twitterを辞めて思った幾何かのこと

私はこの度、twitterにあった全てのアカウントを削除した。

メインで使っていた本アカウント、裏で文句を垂れ流すために使っていた裏アカウント、そしてこっそりと18禁行為を楽しむために作っていたRアカウントの3つだ。

正直な事を申し上げるに、私は日々twitterに対する不満が蓄積している状態にあった。一番のストレスの素はRアカウントであったのだけれども、本アカウントに流れてくる(自分がそうしたのだから当然だが)暗くなる日々のニュースに鬱屈した思いを抱えてもいたためだ。

私は表現者でありながら、Rアカウントには強い恨みを持って接していた。

自由表現が許されるtwitterという場において一種の濡れ場行為は肯定されて然るべきものなのだが、私にはRアカ特有の女性に群がる男性女性たちの心の内を思うに、自分がずっと欲しがっていた女性に対する性的認証を欠片も与えてくれない状況に、酷く腹立たしい思いを抱いてきた。

正直な所を申し上げれば、Rアカという文化には衰退し、滅びてもらいたい気持ちが渦巻いているのが嘘偽らざる気持ちだ。自分でできるのであれば全てのアカウントを削除して焚書してしまいたいほどに。(実際に何人かのアカウントをBANに追い込んだ)

もちろん表現者が表現の弾圧を唱えるなどあってはならないことなのだが、それでも私には許せなかった。私はたった一人の女性と、だった一つの関係を結んで、その閉じた関係の中でひっそりと癒され、愛し合いたいと常日頃から思っていた類の変人であったが故に、誰とでも繋がれ、誰とでも行為に耽ることができ、かつそれを咎められない環境というものに酷く辟易していたのだ。

3,4人ほど縁ができた方がいたがそのうちの誰も私の思いには応えてくれなかった。完全な私怨なのは認めるところだが、性的承認を得られない環境、人物として生まれた私にとって、誰かに認めてもらえることは渇望してやまないことだったのである。

最後に私に接してくれた方は私の速記能力を高く評価し、かつそれ以上の技術の向上、努力を、研鑽を、願ってやまない人であったのだけれども、あまりにも自由奔放に他の人との会話や好意を楽しむものだから堪忍袋の緒が切れて、自分の中で張りつめていた何かが切れて、結果アカウント全削除に想いが至った次第だ。

実際Rアカはtwitterの中でもあまりいい顔をされていない。ひっそりとそこに存在し、こっそりと楽しむ、なりきりチャットの文化が流入したのか、そうでないのか、ともかく爆発的に広がった文化であることは確かだ。

けれども、私はそれに耐えられなかった。

アカウントの中に身を置いていると酷く苦しい思いがした。自分が思う人がどこの誰とも分からぬ下種に抱かれ、悦んでるのを想像するだけで酷い殺意が沸いた。実際はその場に堕ちてるエロ本を一緒に眺めて楽しんでいるだけ程度のことではあるのだけれども、キャラクターと背後の境界線を薄く認識してしまう私の脳では、それは非常に腹立たしく、今すぐにでも介入して破壊してしまいたいほどに許せないものだったのだ。

しかし、そんな生活にもようやく終焉が見えた。私はここでこうして思い立ったときに思い立ったことをつらつらと並べ、周囲の批判も気にすることなく情報を発信していく側に回るつもりだ。

twitterに戻るつもりは今の所ない。あんな気色の悪い場所に、私の欲しがったものを何一つ与えてくれなかった最低の場所に、私は戻る気がしない、ただそれだけのことだからだ。


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