黒猫神様03 私は本当に頭が悪い
自己責任。
前回記事を書いたのは9月末。
10月中頃になんと復縁し、
一昨日ごみのように再び捨てられるという。
自分に嫌気が差してしまう。
が、相手も悪い。
が、私も悪い。
10月に入って、私は失恋から立ち直りつつあった。そんなときに彼から、「もう一度会いたい。やっぱり必要だ。」という内容の連絡がきた。
私は馬鹿なので返した。
復縁してからしばらくはとても優しかったが、あることを然りに言うようになった。
「自分1人の時間も大切だから」
同棲していた環境から、別れて別々に暮らし、それが自分の性分には合っているということで、
お互いに会えるときに会えればいいよねーわざわざエネルギー使って会いに行ったり来たりしなくても...ということで、
私が会いに来なければおそらく会えないのでは?という状態に。
私の都合には合わせない。2人の都合も考えない。
好き勝手男である。
しまいには、「連絡したときはたしかに寂しかった。けど、それは、寒くてなんだか寂しい気持ちで誰かに一緒にいてほしかっただけかもと最近思い始めた。戻ったらまた好きになれるかなと思った。結婚する気もないし、早く別れないとなとも思っていた。」とのこと。
いや、連絡してきたとき好きじゃなかったんかーい。というか、好きであれよ。
SNSの相互フォローが増えている。元カノである。自分勝手男であり、嫌なことがあると自分を全肯定して王子様扱いしてくれる元カノにすぐ連絡する男でもある。
ああ、もう
この苦しみから逃れたい。
こんなしょうもない男ポイーッとしてしまえばいいことくらい分かっている。
分かっているのに。
悔しいのだ。惨めで悔しいのだ。
負けず嫌いなんだ、私は。
いや、執着である。
顔がタイプだから手放せないのか。
一人が寂しいからだ。
寒いから?
・・・
大好きだったからである。
本当に好きだった。
十代、二十代と色んなことを頑張って、苦しんできた、そのご褒美だと思った。
頑張ったから彼に出会えたんだと思った。
彼とどこに行っても何をしても楽しくて幸せだった。
海に行っても、山に行っても、お買い物をしても、ただコンビニに行くだけでも。
笑顔が大好きだったんだ。
そんな彼が笑顔でなく、要らないものを見るような目で私を見ることが心底つらいのだ。
頭ではわかっている。
そんな男別れて正解だし、
この先、自分にもっと合う人に出会える。
分かっているんだから大丈夫。
いまは涙が出たって、大丈夫なんだと思うことにする。
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