CONCERT AT SCOOLについて

大分間が空いてしまいましたが、先日BANDCAMPにて6月のライブの録音をリリースしました。

CONCERT AT SCOOL

三鷹にあるSCOOLというスペースでの演奏のセカンドセットの録音ですね。

演奏メンバーは
黒澤勇人(Acoustic guitar)
山田光 (Alto Sax , Electronics)
池田若菜(Flute)
宮坂遼太郎(Percussion)

録音を聴き返したら内容も良かったので、山田君にミックス・マスタリングをしてもらって完成しました。

ファーストセットの録音もありますがそちらはソロ作STRATAの内容をやっている感じなので、すぐに出すと言う感じではないかなと思っております。

2セット目はゲスト参加頂いた方々を交えての自由即興なのでソロとは内容的には異なったものとなっています。

この音源、山田君が言ってましたが思ったより演奏内容は和風な感じで、和楽器を使っていないのにそうなるのは面白いですね。

ギターの弦に紙とかクリップをはさんで弾くプリペアドギターは琵琶や三味線と似たような音色を持つこともあります。
サワリの原理がそもそもプリペアドギターとかと近いですからね。

池田さんのフルートも尺八のような音をされていましたし。
宮坂さんのパーカッションも神楽っぽいニュアンスがあったようにも思います。(神楽詳しくないので違うかもですが)

後は間のとりかたとかにも和風な感じがあるかもしれません。
特に演奏のコンセプトを事前に決めてとかではなくこういう風になったので面白いですね。

長さ40分ぐらいの演奏を4つに分けています。
即興演奏の場合曲タイトルをつけるのに悩みますが、無難に曲の長さをタイトルにしてお茶を濁しております。

とりあえず自分の演奏は流石に把握しているので、1曲目後半ではギターの6弦のチューニングを下げてベースラインっぽい動きを、2曲目ではハーモニクスや6弦を下げた変則チューニング、3曲目は弦やギター本体にバイブレーターを当てて演奏しています。

4曲目はさらに弦のチューニングを下げて弦をだるんだるんにした状態で弾いています。後半からはE-bowに移行。E-bowはギターでも管楽器のようにロングトーンが出せるようになるので少しのあいだ疑似的な3管編成に。

聴き返してみると、山田くんのエレクトロニクスだったり宮坂さんのパーカッションの音色の多彩さ、山田君と池田さん管楽器二人のロングトーンの重なりのうねりなど、聴きどころは一杯あります。

是非聴いてみてくださいませ。

ジャケはSCOOLの土屋さんの写真を使わせて頂いています。最初白黒のつもりでしたがちょと今風?っぽくレイヤーを重ねたものにしました。

今後もバンドキャンプのアカウントで色々インプロ、実験系の音源をどんどん出していこうと思っております。

バンドキャンプの自分のページを見てディスコグラフィーがちょっとずつ増えていくのが楽しいですね。

もしよろしければ作品を購入頂けたら製作費、ライブ活動費に充てさせて頂きます。

それでは〜



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