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ユれるわたしのアイデンティティ

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わたしは一体なに者で、どう生き、どう在ればいいのでしょう
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#Xジェンダー

これから自由に生きるために

ユれるわたしのアイデンティティ7 1ヵ月以上noteを書いていなかったのは テストやレポートに忙しかっただけで 決して書くのに飽きたとかいうわけじゃない。 今年は記録的な暖冬だそうであったかい日が続いている。 こんなにあったたかいと、本当に春が来たみたいだ。 春はいつでもやる気に満ちあふれているし将来について考えがちである。 特に大学3年生のわたしは特に自分の今後について考える時期だ。 就活のほうは、某公務員の試験を受けようと勉強を続けているわけだけど。 そんな中で

「キモい」は考える前に感じる

ユれるわたしのアイデンティティ 6 わたしは男の子として生まれ育ち、いま通っている大学でも男子学生として扱われている。 大学のともだちにはトランスだとカムアウトしていないので、みんなわたしは男の子だと信じて疑っていないだろう。 (実際、この前 酔った勢いでカムしてしまった中学からのともだちには、「君は典型的な男子に見えてた」と言われた。) だけど、わたしは少なくともTHE 男子ではないし見た目も変えていきたいと思ってる。 身体の性とこころの性と表現したい性は独立だと

#anoneで診断してみた

ユれるわたしのアイデンティティ5 セクシュアリティ分析サービス「anone,」がリリースされたと聞いたので早速使ってみた。 66個の質問が5ページに分けられていて、 順に答えていくと4つのカテゴリについて診断してくれる。 わたしの場合は、 こころの性:トランスジェンダー 恋愛指向:ヘテロロマンティック・デミロマンティック 性的指向:ヘテロセクシュアル・デミセクシュアル 表現したい性:トランスジェンダー という結果になった。 細かい中身を読んでいくと トラン

性自認を考える2

ユれるわたしのアイデンティティ4 昨日の記事で性自認について考えた。 いったん自分の性自認はXジェンダーでいいのだろうと思う。 まぁ、Xジェンダーという言葉の厳格な定義を知らないので お叱りないかビビりにビビっているのだが、とりあえず便宜上これでいく。 (お叱りを受けるほど読まれていないから平気だと思ってる。) で、もうひとつ考えなきゃいけないことがある。 「女性らしくありたい」と思うことだ。 既述のとおり、わたしは女性ではないらしい。 だけど、本当はかわいい服を着て街

性自認を考える

ユれるわたしのアイデンティティ3 自らの性自認について考えると いつも堂々巡りになったり、自己矛盾に陥ったりするので いちど整理して考えてみようというのがこのnoteの趣旨である。 予め断っておくと、恥ずかしながら先人の性に関する思考の歴史についてまったくといっていいほど詳しくない。 フーコーさんという有名な哲学者が、性について言及していたことくらいは見聞きしたが、その内容までは知らない。 それ以外の学者さんがいかなる思考・分析を行ってきたのかは、これから勉強することにし