僕がサーナイトにミュウexを入れたワケ
1.前書き
こんにちは、クログリです。
先日行われた2024シーズン1のシティでベスト8入賞出来ました!
調整に付き合って頂いた方々には感謝、感謝です!
今回はタイトルにある通りサーナイトへのミュウexの採用に至るまでの経緯を残したいと思います。
2.シェアtier
シティの構築を検討する上で当たりを想定したシェアを検討しました。
前夜に考えてたシェアなので今は多少変わってるのはご承知おきを。
tier1 リザードン ロスギラ
tier2 サーナイト パオジアン ミュウ
tier3 ミライドン ルギア インテウーラ
リザードンの安定性、ロスギラのデッキパワーの高さからシェアはかなり高い。
サーナイトは5戦中1度も負けられないとなると、安定性の面から使用者多少目減りする。
パオも序盤展開出来るかで勝率への依存度が高くシェアトップまではいかない。
他はシェア高い相手に不利が付くので数が減る。
これを前提に採用カードを検討。
3.ジラーチの兄貴の消失とミュウex
レイジングサーフ環境の中心と言って過言ではないカード。 場に出るとヤミラミ、クレセリアの強い動きを抑え、負け筋消しやターンの猶予を獲得出来る。
サーナイトで採用する強みは、ロスト相手に後半効率良くサイドを取られなくなること、ミラー時にラルトスラインを守れる。
ロストにもジラーチが入ってくるとそこそこダメカンを載せて技を使わざる負えない状況が出てくるためヤミラミが怖くなるが、ジラーチがいれば防ぐことが可能。
ミラーにおいては、出しておかないと相手のクレセリアに一方的にラルトスラインを取られ続けてキツくなる。
強みが、相手にジラーチが入ってた時のためにジラーチ入れないといけないのが肝。
また、ジラーチ展開することでベンチ枠を圧迫し、攻めるポケモンが足りずに負けるケースがある。(特にロスギラへの敗率が上がった
ジラーチで有利になると思っていたロスギラは、逆にゲームの主導権握られやすくなり熟練者相手に勝つのが難しい。
サナミラーだけは無いと厳しいが、使用者も減っている上に居なくても勝負にはなる。
不採用の理由が積み上がりつつ踏ん切りが付かなかったが、本番前日のシティ入賞サナ構築を見ると・・・
ジラーチ不採用、ガラルフリーザー採用型が多数結果を残す。
ミラーにおいてネックだったジラーチがいないことで採用理由が無くなり、ロスギラに強くなりつつ、意表を突けるミュウexを採用。
結果的に環境の一歩先を読んだ構築になり勝ち切れた。
ガラルフリーザーは前夜から入れて正しく回せる自信がなかったのと、スタートした時の裏目と1枚で劇的に有利不利変わらないと判断して不採用。
4.デッキリスト
優先的に枚数を決めたカードから紹介
・リバーサルエネルギー2枚
リザードンを相手に必ず引きたいカード。
アルカナシャインでリザを取る際に、返しに非Vで取られないように、HP50以上残しすために必要なパーツ。
ロスト系統にもHP満タンでアルカナシャイン殴れたり、要求エネを減らしたりと欲しい時が多いため2枚で固定。
・月明かりの丘2枚
前述の高HPを保ちながら技を使うために必要なカード。
2回リザードンexを飛ばすためには2枚いる、他の対面でもHP高い水準に保ちたいケース多いため2枚採用。
・ちょうエネルギー11枚
言語化が難しい枚数、10枚だと最後に1枚足りないことが多く11枚採用。
リザードンに対しリバーサル絡めない時に9枚必要かつ事前の手張りなどで散ったり丘の回復見越したり逃げエネで確保と10枚は必要。
そして、確率的に最低でも1枚サイド落ちすることを考えると11枚は欲しい。
体感毎回2枚はサイド落ちしてるので、10枚だと280飛ばすのもギリなので11枚はやはり欲しく、11枚に落ち着く。
・ボウルタウン、崩れたスタジアム1枚
スタジアム枚数は合計4枚は固定。
手札干渉しながら動きたいのでさぎょういんよりもスタジアム実物を優先。
ボール枠と役割被せる為ボウルタウン、負け筋消しエネ回収相手の崩スタ使わせないと役割いっぱいの崩れたスタジアム採用。
ボウルタウンは相手に使われるが、基本序盤使うのは最終手段で保険の立ち位置。
・ミュウex1枚
今回の主役。
ロスギラに対して有利を取れるようになる1枚。
手裏剣取っても良し、ロストインパクト取っても良し、しかも手張り絡めるとヤミラミにも取られない。
ジラーチの影響で主導権より握られやすくなったが、ミュウがいればサナ側が優位に盤面作っていける。
サナミラーにおいてもミュウexへのガード下がっており手裏剣決まる確率は高め。
ガラルフリーザーの流行でマナフィ出される可能性あるが、ジラーチ含めて出してくると相手盤面かなり弱い為ボスなどからラルトスライン狙えば優位に試合運べる。
アロコンに対してもクレセリア+ミュウexで突破が可能で詰み対面が減るのも○。
5.シティマッチアップ
予選4-1
サーフゴー 先○6-3
サーナイト 先○6-3
サーナイト 後○6-5
リザードン 後×0-2
サーナイト 先○6-3
トナメ一没
パオジアン 先×3-6
過去かつてないほどサナミラーをした1日。
自分が使ってるのもあって、動きからほぼ手札が透けて見えたので有効な攻め手を選択出来た。
3戦目のサナは時間切れの1ターンでアルカナシャインからきっちり欲しいカード引き切って勝ち、1番震えたしカードにめちゃくちゃ感謝した。
5戦目はミュウex手裏剣決まり勝ち。
サーフゴーはあまりにも有利対面で勝ち、リザードンはリバーサル2枚エネ2枚サイド落ちに気付かず時間切れ目前でプレミもしたので投了。
予選5位抜けでトーナメント。
トーナメント最も当たりたくないパオジアンだが先手取れてワンチャンあり、ミュウex手裏剣出来る巡りだったがサイド落ち・・・。
そのまま順当に決められてあえなく撃沈。
当たり予想は外れたものの、プレイングと秘密兵器がぶっ刺さり抜けれているので構築とデッキ選択に後悔は無しでした。
6.各対面の立ち回り
レイジングサーフ環境で変化があった対面と特筆必要な対面を記載
ロストギラティナ 微有利
ジラーチの登場によりクレセリアがほぼ通らなくなり主導権を握りにくくなった対面。
アビスシークで盤面構築、ウッウ軸にガンガン攻めてくるタイプと構築やプレイングに種別もあって対応が難しい。
基本的にはウッウやヤミラミで取りづらいHPのポケモンを押し付けながら戦いたいが、そのアタッカーを育てるクレセリアが通らないのが悩ましくなったところ。
理想の動きが出来ないままツツジラインに入り、雪道と合わさって要求上がりすぎて打開出来ず負けるパターンが多い。
いかに準備して雪道ツツジに突っ込むかが課題になるが、ミュウexがこの準備に大きな役割を果たす。
サイド3枚になる前にミュウexにエネ3枚付けとくだけでギラティナで技を使った際のカウンターが出来る。
ミュウexを無視されるかと思われるが、無視されるならサーナイトexで前を倒しまくれば勝てるので無視が難しい。
また、事前に手裏剣をギラティナに当てておくとVSTARになってもミラクルフォースで取れるのでサナex複数立てることで負けにくく勝ちやすい盤面が作れる。
リザードン 有利
アルセウスやピジョット採用型に対しての評価。
ロストとリファインはきっちり回られると不利が付く。
ジラーチ採用によりヒトカゲやポッポにクレセリア当たらなくなるが、ジラーチ出せるくらい展開してるならクレセリアは使わないので影響がない。
一体目のリザードンをリバーサル絡めてHP50以上のアルカナシャインで飛ばすことを目標に動く。(リバーサル+ちょうエネ6枚丘で回復)
サイド2枚は取られてOKなので、ミラステも視野に入れながら盤面を強くしていく。
リザードン、ピジョット(アルセウス)、リザードンで取れるのがベスト。
サイド3取られたり、アルセウスピジョット消されたりした場合は、サーナイトex残して番を返さないようにする。
サーナイト 五分
構成によるが概ね五分。
ゲッコウガ出してくれたら手裏剣狙う。
手札干渉の使い方重要で、相手が動き弱ければこちらの動き強く無くても打たなくて良い。
いかに弱みに漬け込んでいくかがサーナイト戦では重要、状況と動きを見極めて1番要求が上がる手を打ち続けることでサイド負けてても最後に捲れる。
攻め手を書くとキリがないので概念だけ。
パオジアン 不利
ビーダル型は圧倒的に不利。
ピジョ、アルセ型はセグレイブ狩続けて、終盤ナンジャモでバグらせると割と勝てる。
先2でミュウex決めることでセビエ狩れればほぼ勝ちになるが、要求高すぎるので頭の片隅に入れておく。
2ターン目に手裏剣来なかった場合は手裏剣に強いHP90以上の盤面にする。
サーナイトが90以上にするにはリバーサル絡める必要があるので、頭の片隅に入れておく。
あまりにも不利なのでマナフィ2枚目入れたい。
7.未来古代環境
ごっつぁんがキツかったりブジンがヤバかったりするのでそのままでは厳しい。
初期は高速環境になると予想。
序盤を乗り切ればなんとかなるかも?
サケブシッポやフワンテ採用型にした上でおまもり多投型にすることで耐久と火力を両立すれば・・・
8.最後に・・・
調整付き合ってくれたポケカのつどいの面々には感謝の言葉しかないです。
コミュニティ参加してなかったら納得いく構築になっていなかったと思います。
改めてコミュニティの大事さを噛み締めつつ、次環境も楽しんでいきたいです。
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