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はじめまして。黒猫合唱団事務局と申します。

-何者か。
どこにでもいる、公営競技好きの堅気です。そして少しだけ、数字に強い。

ギャンブル好きの多くがそうであるように、
中央競馬、地方競馬、競艇、競輪、オートレースは一通り嗜みました。
順番としては、中央競馬からだったように記憶しています。

あれは私が学生の時分、暮らしていた下宿が、
東京競馬場、多摩川競艇、立川競輪が自転車で行けるところにあり、
この極めて恵まれた立地に、随分と鍛えられました。
(そういえばWINS立川もありましたね、府中が近いのにどうして…とよく思ったものです。)

一方で、学問も必死にやりました。専門は統計学。
研究者を目指して、大学院まで進んだものの、周りの人間がバケモノのように頭脳明晰で、これは歯が立たないと修士課程修了で、企業に就職し、ただの労働者やってます。
そういえばこの時、日本中央競馬会にもエントリーして、内定をいただくも、友人の「JRA行ったら馬券買えないんでしょ」の一言に、急遽辞退。
「土日仕事、月火休みは家庭を持った時のことを考えると不安です、申し訳ありません!」
と謎の言い訳にもならない言い訳をしました。あの時はごめんなさい。

ただ、JRAの採用において受験学生の即パット利用歴はこっそりでも見てないことは、身をもって証明できたので、これ豆です。使えます。

そんなこんなでごくごく普通の社会人となり、各種公営競技に興じます。

個人的にとくに面白かったのは競馬と競艇。
競馬はその経済スケールの大きさに唯一無二の魅力を感じます。
勿論、サラブレッドという生物の究極的進化を遂げた生き物にも。

そして、競艇。
およそ1500人の選手が24の競艇場で365日闘う。性別も関係ない。
さらに、統計の分野を志していた私には、必ず6艇で争うことの魅力も激しく刺さりました。
欠場を除けば、必ず3連単は120通り。2連単は30通り。
データを扱う観点からこの変数の数が定まってる感は無敵です。
(ここは特殊性癖なので、まったく共感不要です。ひとりにして下さい。)

選手の腕や特性、展開、24場の水面特性、入れ替わっていくモーター…。
挙げるとキリがありませんが、
買い目推理のファクターが多様でありつつ、
競馬ほど宇宙感がないのが最高かよ!と。

「うーん、母平山智加、父福田雅一なら、丸亀は走るよ」とか、
「母父高塚清一なら、浜名湖は買い」とかがないだけで、とても助かる訳です。

また、本場で感じる、迫力と紙一重の水面滑走。
競走水面はきっと、メジャーツアー後のゴルフ場グリーンセッティングよりツルツルなはず。よくそんなところをあんなスピードで‥感動!です。
随分と話が散らかってしまいました。

つまり、競艇が面白い。
そして、コロナ禍の影響もあり、過去の盛り上がりを取り戻しつつある。
乗らなきゃならないこのビックウェーブのなかで、
予想のスパイスになる面白い視点ってなんだろうなと思い、出来たのが「黒猫ツール」。

黒猫ツールの第1弾は、「票読み」でした。
中央競馬であれば当たり前に手に入る各目投票数。競艇にはありません。
たまにレースライブの紙芝居に入れている場もありますが、その程度です。

盛り上がってるとは言え、
競艇の売上は1レースあたり1000万から数十億と千差万別。
パイが1000万しかないレースに10万入れたら、全体投票の1%が自分。
その時点で負けに片足突っ込んでます。それは避けるべき。

つまり、
自分が勝負しようとしてるレースの売上、大丈夫?という確認をしたい。

それと、
これも競馬でよくある「大口入った。」も見てやろうと。そんなココロで「票読み」を始めます。

「票読み」の肝は、投票総数。
当該券種のオッズの組合せから、その組合せが矛盾なく成立する投票総数を逆算します。控除率と表示オッズの小数点処理ルールを押さえれば、誰にだって出来ますので、ぜひ。

そして、私はそれをTwitterに10/5/1分前/確定と各レースつぶやくのです。
もちろんプログラム組んでBOTですが‥、いずれにせよ狂気。1場だけでも48TWなのでほぼ迷惑BOT。
当然、鳴かず飛ばずで、このアイデアは自前のデータベースに保存して一人で楽しむ羽目に…。

ただ、賭けるレースの規模感を知っておくのは大事なことだと思います。
反省はしていますが後悔はしていません。(キリッ)

そして次に作ったのが、現行の「黒猫ツール」3種の神器。
「2MLAP解析」、「ST展示スリット解析」。「黒猫Rating」です。

折角、noteをはじめたので、また後日ひとつひとつはご紹介します。
どれも、漠然と「あったらいいなあ~、できそうだよなあ~」を具現化したものです。
私だけが知っている秘密の情報ではありません。
全員が知りうるオープンの情報を数字で分かりやすく、仕立てただけ。

これがある日から少しずつ注目していただけるようになり、
そして、新宿租界のZ李さん、ボスに面白がっていただくという奇跡を迎えるのです。

現在、このツールをどのように予想に活かしていくか、
租界のみなさまも一人一人が実践してくださり、高みを目指しています。

パイを奪い合う博打、相手よりも少し当たりに近づく情報を持っているかが鍵です。
ましてや私たちは25%もの寺銭まで取られて、ハンデを負っています。
「黒猫ツール」がその「情報」に近づけるよう、日々研鑽をしていきます。

私は買い目を出さない分析屋。
賭場が金脈なら、良く掘れるツルハシを渡し、採掘者をゴールドラッシュに送り出したい。
そんな矜持で「黒猫ツール」、やってます。


自己紹介という名の自分語りで大変な文字数を割いてしまいました、
「黒猫Raing」の話を書くために始めたnote…。明日は書きます!

黒猫合唱団事務局 拝

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