めてトレード
することが可能なので兼業トレーダーも
多いです。
ですがトレードごとにスプレッドと
言う手数料を取られることが
デメリットと言えます。
※ボラティリティとは、相場の価格変動の
大きさを示す変動率の事です
こちらは、また別で説明いたします。
※スプレッドについても別で説明
いたします。
トレードのコツは、熱くならないこと。
感情的なトレードをしない。
常に平常心でトレードすることが
理想です。
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