刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-EPISODE 1 「廻転する夢」感想・考察

※この記事には他のメディアミックス作品のネタバレが含まれています※
※歴史などに詳しくない、舞台の虚伝を見たものの全てを覚えているわけではない、そのため考察はお粗末なものになっています※
※今後、加筆したり消したりするかもしれません※

本丸の季節は夏なのに不自然な植物がある

本丸での季節はおそらく夏
いたる所に夏をおもわせるモノが見受けられる
・トマト
・トウモロコシ
・ナス
・ゴーヤ?、ウリ?
・スイカ
・アサガオ
・うちわ
・風鈴

しかし、それに反するモノがふたつ確認できる
カエデとツバキ
・本能寺の夢で燃えるカエデ(色不明、赤?)
・夢から覚めた宗三、水面に落ちる紅葉したカエデ
・そしてOP後に本丸全体を見た後にうつる庭のツバキ

これでもかと言わんばかりに夏であることを強調するモノが散りばめられている
それにもかかわらず、描写されたカエデとツバキ
これには何か意味があるのかもしれない?

カエデの意味?

まず燃えるカエデがうつっている本能寺の変は6月に起こった出来事らしい
色は夜で暗くはっきりとしないがおそらく赤
宗三が夢から起きた後に水面に落ちるカエデは赤く紅葉している
しかし本丸の季節は夏であることがわかるので赤いカエデはあきらかにおかしい
カエデの花言葉は「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」などがあるらしい
大切な思い出が燃えている?いや、燃えているのは正しい歴史ではあるのだけれど、そこにあるはずのないカエデが燃えている描写が重要なのかも
何か異常が起きている、という表れとか
正直、まだよくわからない

ツバキの意味?

一応確認というか、庭に一瞬うつった花はツバキだよね?
そしてオープニングにうつっている花もツバキのはずだよね?
もし間違ってたらごめん

ひとまずツバキということで話を進める
調べるとツバキは品種にもよるらしいが秋・冬・春に花を咲かせるらしい
唯一夏には花をつけないそうだが、本丸は夏
これはどういうことなのか?何か意味はあるのか?
オープニング映像の最後に意味深なツバキの木が出てくるため何か意味はあると思うのだが、さっぱりわからない

連想ゲームのようになってしまうが、ツバキと言えば椿寺
椿寺・三日月宗近・大侵寇
ループしている、廻り廻って渦の中…
あまりに連想がすぎる気がするので三日月宗近が関係しているのかも?ぐらいにとどめておく
というか、現状は情報がほとんどないのでこれくらいしか考えられないと思う

「廻転する夢」とは?

エピソードタイトルになっている「廻転する夢」
おそらく第一話の核であり、このアニメの核でもある要素のはず

宗三左文字はまったく同じ夢を見る現象に悩まされていた
夢の内容は本能寺の変・宗三が刀であった頃の夢
薬研に相談したところ、自分も夢は見るがまったく同じ夢は見ない
それは夢ではなく過去の記憶なのではないか?
何か原因があり、例えば強い心残りがあるのでは?と推測する
単純に、同じ夢を何度も見続けているため「廻転する夢」?
ではこの「夢」は何なのか考えていく

少し話は逸れるが、刀剣乱舞の世界において「夢」はかなり重要な要素のように感じる
鬼丸国綱や姫鶴一文字のセリフに夢についての意味深なセリフがあったり、刀剣乱舞無双でも夢と歴史の関連性というか重要な設定として組み込まれていたりもした

強い心残り

ひとまず、宗三の見る夢=宗三の中にある記憶、として考えてみる
さらに薬研が言うには、例えば強い心残りがあるのでは?とのことだが、宗三にそのようなものがあるのだろうか?

夕暮れ時に縁側で再び宗三と薬研が会話するシーンがあった
その話をくみ取ってみる
みなが天下人の象徴をはべらせたかった
魔王・信長の刻印が入ったモノはそれほどに魅力的であった、と
心残りがあるとすれば、それはモノではなく人が抱いた感情なのでは?
本能寺の変での主な人物としてはふたりくらいか

織田信長が自分の名を刻んだ刀を他の誰かに渡してなるものか、という強い心残り
明智光秀が天下を取れなかった、天下人の象徴を手にできなかった心残り
時間遡行軍が過去へ干渉し、何らかの変化が表れ始めているせいで宗三にも影響が出ている
それが同じ夢を見る現象なのでは?
ここら辺はストーリーが進めばピースがそろってくるはず
もっと飛躍して考えることもできそうだが、今できる考えとしてはここまでだと思う

気になった所

山伏国広の体を貫いている敵

よく見てみると、刀身に赤い光がふたつ、鍔にも赤い光がふたつある
他のシーンを見てみると赤い光は敵の目にあたる部分のようだが、こんな敵は見たことがない
このアニメに出てくる特別な敵なのだろうか?
それとも自分の思い過ごしや見落とし?大いにありそうではある

審神者について・掛け軸

朝礼のときに最初に思ったことは「幼い女の子」
映画継承の審神者を思い浮かべた
次に姿を見せた時、人形であることがわかる
そして、声は男性だった
ここから思ったことは審神者について、正体をぼかしたいのかなと
女性とか男性とかそいうのを排除して、ただ「審神者」なんだと
審神者について表現するのはやっぱり難しい要素なのかなと思った

掛け軸に書かれた言葉
上の方がよく見えないがおそらく「雲外蒼天」
意味を調べてみると、雲は試練や悩みを指しており、その上には青空が広がっている
努力を重ねてそれを乗り越えれば青空が望めるという意味らしい
審神者は山姥切国広に対して近侍を申し付けるが彼は過去の出来事に負い目を感じており悩んでいた
それに対して審神者は、あの時のお前と同じではないはずだと言う
この場面と掛け軸の言葉の意味も含めると、審神者の心情は山姥切国広に過去の出来事を乗り越えて欲しいと願っているのだなと思った
正体不明で不気味な感じを受けるが、実は刀剣男士たちを気にかけているのかもしれない

その他ゆるい感想

部屋割り

左文字は全員同室
縁側から宗三・小夜・江雪で寝ている
籠の中の鳥と表現される宗三が外の景色が一番よく見える縁側
小夜が真ん中で寝てるのがよい

粟田口の部屋
鯰尾・骨喰・乱・厚・秋田・平野・五虎退・前田が同室
一期一振・鳴狐・薬研が違う部屋なのだろうか
気になる

虎徹の部屋
畑が見えるので本丸の全体図がうつったところから大体の部屋の位置がわかるのが非常によい

太郎次郎の部屋?
同じ部屋から出てきているように見えるのでおそらく同室

本丸の様子

本丸の全体図あるのうれしい
参考にして自分の本丸つくってみたい

馬・畑・手合わせ以外の内番の様子が見られるのがとてもよい
手合わせで防具や上着オフの少しラフな感じになってる細かくてよい
寝巻は赤と白?体格でわかれている?獅子王の寝巻が赤なのなんかよい

小夜が秋田の釣りのサポートに入ったのを遠くから見てほほ笑む宗三で傾国
スイカを食べるシーンで秋田と小夜のスイカの大きさ違うのよい

背景の一部と化す大俱利伽羅

回想「安土の名工」

こういうONLINEにある回想をアニメの場面に取り入れてくれるのうれしい
このあとのエピソードでもあるのかな?楽しみ

細かすぎて伝わらない感想

宗三が夢から目覚めた時の天井にあった照明
あれ電気でつくやつじゃないの!?
あれだけ旧式な生活なのにこれは不自然な感じがする

蜻蛉切がトマトを切って皿に移している一瞬
そのトマトが作画崩壊キャベツみがあって笑った

おわりに

まず感想とは別ですが、やっぱり自分の思ってることを文字や言葉にするのが苦手だなと感じました
駄文を最後まで読んでくださったみなさま、ありがとうございます

まだ始まったばかりのアニメ廻
全8回とアニメにしては短いですが、どんなストーリーになるのか楽しみです

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