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イルルカSP個体値調整まとめ【初心者から上級者まで】

 初めまして!イルルカSP発売から1,2週間、今作の個体値の仕様を解析していた者です!発売からだいぶ時間が経ってしまいましたが、今回はイルルカ、イルルカSPの個体値調整について書きたいと思います!

 イルルカSPでは、イルルカの個体値という概念に加えて、テリワンSPのような系統ボーナスやレベル補正のような仕様も存在します。今回はイルルカ(3DS版)のときの仕様も含めて、詳しく説明していきたいと思います!個体値の仕様をしっかり理解したい方も、仕様はいいからとにかく強い個体を作りたい方でも問題ありません!

注意
・個体値の仕様はアプリの内部データを解析したわけではありません。検証によって計算式を算出しています。
・一部、ストーリークリア後の要素のネタバレを含みます。隠しモンスターにあたるモンスターも掲載しているので注意してください。

全ての項目を読まなくても問題ありません!全て読むと、かなり長いです。

それから、特に断りがなければ、
・新生配合済み(育成対象のモンスターのみ)
・全個体値が0
として考えてください。


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1. 個体値の仕様(しっかり理解したい人向け)

 まずは、個体値の基本についてです。最終的なステータスを決定する要因について書きます。
・遺伝する個体値(イルルカ3DS版)
・系統ボーナス+レベル補正(テリワンSP)


今回の記事では、上記2つについて詳しく書いていきます。遺伝する個体値に関しては、3DS版と同様です。もちろん、特性(AI数やスタンダードボディ等)等の影響もあります。

1-1. 遺伝する個体値

基本
 まず前提として、全てのモンスターには個体値というものが割り振られていて、同じモンスターでも攻撃力が高く、素早さが低い等という特徴があります。この個体値は、配合によっても規則的に変動します。

法則
 配合時の基本的な仕様として、
♂からは、HP 攻撃力 素早さ(ー100~+100)
♀からは、MP 守備力 賢さ(ー200~+200)
の個体値を遺伝します。これは、全てのモンスターに適用されます。後述する、あくまの書や黙示録も例外ではありません。

さらに、
① HP 攻撃力 素早さの個体値とMP 守備力 賢さの個体値÷2の合計は(強制的に)0になる。
② 個体値の遺伝は、 賢さ♀→素早さ♂→守備力♀→攻撃力♂→MP♀→HP♂ と判定する。


というような法則があります。①の法則は、例えば、
 攻撃力+100、守備力+200、素早さ-100、賢さ-200
のような個体のモンスターがいるとしたら、
 +100+200÷2-100-200÷2=0
のような具合になります。今回はMP 守備力 賢さの個体値はステータス的には-200~+200ですが、-100~+100として考えることにします。

○○の書、○○の黙示録
 野生のモンスターはランダムに個体値が割り振られています。ただし、通常は野生のモンスターの個体値を遺伝して使うということは現実的ではありません。そこで、あくまの書や黙示録を使います。これらのモンスターの仕様を確認していきましょう。

スキル割り振りで生まれた時、
・○○の書は全ての個体値が0
・○○の黙示録は全ての個体値が±100(3か所が最大値、他3か所が最小値)

となります。○○の書や〇〇の黙示録が特別なのは、スキル割り振りで誕生したときだけです。野生のモンスターと〇〇の書を配合して〇〇の書を配合して〇〇の書を生み出したら、奇跡が起こらない限り個体値が0ではなくなってしまいます。この点には注意しましょう。

配合例
 
先ほど書いたように、○○の書と○○の黙示録は個体値調整では不可欠です。今回の記事では、○○の書と○○の黙示録を使った調整を行います。

※野生のモンスターを使った調整の仕方も存在しますが、今作では系統ボーナスやレベル補正の概念も加わったこともあり、この方法はかなり手間がかかってしまいます。また、○○の書と○○の黙示録を使った調整で十分な恩恵が得られるため、こちらの記事では解説を行いません。野生のモンスターを使った場合の個体値調整について興味がある方は、他の所で調べてみてください。

 まず、黙示録を用いた場合の個体値の遺伝の法則についてまとめると、
♂からはHP攻撃素早さ±100
♀からはMP守備賢さ±200
を遺伝します。そして、配合時は
賢さ♀→素早さ♂→守備力♀→攻撃力♂→MP♀→HP♂
の順で個体値の判定が行われます。個体値の合計は強制的に0になります。簡単な例から確認していきましょう。

個体値のリセット
 まずは、全個体値を0にする方法を考えてみましょう。あるモンスター♂と○○の書♀の配合を考えてみます。
・モンスター♂(全ステータスが何らかの個体値)
・〇〇の書♀(全個体値が0)
の個体の配合を考えます。

賢さ ♀から0を遺伝
素早さ ♂から何らかの値を遺伝
守備力 ♀から0を遺伝
攻撃力 ♂から何らかの値を遺伝
MP ♀から0を遺伝
HP ♂から何らかの値を遺伝
結果的に、HP 攻撃力 素早さが何らかの個体値でMP 守備力 賢さが0の個体値を遺伝します。

次に、この配合で誕生したモンスター♀と〇〇の書♂の配合を考えてみます。
〇〇の書♂(全個体値が0)
モンスター♀(MP 守備 賢さが0の個体値)
の個体の配合を考えてみましょう。当然、♂からも♀からも0を遺伝するので、この配合で誕生するモンスターの個体値は全て0です。このとき、♀のモンスターのHP 攻撃力 素早さがどんな値であったとしても、♀であればMP 守備力 賢さを遺伝するので関係ありません。配合するモンスターが♂であればHP 攻撃力 素早さ、♀であればMP 守備力 賢さを常に意識しましょう。

基礎ステータス
 
全てのモンスターに異なるステータスの上限値が設けられていますが、特性を抜きにして考えた場合に以下の式で計算すると、モントナー以外のステータスの上限値の合計値は必ず4000となります。モントナーの場合は4100です。
 HP+攻撃力+素早さ+(MP+守備力+賢さ+)÷2=4000 or 4100

これは、スライムであっても、おにこんぼう、キラーマジンガ、ファイナルウェポンも全てのモンスターで共通です。

スライムの場合(スモールボディ+AI1~2回行動)
961÷0.9÷0.7+(549+664+(377+424+342)÷2)÷0.9÷0.8≒4000

おにこんぼうの場合
1570+1000+570+(360+1000+360)÷2=4000

遺伝する個体値では、この4000という上限値を維持したまま、ステータスの上限値を割り振っているとも考えられると思います。

2か所遺伝
 
2か所遺伝とは、配合で誕生したモンスターの2つのステータスのみが変動することを指します。つまり、1つのステータスが+で、1つのステータスが-で、他の4つのステータスが0になる場合です。この場合について考えていきましょう。例をいくつか書きます。

・モンスター♂(HP 攻撃力 素早さが0の個体値)
・○○の黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
の個体の配合を考えます。黙示録の個体値を+とーで表していますが、スキル割り振りで生まれた黙示録は、必ず各ステータスに最大か最小かの個体値を持つので、最大を+、最小をーと省略して表記することとします。

例1)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂から0を遺伝
守備力 ♀から+を遺伝
攻撃力 ♂から0を遺伝
MP ♀から+を遺伝しようとしますが、個体値の合計は強制的に0となるため、0を遺伝します。
HP ♂から0を遺伝
最終的に、守備力+賢さーの個体値のモンスターが誕生します。これだけではわかりにくいと思うので、もうひとつ例を出します。

・モンスター♂(HP 攻撃力 素早さが0の個体値)
・〇〇の黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さー)

の個体の配合を考えます。先ほどの例との違いは守備力がーになったことのみです。

例2)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂から0を遺伝
守備力 ♀からーを遺伝しようとしますが、ここでーを遺伝しようとするとMPが+であっても、個体値の合計が0になりません。よって、ここで0を遺伝します。
攻撃力 ♂から0を遺伝
MP ♀から+を遺伝
HP ♂から0を遺伝
最終的に、MP+賢さーの個体値のモンスターが誕生します。

 これらからわかることは、
・2か所遺伝の際は、ーが2回来たら2回目のーは0を遺伝(+の場合も同様)
・片方が0の個体値、片方が黙示録の場合は、1つのステータスが+で、1つのステータスがーとなる。

ということが、ここからわかります。これらを踏まえて例を見ていきましょう。

※個体値を考える上で、このような部分の理解が最も難しいかもしれません。2か所遺伝に関して、まだまだ例を出します。もし理解できなくても、強い個体や理想個体は生み出せるので、「遺伝する個体値」の項目は一旦飛ばしてしまうか、2.から見て、先に強い個体のモンスターを実際に生み出してみても良いと思います。個体値の理屈がわからなくても、理想個体は生み出すことができるので、無理に理解をしようとしなくても問題ありません。

・モンスター♂(HP 攻撃力 素早さが0の個体値)
・〇〇の黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さ+)
今回は黙示録の遺伝する個体値が全て+です。

例3)
賢さ ♀から+を遺伝
素早さ ♂から0を遺伝
守備 ♀から+を遺伝しようとしますが、賢さも+を遺伝しているため、0を遺伝します。
攻撃 ♂から0を遺伝
MP ♀から+を遺伝しようとしますが、賢さが+を遺伝しているため、強制的にーを遺伝しなければなりません。
HP ♂から0を遺伝
最終的に、MP-賢さ+の個体値のモンスターが誕生します。直感的には、守備力ー賢さ+のモンスターが生まれるような気がしますが、実際にはMP-賢さ+になります。ここの理解がしにくいかもしれません。ここさえ理解できれば、後述する4か所遺伝や6か所遺伝も楽に理解できるはずです。2か所遺伝がしっかり理解できれば、個体値の理解は問題ないと思います。

2か所遺伝(主に、片方が個体値0の♂、もう片方が黙示録♀)の際は、
先ほどの例で考えると、
1回目は♀から賢さ
2回目は♀から守備力
3回目は♀からMP
の3回の判定が行われます。♂からの遺伝は必ず0のため、♀から遺伝するMP 守備力 賢さのどれかは+で、どれかはーになります。また、賢さは必ず黙示録と同じ個体値を遺伝します。守備力は賢さとの兼ね合いで黙示録と同じ個体値を遺伝するか、賢さと同じく+かー(+→+か、-→ーの場合)を遺伝しようとする場合は最終的に0を遺伝するかのどちらかです。MPは守備力と賢さの兼ね合いで、+ - 0 のどれかになります。守備力+賢さの個体値が0であればMPは必ず0を遺伝、+であればMPはーを遺伝、ーであればMPは+を遺伝します。ここまでを踏まえた上で、次の例を考えてみましょう。

・モンスター♂(HP 攻撃力 素早さが0の個体値)
・〇〇の黙示録♀(MP- 守備力+ 賢さ+)

先ほどの例と、MPがーになった点のみが異なります。

例4)
賢さ ♀から+を遺伝
素早さ ♂から0を遺伝
守備力 ♀から+を遺伝しようとしますが、賢さも+を遺伝しているため、0を遺伝します。
攻撃力 ♂から0を遺伝
MP ♀からーを遺伝
HP ♂から0を遺伝
最終的に、MP-賢さ+の個体値のモンスターが誕生します。MPがーの黙示録になったのにも関わらず、同じ個体値のモンスターになります。

2か所遺伝の場合、
・+またはーが2回目の遺伝であれば0を遺伝、2回目は0を遺伝
・3回目(主にHP MP)は1回目と2回目の調整となる。

と考えると良いと思います。いずれも、スキル割り振りで誕生した黙示録を使った場合だと注意しましょう。

また、3回目は1回目と2回目の調整なら、黙示録のHPやMPの個体値はどうでも良いと思うかもしれませんが、HP MPの個体値が活きてくるのは、4か所遺伝、6か所遺伝の際です。

2か所遺伝のまとめ
・+またはーが2回目の遺伝であれば0を遺伝、2回目は0を遺伝
・片方が0の個体値、片方が黙示録の場合は、1つのステータスが+で、1つのステータスがーとなる。
・3回目(主にHP MP)は1回目と2回目の調整となる。


補足
 実は、2か所遺伝の場合は深く考えなくても、黙示録との配合結果を見れば遺伝の法則を考えなくても大丈夫です。理由は後々わかります。ただ、考え方は基本的に4か所遺伝、6か所遺伝も同じであるため、今回は基本となる2か所遺伝の考え方を説明しました。

4か所遺伝
 
次は4か所遺伝です。2か所遺伝を理解していれば、そこまで難しくないと思います。

 まずは、6か所遺伝をする際にどのように配合していくかを見てみましょう。
   個体値が0の個体
   ↓ 黙示録と配合
   2か所遺伝の個体
   ↓ 黙示録と配合
   4か所遺伝の個体
   ↓ 黙示録と配合
   6か所遺伝の個体

のような具合になります。ただ、注意点もあります。詳しくは後で述べます。

まず、2か所遺伝したモンスター♂と黙示録♀の配合を考えます。
・モンスター♂(攻撃力+素早さー)
・黙示録♀(MP- 守備力+ 賢さー)

の個体の配合を考えます。

例5)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂からーを遺伝
守備力 ♀から+を遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝
MP ♀からーを遺伝しようとしますが、ここでーを遺伝しようとすると、HPが0を遺伝するため、個体値の合計が0になりません。ここで0を遺伝します。
HP ♂から0を遺伝
最終的に、攻撃力 守備力+素早さ 賢さーの個体値のモンスターが誕生します。この例は、ほとんど2か所遺伝のときと変わりません。♂から遺伝する攻撃力+素早さーは、配合後の個体も攻撃力+素早さーであるから、ある意味2回2か所遺伝をしたようなこととなります。

注意
 ただし、ここで注意が必要です。この攻撃力 守備力+素早さ 賢さーの個体のモンスターを♂と♀にしたそれぞれの場合を考えてみましょう。
・♂の場合、攻撃力+素早さーを子に遺伝
・♀の場合、守備力+賢さーを子に遺伝
このモンスターは4か所遺伝の個体であっても、この個体と黙示録を配合して生まれたモンスターも4か所遺伝の個体となってしまいます。

4か所遺伝を採用する場合はこのような手順でも問題ありませんが、6か所遺伝をしたい場合は、4か所遺伝をしたときに
・♂の場合、HP±攻撃±素早さ±を子に遺伝 (複合任意)
・♀の場合、MP±守備±賢さ±を子に遺伝
のように、子に遺伝するための3か所のステータスを変えなくてはなりません。わかりにくいと思うので、例を出します。

・モンスター♂(HP-素早さ+)
・黙示録♀(MPー守備力+賢さー)

例6)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂から+を遺伝
守備力 ♀から+を遺伝
攻撃力 ♂から0を遺伝
MP ♀からーを遺伝
HP ♂からーを遺伝しようとしますが、ここでーを遺伝してしまうと個体値の合計が0になりません。ここで0を遺伝します。

最終的に、守備力 素早さ+MP 賢さーの個体値のモンスターが生まれます。この個体を♀にした場合を考えてみましょう。
・♀の場合、MP-守備力+賢さーを子に遺伝
この個体ならば、6か所遺伝をする際も問題ありません。この場合は遺伝の法則を用いて、2か所遺伝の個体から1つのステータスを遺伝し、黙示録の3つのステータスを遺伝するように調整しています。もうひとつ例を出します。

・黙示録♂(HP+攻撃力+素早さ+)
・モンスター♂(MP+賢さー)

例7)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂から+を遺伝
守備力 ♀から0を遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝
MP ♀から+を遺伝しようとしますが、素早さ 攻撃力+を遺伝しているため、0を遺伝します。
HP ♂から+を遺伝しようしとしますが、個体値の合計を0にするために、ーを遺伝します。

最終的に、HP-攻撃力+素早さ+賢さーの個体値のモンスターが誕生します。このモンスターを♂にした場合、
・♂の場合、HP-攻撃力+素早さ+を子に遺伝
となり、この個体でも6か所遺伝をすることができます。

4か所遺伝のまとめ
・+またはーが3回目の遺伝であれば、0を遺伝
・5回目(主にHP MP)の判定では、1回目から4回目の調整となる。
6か所遺伝をする際は、4か所遺伝の個体の♂であればHP 攻撃力 素早さ、♀であればMP 守備力 賢さの3つの個体値が+かーでなければなりません。

 ここまで理解できれば、あとはパズルの感覚で個体値の調整ができるようになると思います。

6か所遺伝
 まず、6か所遺伝の簡単な例を出します。4か所遺伝の♂の個体と黙示録の♀の個体の配合です。
・♂(HP-攻撃ー素早さー)
・♀(MP+守備+賢さ+)

の個体の配合を考えます。

例8)
賢さ ♀から+を遺伝
素早さ ♂からーを遺伝
守備力 ♀から+を遺伝
攻撃力 ♂からーを遺伝
MP ♀から+を遺伝
HP ♂からーを遺伝

最終的に、HP攻撃素早さーMP守備賢さ+の個体が誕生します。この場合は簡単ですね。

もう1つ例を出します。
・♂(HP-攻撃+素早さ+)
・♀(MPー守備ー賢さー)


例9)
賢さ ♀からーを遺伝
素早さ ♂から+を遺伝
守備力 ♀からーを遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝
MP ♀からーを遺伝
HP ♂からーを遺伝しようとしますが、ここでーとしてしまうと個体値の合計が0になりません。ここで+を遺伝します。

最終的に、HP攻撃素早さ+MP守備賢さーの個体が誕生します。

最後の例です。
・♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
・♀(MPー 守備力+ 賢さ+)

賢さ ♀から+を遺伝
素早さ ♂から+を遺伝
守備力 ♀から+を遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝しようとしますが、ここで+を遺伝すると合計が0になりません。ここでーを遺伝します。
MP ♀からーを遺伝
HP ♂からーを遺伝

最終的に、守備力 素早さ 賢さ+ HP MP 攻撃力ーの個体が誕生します。
4か所遺伝まで理解していれば6か所遺伝も簡単ですね。

6か所遺伝のまとめ
・+またはーが4回目の遺伝であれば、その逆を遺伝

補足
 これらのことから、6か所遺伝を行うための、モンスターと黙示録の1回目の配合では、黙示録側の3つの個体値から2つの個体値が遺伝され、2回目の黙示録との配合では、モンスター側と黙示録側の合計5つから4つの個体値が遺伝され、3回目の黙示録の配合では、モンスター側と黙示録側の合計6つから6つの個体値が遺伝されます。個体値の遺伝の法則と個体値の合計が必ず0になることから、これらのことが言えます。

他の考え方
 とある方の指摘で、個体値の遺伝の仕方は♂側と♀側の個体値を合計し、0を超えた分、下回った分をHP側から順に調整されるという考え方をいただきました。今まで説明した、2か所遺伝から6か所遺伝までのすべてで、この考え方が適用できるため、こちらの考え方の方が遺伝の仕方を考える上で、理解がしやすくなるかもしれません。

少し例を出すと、
HP +
MP +
攻撃力 +
守備力 0
素早さ -
賢さ ー
この場合は、個体値の合計が+になるので、HPが+分引かれて0になります。最終的にMP 攻撃力+ 素早さ 賢さーとなります。

今まで説明した、賢さから順に遺伝されるという考え方は、理想の個体値から、配合手順を逆算するときに役立ちます。

野生のモンスターの配合
 野生のモンスターを使った調整について少し書くと、野生のモンスター同士で配合したとすると、まず個体値を合計し、合計が0より大きければ、最も高い個体値が合計の分だけ引かれて調整され、合計が0より小さければ、最小の個体値が合計の分だけ足されます。野生のモンスターを使うメリットとしては、例えば、個体値が0のモンスター♂と黙示録♀の配合では生み出せない、MP+守備力ーのような個体値のモンスターも生み出すことができます。黙示録の配合だけでは生み出せない個体値も、野生のモンスターで可能にすることもできます。

ここまでの内容を理解していなくても、5の項を見てもらえれば問題ありません。ここの内容の理解が活きるのは、9の項の③ぐらいです。対戦をしたいのであれば、遺伝の法則は理解しなくても何も問題ありません。育成をメインに遊びたい方は、9の③に挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

1-2. 系統ボーナス

 次は、系統ボーナスについてです。モンスターごとに系図があると思うのですが、テリワンSPとは少し異なり、モンスターの曾祖父母の代までのモンスターの系統によるステータスの補正があります。これは、系図の両親、祖父母、曾祖父母の系統によってステータスの補正がかかります。具体的には、次に示します。

       物質   攻撃力 守備力 賢さ
       悪魔   MP 攻撃力 守備力
       ドラゴン HP   MP   攻撃力
       ???  HP   攻撃力  賢さ
       自然   守備力  素早さ 賢さ
       スライム HP   素早さ 賢さ
       魔獣   MP  守備力  素早さ
       ゾンビ  HP   MP   素早さ

のような具合で全て+の補正です。

さらに、系統ボーナスは親の代ごとに異なる補正がかかります。
両親   4%
祖父母  2%
曾祖父母 1%(補足あり)
ただし、曾祖父母の各ステータスの補正が奇数の場合は、1%の補正が足されます。例えば、曾祖父母に物質が5体いるとすると、攻撃力 守備力 賢さに1%×5+1%=6%の補正がかかります。また、各ステータスの系統ボーナスの上限は24%です。

系統ボーナスは、系図の埋め方で変わってくるため、曾祖父母までの系統ボーナスを意識するということは、8体配合みたいなイメージです。

※両親と祖父母と曾祖父母の合計モンスター数は14体です。例えば、この14体を物質で埋めたとします。その場合の攻撃力 守備力 賢さの補正を考えてみましょう。4%×2+2%×4+1%×8=24% となりますが、曾祖父母を1体だけ物質以外にしたとすると、4%×2+2%×4+1%×7+1%=24% となり、13体埋めても14体埋めた場合と同様の補正がかかります。物質以外の1体をゾンビだとすると、攻撃力 守備力  賢さ24% 、HP MP 素早さ 2%の補正となります。最終的には、14体全てを物質で埋めるよりも13体を物質で曾祖父母の代の1体を物質以外にした方が、合計ステータスは高くなります。曾祖父母の系統は、同系統ができる限り奇数体になる方が良いです。理想個体を生み出したい方は、この点に注意しましょう。系統ボーナスを最大化する方法は、9の項目で示します。

レベル補正
 レベル補正は、両親の合計レベルによって、ステータスに補正がかかります。両親ともにLv★であれば、全ステータスに5%の補正がかかります。また、この補正は系統ボーナスに加算されます。例えば、家系図が両親のみで、両方物質かつ両方Lv★の場合は4%×2+5%の13%の補正がかかります。基本的に、モンスターの育成する際の最後の配合では、両親をLv★にすると良いです。

注意
 系統ボーナスやレベル補正の数値は、新生配合を前提としています。新生配合を行わない場合は、さらに複雑な仕様となるため、ここでは実践的である新生配合を行う場合のみを考えます。

個体値と系統ボーナス
・遺伝する個体値
  HP攻撃素早さ±100
  MP守備賢さ ±200
・系統ボーナス+レベル補正
  各ステータス 24%+5%=29%(=0.29とします)
最終ステータス
=(ライブラリのステータス+遺伝する個体値×新生前の特性補正)×新生1.2×(1+系統ボーナス+Lv補正)×新生後の特性補正÷新生前の新生特性
です。つまり、黙示録の遺伝する個体値は、基礎ステータスに±100, ±200の補正、系統ボーナス+レベル補正でステータスに最大1.29倍の補正がかかることになります。上げたい素のステータスが低い場合は黙示録で遺伝する個体値を優先し、物理アタッカーの攻撃力やメタル系の守備力などの素のステータスが高い場合は系統ボーナスを優先した方が良いかもしれません。

 個体値の基本の説明については、これで終わりです。いきなり全てを理解する必要はありません。今作では、3DS版の個体値に加えて系統ボーナスのような仕様も加わり、黙示録の個体値も見分けにくくなっています。そのため、これらの情報を踏まえて、次は黙示録の個体値の見分け方について説明をします。


2. 黙示録の個体値の見分け方

 黙示録の持っている個体値の判別の仕方についてを説明します。系統ボーナスやレベル補正も相まって、同じ個体値の黙示録だとしてもステータスも違うこともあります。実際の黙示録の例を見比べて説明していきます。

※黙示録の個体値が見分けられなくても、個体値調整は何とかなります。わからない場合も、5の項を見てもらえれば問題ありません。

 まずは、あくまの黙示録のライブラリのステータスを確認してみましょう。

画像1

   HP 1176
   MP 616
   攻撃力 528
   守備力 656
   素早さ 296
   賢さ 792

です。〇〇の黙示録を個体値調整に用いる場合は、原則スキル割り振りで誕生した個体を用いるので、新生前の個体を考えます。その場合は、ライブラリのステータスが参考になります。

モンスターのステータスには、
・系統ボーナス+両親のLv補正
・遺伝する個体値
があると説明しましたが、特に黙示録は遺伝する個体値の振れ幅が最も大きいです。3つのランダムのステータスが最大で、他は最小となります。次に具体例をだします。

画像2

まず、HPから順にステータスを見ていきましょう。
HPは1176と比べて216も高いです。
MPは616と比べて251も高いです。
攻撃力は528と比べて21低いです。
守備力は656と比べて95高いです。
素早さは296と比べて124も高いです。
賢さは792と比べて86低いです。

なぜ、このように黙示録の遺伝する個体値の振れ幅が最も大きいにも関わらず、ライブラリのステータスと近い値がでてしまうのかというと、主に系統ボーナスの補正がステータスにかかってしまうからです。

では、少し復習しましょう。
・遺伝する個体値は、黙示録の場合は各ステータスに±100, ±200の加算
・系統ボーナス+レベル補正は、ライブラリ+個体値のステータスに1.0倍~1.29倍の乗算

系統ボーナスは基礎ステータスに1.0倍~1.29倍なので、ライブラリのステータスより低くなることはありません。遺伝する個体値は、ステータスの3つが+、他の3つがーであるため、ライブラリのステータスを下回った場合は、必ず遺伝する個体値はーとなります。

これを踏まえて考えると、攻撃力と賢さはライブラリのステータスより低いので、-確定です。他4つはライブラリよりも高い数値ですね。

振れ幅
 次に、遺伝する個体値の振れ幅について考えていきましょう。各ステータスに±100か±200と書きましたが、これは特性の影響を受けない場合です。AI〇回行動やスモールボディのような特性で変化してしまいます。黙示録の場合はスモールボディを持っていますね。特性のステータスへの影響は後で書きますが、スモールボディはHPに0.7倍、他が0.8倍の補正がかかります。そのため、個体値のHPの振れ幅は±70、他が±80 or ±160となります。

これを踏まえると、HPの増加量の216は70よりも高く、MPの増加量も251は160よりも高く、守備力の増加量の95は160よりも低いですね。よって、守備力はーとなります。

これらのことから、最終的に黙示録の個体値は
HPMP素早さ+攻撃守備賢さ-
の個体であるといえます。

今回は説明ということで細かく書いていますが、実際は直感的に考えて構いません。慣れれば、ぱっと見で黙示録の個体値もわかるようになってくると思います。また、個体値の遺伝の法則を理解していれば、配合時のステータスで黙示録の個体値も推測できることもあります。

次の例です。

画像4

先ほどと同様に見ていきましょう。
HPは1176と比べて63低いです。
MPは616と比べて165高いです。
攻撃力は528と比べて229高いです。
守備力は656と比べて39低いです。
素早さは296と比べて83高いです。
賢さは792と比べて6低いです。

先ほどの例のように、ライブラリのステータスよりも低い場合はー確定です。ですので、この黙示録の個体値はMP 攻撃力 素早さ+で確定です。ライブラリのステータスと比較した場合は簡単に判別できますね。

では、あくまの黙示録の各ステータスの最大値と最小値について見ていきましょう。

まずは、ライブラリのステータスです。
HP 1176
MP 616
攻撃力 528
守備力 656
素早さ 296
賢さ 792

系統ボーナスがかかっていない場合です。
HP     1106, 1246
MP    456, 776
攻撃力 448, 608
守備力 496, 816
素早さ 216, 376
賢さ  632, 952

次に、系統ボーナス+レベル補正が最大(1.23倍 or 1.29倍)の場合です。
HP     1361, 1533
MP    561, 955
攻撃力 578, 785
守備力 640, 1053
素早さ 266, 463
賢さ  816, 1229

上手く数値から読み取れなくても構いませんが、守備力と素早さに注目すると、どちらもーの場合はライブラリのステータスより必ず低くなります。つまり、守備力と素早さは必ずライブラリのステータスの大小で+かーを判別することができます。また、振れ幅の比較的大きいMP 守備力 賢さに注目しても良いかもしれませんね。

最後の例です。

画像3


HPは1176と比べて105高いです。
MPは616と比べて182高いです。
攻撃力は528と比べて39高いです。
守備力は656と比べて28低いです。
素早さは296と比べて91高いです。
賢さは792と比べて8高いです。

今までの説明から、守備力はーで素早さは+で確定ですね。この2つはライブラリのステータスの大小で判別できます。

HPMP素早さが高いと見抜ければ、他が低いことがわかりますが、攻撃力と賢さが両方ともライブラリのステータスに近いとわかりにくいですね。

なぜこのようなことが起こるかと言うと、この黙示録は家系図を曾祖父母まで物質で埋めているため、攻撃守備賢さに最大の補正がかかっています。そのため、攻撃賢さに遺伝する個体値が最小であってもライブラリの値を上回ってしまいます。

最終的な個体値は、最初の例と同じで
HPMP素早さ+攻撃守備賢さ-
の個体であると言えます。同じ個体値にも関わらず、系統ボーナスでこの程度ステータスは前後します。

判別法
・ライブラリのステータスより1でも低ければ、遺伝する個体値は最小確定
・ライブラリの値と近ければ保留し、確実に高い値(+70, +80, +160以上)と低い値(-70, -80, -160以下)を数える。
・守備力と素早さはライブラリのステータスとの大小で+かーを判別できる。

こんな感じで考えてもらえれば良いと思います。黙示録の個体値の判別は、結局は勘ですね。深く考える必要はないと思います。

3. 個体値の要点まとめ

 個体値の要点だけをまとめます。1. , 2. を飛ばした人も、この項目は確認した方が良いかもしれません。

個体値
・○○の書のスキル割り振りで誕生した個体は、全ての個体値が0
・〇〇の黙示録のスキル割り振りで誕生した個体は、3か所のステータスが最大で、他3か所が最小
・配合時の個体値は、♂からHP 攻撃力 素早さ を遺伝し、♀からMP 守備力 賢さを遺伝(例えば♂のMP 守備力 賢さの個体値が、どんな値であっても関係ない)

系統ボーナス(+レベル補正)
・系統ボーナスは両親、祖父母、曾祖父母の系統による、3か所のステータスにかかる補正のことを指す
・モンスターの両親から4%、祖父母から2%、曾祖父母から1%の補正
・系統ボーナスの合計が奇数であれば、1%切り上げる(曾祖父母に注意)
・レベル補正は両親のレベルが★であれば、5%の補正
・配合時のステータスは、系統ボーナス+レベル補正で評価される

       物質   攻撃力 守備力 賢さ
       悪魔   MP 攻撃力 守備力
       ドラゴン HP   MP   攻撃力
       ???  HP   攻撃力  賢さ
       自然   守備力  素早さ 賢さ
       スライム HP   素早さ 賢さ
       魔獣   MP  守備力  素早さ
       ゾンビ  HP   MP   素早さ

最終ステータス
=(ライブラリのステータス+遺伝する個体値×新生前の特性補正)×新生1.2×(1+系統ボーナス+Lv補正)×新生後の特性補正÷新生前の新生特性


4. 個体値の法則の応用

※興味がある方向けの内容です。この項目は飛ばしても問題ありません。

 1-1. 遺伝する個体値で、配合時における、個体値の遺伝の法則は 賢さ→素早さ→守備力→攻撃力→MP→HPの順に判定されると説明しました。今までは、例えば、
2か所遺伝
・♂側(HP 攻撃力 素早さ のうち、どれかが+、どれかがーの個体値)
・♀側(MP 守備力 賢さ の全て0の個体値)

4か所遺伝
・♂側(HP 攻撃力 素早さ のうち、どれかが+、どれかがーの個体値)
・♀側(MP 守備力 賢さ のうち、どれかが+、どれかがーの個体値)

のような例を多く扱ってきました。では、4か所遺伝において、守備力 賢さ+ 攻撃力 素早さーのように、片方の親から+、もう片方の親からーだけの個体値を遺伝できるのかどうかを考えてみましょう。

 まず、最終的な配合を考えると、
・黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
・モンスター♀(MP0 守備力+ 賢さ+)
の配合で生み出せそうですね。必ずしもこうである必要はありませんが、今回はこの例で考えていくことにします。問題はモンスター♀の個体値を生み出せるかどうかですね。

   モンスター♂(?)
   ↓ 黙示録♀(?)
   モンスター♀(MP0 守備力+ 賢さ+)
となる場合を考えると、まず黙示録♀は守備力+ 賢さ+であることは必須ですね。守備力 素早さ 賢さは遺伝時に反転することはありません。

次に、MPが+かーを場合分けして考えてみましょう。
(1)+の場合
こちらの場合は、MPに0を遺伝させるには4か所遺伝である必要がありますね。モンスター♂は2か所遺伝となります。

MPを0にしなければならないため、HPに+かーを遺伝させる必要があります。そして、素早さが+であっては、守備力+を遺伝できません。よって、モンスター♂はHP+ 素早さーであることが確定します。

   モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MP0 守備力+ 賢さ+)
となります。

(2)ーの場合
こちらの場合も4か所遺伝である必要がありますね。

MPを0にしなければならないため、MPを遺伝するまでにーが2回なければなりません。ここで、モンスター♂は攻撃力ー 素早さーである必要があります。HPが+かーのどちらの場合でも6か所遺伝となってしまいますね。そのため、HPは0である必要があります。

   モンスター♂(攻撃力ー 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MP0 守備力+ 賢さ+)
となります。また、黙示録♀は(MP± 守備力+ 賢さ+)であっても成立します。これは(1)の場合が成立するため、守備力 賢さ+ 攻撃力 素早さーを生み出せるためです。この配合を行うときは、守備力 賢さ+ 攻撃力 素早さーの個体値を維持したまま、スキルや特性を変えたい場合ですね。

まとめると、
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP±攻撃ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+守備+賢さ+)
   モンスター♀(HP-守備+素早さー賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP±攻撃ー素早さー)
   モンスター(攻撃ー守備+素早さー賢さ+)
のような手順で可能です。


5. 黙示録の配合手順

 長々と個体値について説明してきましたが、黙示録による配合手順を書いておきます。個体値の遺伝の法則や黙示録の個体値の見分け方がわからなくても、この項目を見れば問題ありません。全ての6か所遺伝と4か所遺伝の一部の一例を載せておきます。

個体値0の用意

 モンスターの個体値を0にするには、スキル割り振りで誕生した〇〇の書が必要です。個体値を調整したいモンスターに、〇〇の書の♂と♀の2回の配合をする方法もありますが、1回で済ますこともできます。例えば、モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)の場合、

モンスター♂(何らかの個体値)
↓ 〇〇の書♀(MP 守備力 賢さ0)
モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
のようにできます。

黙示録の確率
 
目的の個体値の黙示録が生まれる確率は、
♂であれば、(HP+ 攻撃力+ 素早さ+)、(HPー 攻撃力ー 素早さー)
♀であれば、(MP+ 守備力+ 賢さ+)、(MPー 守備力ー 賢さー)
が5%であり、上記以外は全て15%です。

配合手順の見方
・+と書いてある場合は、黙示録等の配合によって個体値が最大です。
・-と書いてある場合は、個体値が最小です。
・±と書いてある場合は、最大or最小であり、どちらでも良いです。ただし、0では駄目です。

6か所遺伝
①HP MP 攻撃力+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力± 素早さー)
   モンスター(HP MP 攻撃力+)

②HP MP 守備力+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さー)
   モンスター(HP MP 守備力+)

③HP MP 素早さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター(HP MP 素早さ+)

④HP MP 賢さ+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さ+)
   モンスター(HP MP 賢さ+)

⑤HP 攻撃力 守備力+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さー)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター(HP 攻撃力 守備力+)

⑥HP 攻撃力 素早さ+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さー)
   モンスター(HP 攻撃力 素早さ+)

⑦HP 攻撃力 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター♂(HP 攻撃力 賢さ+)

⑧HP 守備力 素早さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さー)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター(HP 守備力 素早さ+)

⑨HP 守備力 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター(HP 守備力 賢さ+)

⑩HP 素早さ 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター(HP 素早さ 賢さ+)

⑪MP 攻撃力 守備力+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 守備力+ 素早さー 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター(MP 攻撃力 守備力+)

⑫MP 攻撃力 素早さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター(MP 攻撃力 素早さ+)

⑬MP 攻撃力 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さ+)
   モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター(MP 攻撃力 賢さ+)

⑭MP 守備力 素早さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 守備力+ 素早さー 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター(MP 守備力 素早さ+)

⑮MP 守備力 賢さ+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さ+)
   モンスター(MP 守備力 賢さ+)

⑯MP 素早さ 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さ+)
   モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   モンスター(MP 素早さ 賢さ+)

⑰攻撃力 守備力 素早さ+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さー)
   モンスター(攻撃力 守備力 素早さ+)

⑱攻撃力 守備力 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 賢さ+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター(攻撃力 守備力 賢さ+)

⑲攻撃力 素早さ 賢さ+
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さ+)
   モンスター(攻撃力 素早さ 賢さ+)

⑳守備力 素早さ 賢さ+
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力± 素早さ+)
   モンスター(守備力 素早さ 賢さ+)

4か所遺伝
 
ここでは、やや難易度の高い4か所遺伝の例をいくつか紹介します。攻撃力 守備力+ 素早さ 賢さーのような、片方の親が+とーの個体値を持つような個体ではなく、攻撃力 素早さ+ 守備力 賢さーのような、片方の親が+のみ、もう片方がーのみのような例を紹介します。

①攻撃力 素早さ+ 守備力 賢さー
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(HP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± or 0 攻撃力+ 素早さ+)
   モンスター(攻撃力 素早さ+ 守備力 賢さー)

②守備力 賢さ+ 攻撃力 素早さー
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP±攻撃ー 素早さー)
   モンスター♂(HP+素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+守備+賢さ+)
   モンスター♀(HP-守備+素早さー賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± or 0 攻撃ー素早さー)
   モンスター(攻撃ー守備+素早さー賢さ+)

こちらは、今後追加するかもしれません。

6. 特性によるステータスの影響について

 1の項では、
最終ステータス
=(ライブラリのステータス+遺伝する個体値×新生前の特性補正)×新生1.2×(1+系統ボーナス+Lv補正)×新生後の特性補正÷新生前の新生特性

と説明しましたが、特性の補正についてまとめておきます。

ボディ(サイズ)
スモールボディ
 HP ×0.7
 それ以外 ×0.8
メガボディ
 HP MP ×1.5
 それ以外 ×1.05
ギガボディ
 HP MP ×2
 それ以外 ×1.1
超ギガボディ
 HP MP ×2.5
 それ以外 ×1.15

メタル系ボディ(メタルボディ or ハードメタルボディ or 超ハードメタルボディ) を持つ場合、守備力 素早さ は×1となります。


AI〇回行動
AI1~2回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.9
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.86
AI2回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.8
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.72
AI2~3回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.7
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.58
AI3回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.65
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.51
AI3~4回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.62
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.47
AI4回行動
 非メタル系ボディ 全て ×0.6
 メタル系ボディ  守備力 素早さ 以外 ×0.44

少し補足すると、メタル系ボディの守備力 素早さは×1です。

メタルボディ
ゲーム内でも特性を見ればわかりますが、一応まとめておきます。

ライトメタルボディ  HP ×0.5
メタルボディ     HP ×0.33
ハードメタルボディ  HP ×0.25
超ハードメタルボディ HP ×0.2

つねに〇〇カンタ
つねにマホカンタ   HP ×0.88
つねにアタックカンタ HP ×0.75

つねに〇〇カンタSPの場合、これらのHPの補正は×1となります。


全体的にメタル系ボディによる補正がややこしいですね。AI〇回行動とメタル系ボディを特性に持つ場合、守備力 素早さ以外は全体的に下がってしまいます。また、守備力 素早さはサイズやAI〇回行動によらず×1になります。メタルスライムとメタルゴッデスで考えてみましょう。メタルスライムもメタルゴッデスもライブラリの守備力は1500です。また、個体値による最大値も同じ2510になります。守備力と素早さはサイズやAI〇回行動による補正を増加や減少に関わらず×1になります。


7. よくある質問

 Twitter等で頂いた質問について、ここでもいくつか紹介します。

Q1. 〇〇の個体値の黙示録が出ません!効率良く、目当ての個体値の黙示録を生み出す方法はありますか?

A. ひたすらスキル割り振りで黙示録を生み出すしかありません。根気よく配合しましょう。

Q2. レベル補正について、両親のレベルを★にするのは最後の配合だけで良いですか?

A. 最後のみで構いません。配合における最終的なステータスは、両親のレベル、両親の系図、両親の遺伝する個体値で決定します。

Q3. モンスターと個体値0の〇〇の書と配合しようとしても、〇〇の書ごとに異なるステータスのモンスターになっていまいます。なぜ、ステータスが異なってしまうのですか?

A. 3DS版には存在しなかった、系統ボーナスとレベル補正の影響です。〇〇の書のレベルや、系図によってもステータスの上限値が変動してしまいます。

Q4. 〇〇の書は個体値が0であれば代用できますか?

A. 個体値が0であれば問題ありません。ただし、カメハ、めぐりあい、モンスター博士のタマゴ産等は個体値0ではありません。現状、確認できた個体値0の場合は以下の通りです。
・スキル割り振りで誕生した〇〇の書
・鍵報酬(錬金カギやまぼろしのカギを含む)
・夢見るタマゴ(モンスター博士のふ化ではありません)
・オンライン他国マスターのカメハや少年テリー等から手に入るモンスター
・お見合いのモンスター(オンライン他国マスターの王様の縁談等)

Q5. リバパ用に暗黒の魔神やスライムつむり等と配合しながら、素早さを下げたいです。どのように個体値を調整すれば良いですか?

A. 鍵の報酬で手に入れた個体であれば、育成したいモンスターに黙示録の個体値を遺伝させ、その後は性別を固定して個体値を遺伝させていくと良いです。ただし、カメハから手に入れた場合は個体値が0でないため、個体値は変動してしまいます。カメハ産のレベル10のスライムつむりを用いる場合は、スライムつむり自体が希少なため、諦めた方が無難かもしれません。


8. 個体値調整の実践

 ここでは、個体値の簡単な調整例を紹介します。以前、Twitterで紹介した例です。個体値について初心者でも読める内容にしているため、既に個体値の理解のある方は、この項目は読み飛ばしても問題ありません。また、個体値が全くわからなくても問題ありません。

①物理アタッカー(非超G化)
個体値調整をする上で、比較的楽な物理アタッカーの例を考えてみます。以下の点で調整することにします。
・黙示録による個体値は、攻撃力 守備力+ 素早さ 賢さーを採用
・系統ボーナスは黙示録と〇〇の書による物質埋め
・超ギガボディを新生しない
完成例は、こちらのおにこんぼうです。

おにこんぼう

準備
①作りたいモンスターの新生特性とスキルの完成した個体
②〇〇の書×2(♂と♀の両方)
③(両親が物質の)黙示録 例:下の画像
④(全家系図物質)黙示録(③と別の性別) 例:下の画像
以上が必須です。
以下は黙示録の個体が目的の個体値でない場合の対処に使います。
⑤ (③と別の性別の)物質系
⑥ (④と別の性別の両親が物質の)物質系
これらは条件を満たせば、何のモンスターでも構いません。

画像6

祖父母まで物質

注意
・最初のおにこんぼうの画像のように、攻撃守備は高いですが、素早さと賢さは低くなります。
・作りたいモンスターが物質の場合は、若干ステータスの補正が無駄になります(代わりに攻撃守備は最高値になります)
・〇〇の書や黙示録は必ずスキル割り振りで誕生した個体

手順
1. 作りたいモンスターと②の書を配合する。配合後は性別を変えます。

2. もう一度、②の書と配合します。配合後は③と別の性別に変えます。この時の、配合するときの上限値のステータスはよく見ておきましょう。

3. 作りたいモンスターと③の配合結果を見る。
 ③が♂の場合
  2. の時と比べて、攻撃が高く、素早さが低い場合は5. に進む。

 ♀の場合
  2. の時と比べて、守備が高く、賢さが低い場合は5.に進む。

攻撃や素早さはだいたい100以上は変化します。守備や賢さは200以上は変化します。2. の時と比べて、小さな変化は基本的にあるのですが、大きい変化のステータスに注目します。2. の配合するときに表示されるステータスの上限値と、黙示録と配合するときの攻撃力が理想値でなくても100以上変化する場合もあります。その場合はHPや素早さ、MPに注目した方が良いかもしれません。

今回の場合は攻撃、守備、賢さは基本的に2. のときより高くなるため注意してください。作りたいモンスターと黙示録の配合で、黙示録にするときのステータスから個体値を参考にしても良いかもしれません。

4. ③と⑤を配合して、⑤の性別を変えずに、③と同じ性別の黙示録を生み出します。そして、3. に戻ってください。

5. 作りたいモンスターと③を配合して、作りたいモンスターの性別を変更します。

6. 作りたいモンスターと④の配合結果を見る。
 ④が♂の場合
  2. の時と比べて、攻撃が高く、素早さが低い場合は8. に進む。

 ♀の場合
  2. の時と比べて、守備が高く、賢さが低い場合は8.に進む。

7. ④と⑥を配合して、⑥の性別を変えずに、④と同じ性別の黙示録を生み出します。そして、6. に戻ってください。

8. 作りたいモンスターと④を両方Lv★にしましょう。その後、配合して完成です。

解説
 
各手順で何をしているかを解説します。

 1と2では、〇〇の書を用いて、作りたいモンスターの個体値を0にしています。ここでは2回配合を行っていますが、〇〇の書は一度の配合だけでも問題はありません。ただ、2回配合をすると3と6でステータスを比較しやすくなります。慣れないうちは2回配合を行った方が無難かもしれません。

 3から7では、黙示録の個体値を遺伝させています。黙示録が♂であれば、
HP± 攻撃力+ 素早さーの個体値、♀であれば、MP± 守備力+ 賢さーの個体値の黙示録が出るまで黙示録を配合し続けます。

 8では、レベル補正を最大にするために、黙示録と作りたいモンスターのレベルを★にしています。

 系統ボーナスに関しては、最後の配合は2体の祖父母までの系図を参照します。最後から2回目の配合では、2体の両親までの系図を参照します。最後から3回目の配合では、配合相手(この場合は〇〇の書)の系統を参照します。それより前の配合では、系統ボーナスに含まれないため、最後の3回の配合を意識すれば大丈夫です。

②物理アタッカー(超G化)
 だいたいは①と同様です。ここで紹介する方法は、スタンダードボディを新生する場合でも、似たような手順でできます。以下の点で調整することにします。
・黙示録による個体値は、攻撃力 守備力+ 素早さ 賢さーを採用
・系統ボーナスは黙示録と〇〇の書による物質埋め+ドラゴン系超G
・超ギガボディを新生する
完成例は、こちらのあらくれパンダです。

あらくれパンダ


準備
①作りたいモンスター(超G化したい個体)
②ドラゴン系超Gのスキルの完成した個体(オリハルゴン推奨。必ず元から超Gの個体を用意してください)
③悪魔の書系×4(♂♀各2体)
④(両親が物質系の)黙示録♂♀各1体
以上が必須です。
以下は黙示録の個体が目的の個体値でない場合の対処に必要です。
⑤ 物質系の♂♀
物質系なら何でも構いません。

注意
・最初のあらくれパンダの画像のように、攻撃が理想(次点で守備が高い)、素早さと賢さは低くなります。HPはやや高くなります。
・〇〇の書や黙示録は必ずスキル割り振りで生成した個体を用いる。

手順
1. 作りたいモンスターと③の書を配合する。配合後は性別を変えます。②のドラゴン系超Gも同様に③の書と配合します。こちらも配合後は性別を変えます。

2. もう一度、作りたいモンスターとドラゴン系超Gの両方を③の書の残りの2体と配合します。配合後は作りたいモンスターとドラゴン系超Gをお互い別の性別にします。ここでは、作りたいモンスターを♂、ドラゴン系超Gを♀とします。

配合する前に表示されるステータスの上限値をよく見ておきましょう。3と6で2のときのステータスの上限値と比較する必要があるため、このときのステータスの上限値をある程度覚えておくと楽かもしれません。

3~5と6~8は同時に進められます。

3. 作りたいモンスター♂と黙示録♀の配合結果を見る。守備が高く、賢さが低い場合は5. に進む。

子を黙示録にしたときに注目するとわかりやすいです。黙示録が複数体いるなら色々試してみると良いかもしれません。新生配合するとライブラリのステータスに1.2倍の補正がかかることに注意してください。

黙示録ライブラリ

4. 黙示録♀と物質系♂を配合して、スキル割り振りで黙示録♀を生みます。そして、3.に戻ってください。

5. 作りたいモンスター♂と黙示録♀を配合して、作りたいモンスターを♀にします。必ず性別を変えてください。

6. ドラゴン系超G♀と黙示録♂の配合結果を見る。攻撃が高く、素早さが低い場合は8. に進む。

7. 黙示録♂と物質系♀を配合して、スキル割り振りで黙示録♂を生みます。そして、6.に戻ってください。

8. ドラゴン系超G♀と黙示録♂を配合して、ドラゴン系超Gを♂にします。必ず性別を変えてください。

9. 作りたいモンスター♀とドラゴン系超G♂を両方Lv★にしましょう。その後、配合して完成です。Lv★にするのは最後だけでも構いません。

9. 理想個体の作り方

 これまで、個体値の遺伝を行う際に黙示録を使用していましたが、系統ボーナスを物質以外の系統から得たい場合を考えてみましょう。

① 簡単な4か所遺伝(例:攻撃力 守備力+ 素早さ 賢さー)
黙示録と個体値0のモンスターを配合したときに遺伝する場合です。
♂側であれば、
 HP+ 素早さー、HPー 素早さ+、攻撃力+ 素早さー、攻撃力ー 素早さ+
♀側であれば、
 MP+ 賢さー、MPー 賢さ+、守備力+ 賢さー、守備力ー 賢さ+
の♂側から1つのペア、♀側から1つのペアで4か所遺伝をする場合は、黙示録を用いなくても比較的楽に遺伝させることができます。

例えば、
 ドラゴン系♂(HP 攻撃力 素早さ0)
 ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さー)
 ドラゴン系♀(守備力+ 賢さー)
 ↓ モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
 モンスター♀(守備力+ 賢さー)
のように、少ない手間でドラゴン系に黙示録の個体値を遺伝させることができます。

ここで必要な個体は、
・個体値が0の個体×6
・黙示録から個体値を遺伝した個体×2
です。最後の配合は両方Lv★にすることを忘れないでください。

 ちなみに、系図は最後の配合で、お互いの祖父母まで、最後から2番目の配合で、お互いの両親まで、最後から3回目の配合で、お互いの系統を参照します。そのため、この場合のように系図をドラゴン系で埋める場合、育成したいモンスターの最初の個体値調整の配合では、ドラゴン系にする必要があります。2回目は、両親ドラゴン系のドラゴン系+黙示録から個体値を遺伝、3回目は、祖父母までドラゴン系のドラゴン系+黙示録から個体値を遺伝のようになります。

モンスターによっては、このような場合でも理想個体といえると思います。

② 6か所遺伝(妥協あり)
一旦、最初以外に黙示録の個体値を別のモンスターに遺伝させることを考えないでおきます。

自然埋めで守備力 素早さ 賢さ+の例です。まず、守備力 素早さ 賢さ+の黙示録の配合手順は、
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力± 素早さ+)
   モンスター(守備力 素早さ 賢さ+)
でしたね。
まずは、自然系に黙示録の個体値を遺伝させます。
   自然系♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   自然系♂(攻撃力+ 素早さー)

次に、育成するモンスターと配合します。
   育成するモンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 自然系♂(攻撃力+ 素早さー)
   育成するモンスター♂(攻撃力+ 素早さー)

この後に配合するモンスターは、両親までの系統を参照するので、自然系同士を配合して、黙示録♀を生み出します。この場合は、MP± 守備力+ 賢さ+の個体値が出るまで粘ります。

そして、両親が自然系の自然系同士を配合して、黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)が生まれるまで粘ります。

手順としては、
育成するモンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
↓ 自然系♂(攻撃力+ 素早さー)
育成するモンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
↓ 両親自然系黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
育成するモンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)
↓ 祖父母まで自然系黙示録♂(HP± 攻撃力± 素早さ+)
育成するモンスター(守備力 素早さ 賢さ+)
となります。

この場合の系統ボーナスを考えると、
・育成するモンスターの系統 8%
・自然系 12%
・物質系 6%
です。系統ボーナスの曾祖父母の合計が奇数の場合は、少し異なります。仮に、黙示録を用いなければ物質系の6%は自然系に足され、18%になります。この6%を妥協できるかどうかで、6か所遺伝+系統ボーナスの難易度は大きく異なります。

個人的には、個体値調整はこの方法で十分だと思います。これでも妥協できない場合は、個体値の闇に触れることになります…。ここで妥協することを薦めます。

③ 6か所遺伝+系統ボーナス
※ここでは、個体値の遺伝の法則、系統ボーナス(特に曾祖父母の奇数の繰り上げ)を理解している必要があります。

先ほどは、6か所遺伝+系統ボーナスを妥協しない場合は難易度が大きく変わると書きましたが、まず必要な個体を考えると、
・黙示録から個体値を遺伝した個体(最低)×7
となります。さらに、2回以上黙示録から個体値を遺伝する個体は、最低4体は必要になります。

どのぐらい大変かわかりにくいと思うので、例を出して考えていきましょう。

例:メタルスター(超G化+系図自然埋め+個体値 守備力 素早さ 賢さ+)
 まず、メタルスターの守備力 素早さ 賢さを上げたいとすると、系図は自然がちょうど良いですね。ただし、超G化する場合、自然系の超Gが存在しません。なるべく自然系の系統ボーナスに近い魔獣系超Gのマンモデウスを採用することにします。魔獣系はMP 守備力 素早さに補正がかかります。

使用するモンスターの系統は、
・スライム系×1
・魔獣系×1
・自然系×6
となります。できる限り自然系で埋めた場合の系統ボーナスを考えてみましょう。

曾祖父母
・スライム系×1
・魔獣系×1
・自然系×6
祖父母
・スライム系×1
・魔獣系×1
・自然系×2
両親
・スライム系×1
・魔獣系×1

よって、系統ボーナスは
HP(スライム系)
4%+2%+1%+1%=8%(奇数繰り上げ)
MP(魔獣系)
4%+2%+1%+1%=8%(奇数繰り上げ)
守備力(魔獣系+自然系)
4%+2%×3+1%×7+1%=18%(奇数繰り上げ)
素早さ(スライム系+魔獣系+自然系)
4%×2+2%×4+1%×8=24%
賢さ(スライム系+自然系)
4%+2%×3+1%×7+1%=18%(奇数繰り上げ)
となります。

※もし、全ての系図が1つの系統で埋まる場合は、曾祖父母まで全て埋める必要はありません。曾祖父母を1体だけ別の系統にしても、奇数の系統ボーナスは繰り上がるため、ちゃんと24%は入ります。例えば、物質埋め+曾祖父母に1体ゾンビにした場合、物質によって攻撃力 守備力 賢さ 24%、ゾンビによってHP MP 素早さ 2%の系統ボーナスが得られます。

メタルスターのステータスを計算して確認してみましょう。メタルスターはAI2~3回行動、ギガボディ、メタルボディを持っていますね。さらに、超G化します。

最終ステータス
=(ライブラリのステータス+遺伝する個体値×新生前の特性補正)×新生1.2×(1+系統ボーナス+Lv補正)×新生後の特性補正÷新生前の新生特性

HP
(341-100×0.58×0.33×2)×1.2×(1+0.05+0.08)×2.5÷2≒512
MP
(731-200×0.58×2)×1.2×(1+0.05+0.08)×2.5÷2≒847
攻撃力
(211-100×0.58×1.1)×1.2×(1+0.05)×1.15÷1.1≒195
守備力
(1500+200)×1.2×(1+0.05+0.18)≒2510
素早さ
(1110+100)×1.2×(1+0.05+0.24)≒1874
賢さ
(785+200×0.58×1.1)×1.2×(1+0.05+0.18)×1.15÷1.1≒1409

ステータスはこんな感じになります。6か所遺伝+系統ボーナスを行う場合は、ステータスをあらかじめ計算しておくことを薦めます。

 次に、配合手順を考えていきましょう。6か所遺伝には黙示録は3体必要であるから、系統ボーナスを加味すると24体必要なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。遺伝の法則を考えながら、必要な黙示録の数を減らしていきましょう。ちなみに、24体使っても一応可能です。

まず、守備力 素早さ 賢さ+を生み出すのに、最初の黙示録の配合で遺伝する個体値をAとします。
   モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ ×黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   A(攻撃力+ 素早さー)
   A=(♂、攻撃力+ 素早さー)

次に、黙示録と2回目の配合で遺伝する個体値をBとします。
   A(♂、攻撃力+ 素早さー)
   ↓ ×黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   B(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)
   B=(♀、MPー 守備力+ 賢さ+)
このときの黙示録とBの個体値を見てみましょう。必要な黙示録の個体値とBは一致します。このことから、
   A×B=B
となります。×は配合を表します。

次に、黙示録と3回目の配合で遺伝する個体値をCとします。
   B(♀、MPー 守備力+ 賢さ+)
   ↓ ×黙示録♂(HP± 攻撃力± 素早さ+)
   C(守備力 素早さ 賢さ+ HP MP 攻撃力ー)
   C=(♂、HPー 攻撃力ー 素早さ+)
先ほどと同様に、
   B×C=C
が成り立ちます。また、Cは今回の目的の個体値ですね。最終的にメタルスターがCとなるように配合を行えば良いです。

ここから逆算を行ってきましょう。メタルスターは超G化するため、最後の配合はメタルスター×マンモデウスになります。この配合がB×Cであれば良いので、メタルスターをC、マンモデウスをBとすると、
Cの両親は、
   C=B×C
Cの祖父母まで考えると、B=A×B、C=B×Cから、
   C=(A×B)×(B×C)
Bの両親は、
   B=A×B
Bの祖父母まで考えると、個体値が0の個体をOとすると、A=O×A、B=A×Bから、
   B=(O×A)×(A×B)
となります。
最後にメタルスターとマンモデウスを配合するので、
   B×C=((O×A)×(A×B))×((A×B)×(B×C))
となり、黙示録との配合をAは1回、Bは2回、Cは3回必要なので、最終的に必要な黙示録との配合は12回となります。24回から一気に半分まで減らせましたね。ですが、まだ減らせます。Cについて見ていきましょう。

C=B×Cの段階で、5体黙示録が必要になりますね。ここをもう少し考えてみましょう。C=B×Cでなくとも、Cは(HP± 攻撃力± 素早さ+)であれば良いので、これを2回の配合で生み出す場合を考えましょう。素早さが+でさえあれば良いので楽ですね。

この配合で生み出せる個体をB’とします。
   モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   B’(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)
   B’(♂、HPー 攻撃力+ 素早さ+)
B’はこの個体値でなくても、素早さ+であれば良いです。もちろん、HP0や攻撃力0では駄目です。

これで、
   C=B×B'
が成り立ちますね。さらに、(♀、MP+ 賢さー)の個体値をA’とすると、
   B’=A’×B’
となりますね。メタルスター×マンモデウスがB×B’であれば良いので、

B’の両親は、
   B’=A’×B’
B’の祖父母まで考えると、
   B’=(O×A’)×(A’×B’)
となりますね。
最終的に、
   B×B’=((O×A)×(A×B))×((O×A’)×(A’×B’))
となり、必要な黙示録との配合は8回となります。24回から3分の1まで減らせましたね。ここまで楽にできる理由は、2回の配合で生み出せる4か所遺伝同士で6か所遺伝の個体が生み出せるからです。そうでない場合は、B×Cのときと同様に12回の配合が必要になります。8回も12回も、どちらの場合も大変なことに変わりないので、注意してください。

系図と完成例を以下に示します。

自然埋めA

系図埋めB

メタルスター

以上で説明は終わりです。対戦をしたいのであれば、①か②で十分だと思います。対戦は、モンスターを育成して、対戦で試して、スキルや特性を変えたり、モンスターを入れ替えたりの繰り返しであるため、対戦のための育成に時間をかけ過ぎることはおすすめしません。ある程度妥協して、フリー対戦や段位戦を楽しむことを薦めます。

以下に補足を書いていきますが、やや難解であるため、簡単に読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

補足①(8体と12体のパターンの条件)
 6か所遺伝+系統ボーナスにおいて、黙示録が8体必要になるパターンと12体必要になるパターンがありますが、どのような条件で分けられるか考えてみましょう。

 まず、12体のパターンでは最後の配合がB×Cになるようにする必要がありましたね。Bは2回の配合、Cは3回の配合で生み出せる個体値のモンスターですね。

8体のパターンでは、最後の配合がB×B'にする必要があり、どちらも2回の配合で生み出せる個体値のモンスターですね。

二つのパターンの違いは、B'とCの部分です。もちろん、B'の方が好ましいです。では、Cのように3回黙示録の配合が必要になる条件を考えてみましょう。

①個体値がHP 攻撃力 素早さ+ or MP 守備力 賢さ+のモンスターを生み出したい場合

 これらの場合は簡単ですね。HP 攻撃力 素早さ+の配合では、3回目の配合の黙示録の個体値がMP 守備力 賢さーであり、MP 守備力 賢さ+の配合では、3回目の配合の黙示録の個体値がMP 守備力 賢さ+である必要があります。

まず、MP 守備力 賢さーはHP 攻撃力 素早さ+とも言えますね。このような♂と♀側の個体値が両側のそれぞれで全て一致する個体値は必ず6か所遺伝の個体値になります。もしも、このような個体値が2回の配合で生み出せると仮定すると、個体値の遺伝の法則と個体値の合計が必ず0になることから、最短でも
   1回目:2か所遺伝
   2回目:4か所遺伝
   3回目:6か所遺伝
であることと矛盾します。6か所遺伝では、最短でも3回の黙示録との配合が必要ですね。MP 守備力 賢さ+も同様のことが言えます。この場合は必ずCとなります。

②6か所遺伝において、HP ± 攻撃力+ 素早さー or HP± 攻撃力ー 素早さ+の個体値の黙示録が3回目の配合で必要になる場合

 結論から述べると、この場合も12回パターンのCとなります。では、何故こうなるかを考えてみましょう。このような個体値が2回の配合では生み出せないといえれば良いですね。

2回の配合で生み出せると仮定した場合、2か所遺伝のモンスターと黙示録でHP ± 攻撃力+ 素早さー or HP± 攻撃力ー 素早さ+のようなモンスターが生み出せれば良いですね。

まず、
・モンスター♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
・モンスター♀(MP ± 賢さ∓)
の配合を考えます。

賢さ ♀から∓を遺伝
素早さ ♂からーを遺伝
守備力 ♀から0を遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝
MP ♀から±を遺伝
HP ♂から±を遺伝しようとしますが、個体値の合計は必ず0になるので0を遺伝します。

最終的にMP± 攻撃力+ 素早さー 賢さ∓のモンスターが生まれます。HPに0が遺伝されてしまうため、成立しませんね。また、攻撃力と素早さの個体値が逆の場合も同様です。

次に、
・モンスター♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
・モンスター♀(守備力± 賢さ∓)
の配合を考えます。

賢さ ♀から∓を遺伝
素早さ ♂からーを遺伝
守備力 ♀から±を遺伝
攻撃力 ♂から+を遺伝
MP ♀から0を遺伝
HP ♂から±を遺伝しようとしますが、個体値の合計は必ず0になるので0を遺伝します。

最終的に攻撃力+ 守備力± 素早さー 賢さ∓のモンスターが生まれます。HPに0が遺伝されてしまうため、成立しませんね。こちらもまた、攻撃力と素早さの個体値が逆の場合も同様です。

任意の黙示録による2か所遺伝のモンスター♀の個体値は、(MP± 守備力0 賢さ∓)、(MP0 守備力± 賢さ∓)で表せるため、2回の配合ではHP ± 攻撃力+ 素早さー or HP± 攻撃力ー 素早さ+の個体値のモンスターは生み出せないといえます。

以上のことから、
8体のパターンの条件
・目的の6か所遺伝の個体値を生み出すための3回目の黙示録との配合で、3回目の黙示録の個体値がHP ± 攻撃力 + 素早さー or HP± 攻撃力ー 素早さ+でない。
・目的の6か所遺伝の個体値が、HP 攻撃力 素早さ+ or MP 守備力 賢さ+でない。

といえます。12体のパターンは6か所遺伝のすべての場合で成立するため、8体のパターンの条件を満たさない場合のみで育成を考えれば良いと思います。


補足②(系統ボーナスの最大化)
 
今回の例では、6か所遺伝+系統ボーナスの超G化の場合でしたが、超G化以外の場合では、系統ボーナスを最大化する方法は確立しています。以下に方法を示します。

まず、次のモンスターを用意します。
・育てたいモンスター
・育てたいモンスターの系図と真逆の系図
・埋めたい系図×6体


育てたいモンスターの系図と真逆の系図とは、育てたいモンスターが物質系だとすると、ゾンビ系が該当します。

物質系は攻撃 守備 賢さが上昇し、ゾンビ系はHP MP 素早さが上昇します。

育てたいモンスターは曾祖父母、祖父母、父母に各1体ずつ基本的に系図に来るはずです。次に、育てたいモンスターの系図と真逆の系図を曾祖父母に1体分だけ来るように配合します。そして、他の系図は埋めたい系図で埋まるように配合していきます。

何故こうするかというと、
・育てたいモンスターの系図 計7%×3か所
・逆の系図 計1%×3か所
この時点で6ステータスが奇数になり、残りの埋めたい系図 計16%をどの3か所に選んでも必ず全てのステータスが奇数になるため、全て繰り上がります。次に具体例を出します。

系統ボーナスの法則を確認すると、
・系統ボーナスの合計が奇数であれば、1%切り上げる(曾祖父母に注意)
でしたね。

下の画像は、MP 攻撃力 素早さ+のドラゴン系統で系図を埋めて、曾祖父母に???系の逆にあたる魔獣系を1体加えたマジェス・ドレアムのステータスです。あがき型であれば魔獣系ではなくゾンビ系でも良いと思います。

マジェス


系統ボーナスの補正を再掲します。
       物質   攻撃力 守備力 賢さ
       悪魔   MP 攻撃力 守備力
       ドラゴン HP   MP   攻撃力
       ???  HP   攻撃力  賢さ
       自然   守備力  素早さ 賢さ
       スライム HP   素早さ 賢さ
       魔獣   MP  守備力  素早さ
       ゾンビ  HP   MP   素早さ
 

まず、マジェス・ドレアムの系統ボーナスを確認してみましょう。
・???(曾祖父母×1、祖父母×1、父母×1)
・魔獣(曾祖父母×1)
・ドラゴン(曾祖父母×6、祖父母×3、父母×1)
そして、???系はHP 攻撃力 賢さ、魔獣系はMP 守備力 素早さ、ドラゴン系はHP MP 攻撃力が上昇します。

系統ボーナスを確認すると、
HP +1%×7体+2%×4体+4%×2体=23%
MP +1%×7体+4%=7%
攻撃 +1%×7体+2%×4体+4%×2体=23%
守備 +1%=1%
素早さ +1%=1%
賢さ +1%+2%+4%=7%

奇数は繰り上げのため、最終的に
HP 24%
MP 8%
攻撃 24%
守備 2%
素早さ 2%
賢さ 8%
となります。

次に、ドラゴン系図だけで埋めた場合を考えてみます。
・???(曾祖父母×1、祖父母×1、父母×1)
・ドラゴン(曾祖父母×7、祖父母×3、父母×1)

HP +1%×8体+2%×4体+4%×2体=24%
MP +1%×7体+4%=7%
攻撃 +1%×8体+2%×4体+4%×2体=24%
守備 0%
素早さ 0%
賢さ +1%+2%+4%=7%

奇数は繰り上げのため、最終的に
HP 24%
MP 8%
攻撃 24%
守備 0%
素早さ 0%
賢さ 8%
となります。

最終的に、このマジェス・ドレアムは守備力330、素早さ802になると考えられます。画像のマジェスは守備力336、素早さ817であるため、微々たる差かもしれませんがステータスが高くなります。

今回は???系のマジェス・ドレアムを逆の系図である魔獣系を曾祖父母に1体来るようにしました。他の系統は以下を参考にしてください。

逆になる系図
   物質   ⇔ ゾンビ
   ドラゴン ⇔ 自然
   スライム ⇔ 悪魔
   魔獣   ⇔ ???

この系図の埋め方は、必ず全てのステータスの系統ボーナスが奇数になることが重要な点です。奇数の系統ボーナスは繰り上がるので、奇数の系統ボーナスが多い方が最終的なステータスの補正は高くなります。この方法で系統ボーナスが理論的に最大となる78%分全てを振り分けることができます。

10. 6か所遺伝+系統ボーナスの黙示録の配合手順

 最近では、6か所遺伝+系統ボーナスのような育成をする方が増えてきたため、5の項目のように配合手順を書いていこうと思います。

※ここで書かれている調整方法は、育成に時間がかかります。詳しくは9の項目を参考にしてください。

ここでは、目的の6か所遺伝の個体値をCとして、以下の式が成り立ちます。×は配合を表します。
・A×O=A
・B×A=B
・C×B=C
・A'×O'=A'
・B'×A'=B'
・B×B'=C

6か所遺伝+系統ボーナスの育成が初めての方や、個体値調整の初心者の方等には少しわかりにくいかもしれませんが、イメージ的には8体配合みたいなものです。

配合手順の見方
 まず、12体のパターンの見方です。
曾祖父母:(C×B)×(B×A)×(B×A)×(A×O)
    : C   B  B   A
祖父母 :  (C×B) × (B×A)
    :   C     B
両親  :     C×B
    :       C

次に、8体のパターンです。
曾祖父母:(B×A)×(A×O)×(B'×A')×(A'×O')
    : B   A  B'   A'
祖父母 :  (B×A) × (B'×A')
    :   B     B'
両親  :     B×B'
    :       C

配合手順
①HP MP 攻撃力+
 8体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   A:モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)

   O':モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   A':モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   B':モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)

②HP MP 守備力+
 8体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   A:モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー)
   B:モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)

   O':モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A':モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さー)
   B':モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さ+ 賢さー)

③HP MP 素早さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   A:モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さー)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   C:モンスター♂(HP MP 素早さ+)

④HP MP 賢さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   A:モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   B:モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)

   O':モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A':モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   B':モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)

⑤HP 攻撃力 守備力+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A:モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さー)
   B:モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   C:モンスター♂(HP 攻撃力 守備力+)

⑥HP 攻撃力 素早さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   A:モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   B:モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さー)
   C:モンスター♀(HP 攻撃力 素早さ+)

⑦HP 攻撃力 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A:モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   B:モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   C:モンスター♂(HP 攻撃力 賢さ+)

⑧HP 守備力 素早さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A:モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さー)
   B:モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さ+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   C:モンスター♂(HP 守備力 素早さ+)

⑨HP 守備力 賢さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   A:モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さ+)
   B:モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)

   O':モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   A':モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   B':モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)

⑩HP 素早さ 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A:モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   B:モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   C:モンスター♂(HP 素早さ 賢さ+)

⑪MP 攻撃力 守備力+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   A:モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力+ 素早さー 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   C:モンスター♂(MP 攻撃力 守備力+)

⑫MP 攻撃力 素早さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   A:モンスター♂(攻撃力ー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さー)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さ+ 賢さー)

   O':モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   A':モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   B':モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)

⑬MP 攻撃力 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   A:モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さ+)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   C:モンスター♂(MP 攻撃力 賢さ+)

⑭MP 守備力 素早さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   A:モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力+ 素早さー 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   C:モンスター♂(MP 守備力 素早さ+)

⑮MP 守備力 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   A:モンスター♀(MPー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   B:モンスター♂(HP+ 攻撃力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さ+)
   C:モンスター♀(MP 守備力 賢さ+)

⑯MP 素早さ 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   A:モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力ー 賢さ+)
   B:モンスター♀(MP+ 守備力ー 素早さー 賢さ+)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さ+)
   C:モンスター♂(MP 素早さ 賢さ+)

⑰攻撃力 守備力 素早さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   A:モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
   B:モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)

   O':モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力ー 素早さー)
   A':モンスター♂(HP+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP+ 守備力+ 賢さー)
   B':モンスター♀(MP+ 守備力+ 素早さー 賢さー)

⑱攻撃力 守備力 賢さ+
 12体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   A:モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力+ 賢さ+)
   B:モンスター♀(MPー 守備力+ 賢さ+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   C:モンスター♂(攻撃力 守備力 賢さ+)

⑲攻撃力 素早さ 賢さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   A:モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
   B:モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)

   O':モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さ+)
   A':モンスター♂(HPー 素早さ+)
   ↓ 黙示録♀(MPー 守備力ー 賢さ+)
   B':モンスター♀(MPー 守備力ー 素早さ+ 賢さ+)

⑳守備力 素早さ 賢さ+
 8体のパターン
   O:モンスター♀(MP 守備力 賢さ0)
   ↓ 黙示録♂(HP± 攻撃力+ 素早さー)
   A:モンスター♂(攻撃力+ 素早さー)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力+ 賢さ+)
   B:モンスター♀(MPー 守備力+ 素早さー 賢さ+)

   O':モンスター♂(HP 攻撃力 素早さ0)
   ↓ 黙示録♀(MP± 守備力ー 賢さー)
   A':モンスター♀(MP+ 賢さー)
   ↓ 黙示録♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+)
   B':モンスター♂(HPー 攻撃力+ 素早さ+ 賢さー)

11. おわりに

 個体値を初めて知った方にとっては、少し複雑な内容かもしれませんね。いきなり全てを理解しようとする必要はありません。個体値調整に挑戦する方も、最初は失敗してしまうこともあるかもしれません(今でも失敗することはあります)。最初は黙示録のみ、系統ボーナスのみの調整等から初めて、徐々に慣れていっても良いと思います。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

記事の間違いや質問等があれば、いつでも気軽にどうぞ!


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