刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-EPISODE 3「相応しき器」感想・考察

※この記事には他のメディアミックス作品のネタバレが含まれている場合があります※
※歴史などに詳しくない、舞台の虚伝を見たものの全てを覚えているわけではない、そのため考察はお粗末なものになっています※
※今後、加筆したり消したりするかもしれません※

三日月宗近と始まりの五振り

第三話は早朝のシーンから始まる
三日月宗近に日の出が見たいと遠駆けに連れ出される始まりの五振り
この六振りが揃うと、どうしても大侵寇を思い出してしまう
セリフは少ないものの
加州「この日の出は歴史が始まってからもう何度目の朝陽なんだろうね」
三日月「何度目であろうと美しいことに代わりはない、それ以上は望まないさ」
このあたりは気になる
三日月宗近がループしてる?ことへの対比だったりするのかなと思ったり

信長に囚われている

不動が来てから長谷部は本調子ではなく、自分を縛る物語・記憶を嫌でも思い出してしまい苦しんでいる様子
舞台では不動と長谷部の口論に対して宗三が無意識?に長谷部に対してグーパンする姿が印象的だったが、アニメでは描かれなかった
代わりにアニメでは涙が流れており、自分でもその理由がわからない様子だった
グーパンにしろ涙にしろ共通しているのは、自分の意志ではない、なぜそうなったのかわからないということだ
長谷部は「おれたちは今も織田信長に囚われたまま」と言っているが、明らかに長谷部と宗三はこれだろう
不動も信長に対して好意的だが、「自分を愛してくれた主を守れなかった」という気持ちに苦しんでいる
これはどちらかというと森蘭丸の物語と結びついているように見えるのだが、最終的には蘭丸を通して信長に囚われているということになるのだと思う
こうなってくると唯一、薬研だけが信長に囚われていないように見えるのだが、どうなのだろう
ONLINEの手紙の内容を考えてみると、なんとなくわかってきそうな気がするが、それはまた別のところでやろうと思う

一応、長谷部が薬研と信長に囚われている話をしているときに桔梗と蝶の様子が映っていて気になるのだが、今回はあんまり深く考えないようにしようと思う
アニメが全部終わったときにもう一度このシーンについて考えてみようかな

相応しい器

第三話のタイトルになっているこの言葉
山姥切国広は自分が近侍になったことに対していまだに疑問を感じていた
「主はなぜ自分を近侍に」
「他にも相応しいものはいる」
「みなを率いる器ではない」
「だから近侍を辞した」
過去の失態から「近侍に相応しい器ではない」と言う山姥切国広
それに反して周りの刀剣男士たちからの信頼は厚く、慕われていることがよく伝わってくるシーンだった
最終的には心を決め、近侍として今の本丸の問題である織田を元主とする刀たちの関係を修復することに向き合っていく

これに対して前半で長谷部が言っていた言葉が思い浮かんだ
「志半ばで討たれるその程度の男」
「天下人の器ではなかった ただそれだけのこと」
「生きている内も振り回し死んだ後ですら振り回す」
あまり関連性はないのかもしれないが、何だか対照的だなと感じた

小田原征伐での出来事

これは舞台をちゃんと見ていないので今のところよくわからないのだが、外伝・ジョ伝の話、なのかな?
遠くてハッキリとは見えなかったけど、武者のような姿、刀身が赤く光っている、おそらくコイツが山伏を追い詰めたヤツで特殊な敵なのだろう
舞台にも出てきた敵なのかはわからないので早目に確認しておきたい

四部隊対抗戦闘訓練部隊予想

第一部隊
山姥切国広 長谷部 不動 宗三 薬研 鶴丸
第二部隊
三日月宗近 燭台切 一期 江雪 小夜 鯰尾
第三部隊
歌仙兼定 加州清光 同田貫正国 骨喰 山伏 堀川
第四部隊
陸奥守吉行 和泉守 大和守安定 蜂須賀虎徹 次郎 太郎

たぶんこんな感じでしょう
第一と第二は舞台のまま
あとは映像のヒントと残りの組み合わせ的に
ただ、第三部隊の隊長は歌仙なのに腕章は加州の紋だったんだけど…
作画ミスだとしたら結構重大だと思うのだが大丈夫だろうか

その他ゆるい感想

夕暮れ時の縁側でのシーン

刀剣男士たちの関係値みたいなのが透けて見えるのがよかった
同田貫は骨喰と仲良さそう
その骨喰は獅子王の鵺をモフモフ
小田原征伐の回想シーンでも同田貫と骨喰は冷静だった
同田貫がまんば・へし呼びなのも関係値が高いからなのかなと思ったり
特にこの本丸の長谷部はへし呼びイヤそうな印象なのに
それとも単に同田貫正国だからなのだろうか
ONLINEでの8面の回想を思い出してほほえましくなった

おわりに

今回も駄文を最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございます

同時進行で舞台も見始めたので、だいぶ解像度が高くなってきました
もうすぐ4月も終わるのでサクッとジョ伝まで見ておきたいですね

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