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静岡県知事選地元ネタ・13

↑伊豆東海岸・河津町の菖蒲沢海岸。
静岡の海岸は玄武岩系が多く、黒っぽい海岸が多いが、ここは石英が多いので白っぽいんですよね。瑪瑙なんかが拾えます。

今日は静岡市清水区で開催されました鈴木候補の個人演説会に行ってきました。


静岡市は元浜松市長の鈴木候補にはどちらかというとアウェイ感がある場所ですが、そこそこ入っていてそれもちゃんと静岡市民が来てました。
聴衆は、叩き上げな中小企業の社長みたいな人が多いような、いわゆる連合系といいますか、商工会議所系といいますか。
国会議員は国民民主の議員、県議会はふじのくに県民クラブの会派の議員の皆様。
ふじのくに県民クラブは地域政党みたいな感じで、今までは川勝知事応援している議員の集まりであり、彼らが応援しているって事はやはり鈴木候補が川勝県政に近しい、って事になるかもしれんが少なくともなんかそこには触れずにおきます、って感じだなー、みなさん^_^;;


で、県外からのこの知事選は、すがっち(菅総理)が退陣した時と流れが同じであり、当時も補選3つ自民が負けてその後の横浜市長選ですがっちと自民が応援してた候補が負けたんで、自民内部で菅下ろしとなり岸田総理が爆誕!・・という、その流れがリピートされてる感が強く、県知事選挙で自民負けたら岸田退陣!?って感じの注目のされ方で。
確かに与党vs野党、のベースはあるが、浜松の自民やJAは中央の意向に叛逆してたりするから単純に与党vs野党、とはいかないんですが、鈴木候補はその政党色も出さない作戦のようです。
政府や自民批判は一切しなかったし、他候補をdisる事もせず、自分の浜松市長時代の実績と県知事になったらやりたい事を話すのみ、でかなり強者な風格がありました、大村候補よりも。
で、本日の個人演説会はお得意?の企業誘致とか経済活性化とかイノベーションとかが全然出ないし、リニアも浜岡原発も浜松野球場のネタも一切出なかったです。
じゃ、何話したか?つうと子育て、教育論。
妊娠、出産、教育までの切れ目のない援助、子供の医療費無償化とか第二子からの給付金とか。
後目新しい?のは、海外の子ども達に対する教育。
浜松ってブラジル人が多い町なんですよ、かなり昔から。
それこそ工場が多いんで、出稼ぎに来てる人が多かったんだよね。
浜松市の隣の磐田市のゴミ袋はポルトガル語が併記されてました。
で、そういう外国に由来を持ち浜松で暮らす子ども達全員を学校で学ばせる、をやったそうで。
日本語がわからない、とか金銭的な事情とか、親が子どもに勉強させる気がない、とか色々な事情がある子達、それぞれの事情を加味して全員に学びの場を提供する、って話で。
って言うと、外国人に金使うなら日本人に使え、とか外国人優遇すると治安が悪くなる、って意見もあるが、治安が悪くなるのは外国人だから、ではなく地元コミュニティと関係性が少なく理解し合えないからちょっとした行き違いが拗れた、とか金銭面で追い詰められたら当然犯罪に走る人々は増える、日本人であってもそれは同じだから、まずは偏見の少なく感受性が豊かな子ども達へ働きかけて互いに理解をし、日本を好きになって貰おう、日本人も彼らを理解しよう、的な流れにした方がこれから日本人人口減るわけで、その分外国人のみなさんとの協力が必要となるわけだし長い目で見たら単純に『排除』よりも良いんじゃないかなー?と思う。

で、なんで今回は教育ネタばかりかと言いますと、鈴木候補の応援演説に来てたのが、夜回り先生こと水谷修氏だったんですねー。

夜回り先生、って単語としては聞いた事あるが具体的な知識は全然なかった私ですが、長年教育者として、どちらかというと恵まれていない子ども達を救うために尽力されている方で、夜の繁華街を歩き行き場のない子供達、性的搾取や薬物に染まりそうな子供達を助ける活動をずっとされていて、やばい組織ともやり合い子どもを救い出し、とかいう話で、なんかタダで講演会で話きいちゃったよー、いいんですか?って感じでさ。
そういう活動に協力してくれた政治家もいて、なんと!あの国民民主党党首の玉木氏や静岡の細野豪志とかの名が!
・・正直、私的には全然評価してないお二方でしたが、夜回り先生にそこまで言われたら見る目変わってきたよー、と現金な私(爆)
鈴木候補もそういう協力してくれる政治家の一人だったから応援演説に来たそうな。
確かに、市長や町長とかどっかの議員が応援演説するより数段なんか説得力がある、って言うかなんか『裏』が無いような気がするんだよねー(爆)さすが夜回り先生マジックじゃ!
静岡県内でも夜回り経験があり、以前は浜松はかなり最悪だったそうだが、行政が頑張りやばい組織の皆さんは豊橋と静岡市に移動してきたそーで、おいおい^_^;;←静岡市民
子どもの貧困問題の話もあり、現在県内で一番子どもの貧困率高いのは伊東市なんだって!
えーっ!?そうなん???

うーむ、本人達は厳しい選挙戦だ、と連発してるが、雰囲気的には大村陣営の必死感はさほどまだないかなー、って感じです。余裕綽々ってわけでも無いだろうけど。

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