何に向かい手を合わせる

実るほど頭を垂れる稲穂は、日本人の生きることに対する姿勢だったんだなぁ。

あれは午後3時くらい、直売スーパーで買い物したおばあちゃんが駐車場で太陽に向かって真っ直ぐ手を合わせ、頭を下げていた。
そのスーパーの周りは田圃を持ってる家が集まる一画になっている。
自分らが作ったお米を毎日食べて、天地への感謝の想いが湧き、自然と手を合わせている風景に見えた
受け継がれた教えを、当たり前に見せられた秋の午後

こんなにも近くにそうしてる人がいたのに
引き寄せられない自分がいただけ
昔なら目にも止まらなかったのかも知れない
神聖さを見た
幸せの階段は見えないけどこうやって登る
神様は見たいものを見せてくれる