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【ビルディバイド】10弾赤白諸葛亮【げえっ!】

 お世話になっております。くろんげです。

 10弾発売、および名古屋ディバイドバトル2nd(以下「名古屋DB2nd」)から色々あっての記事になってしまい、申し訳ない次第でございます。



はじめに

 本note記事ではテリトリー「赤壁の大河」をメインとした赤白デッキの簡単な構築および採用候補のカードについて記述しております。(エースが2種類あり、かつテリトリーによって構築方針が変わるため今回はテリトリー呼びします)

 なお全文無料です。前回はお騒がせいたしました。

 先日2023/6/25(日)に実施された名古屋DB2ndを本デッキで5-2しましたが、皮肉なことにDBに出たからこそ更なる調整点が見つかったため、レシピ供養に近い記事になります。

 また私事ながら、意外と知り合いとは1人だけしか当たらず、ほぼほぼ知らない方とのマッチアップになったのは大変良い刺激でした。対面頂いたすべての人に感謝を。




構築・プレイの小ネタ


デッキコード:oCEojcB1jA

 総枚数は42枚(テリトリーを除く)です。
 デッキのカード紹介は上記レシピ画像の配置順でないことをご了承ください。

 レシピ供養記事なので、カードごとの記載は草稿レベルの記載になることをお許しください。

★★テリトリー・エース

■赤壁の大河(テリトリー)
【簡単な採用理由】諸葛亮を有効活用する場合、こちらのテリトリーの方が優秀なため。

 諸葛亮が可愛いくてこのデッキを使うので、表面が諸葛亮であるこのカード一択。
 ……ってのは2割ぐらい冗談で、《桃園》と違って相手の盤面に直接触れる効果付きなのと、ユニット除去のやり取りが多いゲームなので横並びして強い効果の《桃園》は持て余すなぁということでこっち。でもたまーに5000上昇が恋しい。
 除去とヒット上昇があるので、トップ叩きつけるゲームで勝てるときもある。

 というかそもそも《桃園》でも《張飛》以外に盤面触れるカードくれよとは思う。ブリッツだからヤバいのかもしれないけどさぁ。


神算鬼謀 諸葛亮 4枚
【簡単な採用理由】このデッキのエースかつ、手札補充のメインエンジンのため。

 エース兼メインリソースエンジン。デッキパワーの源。カミーリア並に可愛い。
 トップ3枚からバーサーク限定で全回収。残ったカードはリムーブ。コマンドとか捲れて飛んでっても「トップの質が上がった!」と前向きになろう。

 《迦楼羅》《キャピ》《ヘッドショット》は知らん(※「対抗策がありません」の意味)。ただダメージやマイナス系の除去は最速《ガレナ》で4→6できなくても7になるターンまで開放をズラして1余らせれば《闘争本能》で耐久できるのでまだ知ってる方。
 《切札》とかの確定除去は本当に知らないので死ぬ。当然《虚を突く》《失神》《難関ステージ》のレスト、《遅滞》《謀略》《シュトルム》のヒットマイナス系も地味にキツいのでやめて欲しい。
 ビート環境だから許されざるカードパワーしてるだけで、コントロール環境になったらマジでキツいと思う。というか実際キツい。


■大言壮語の夢想家 劉備 2枚
【簡単な採用理由】《諸葛亮》と称号が同じであり、称号専用効果も使用できる開放札のため。ただしバーサークではないので《諸葛亮》《侵略の戦果》の回収対象から漏れ、テリトリーによるパワー上昇も無いためユニット単体での役割が低く感じたため2枚。

 《ガレナ》で4→6できなかったけど《諸葛亮》と重ね引きしてるなら5のターンにポン起きしてエンドもある。除去カードの引受先。
 《桃園》とはまた違った殴り順の怖さがあるカード。でも《劉備》→《諸葛亮》で手札補充しながら合計6点が全通りすれば大宇宙。
 このデッキ唯一のバーサークでない生き物なので、主にブロッカー運用。


★★バスター

 《諸葛亮》がバスターなので合計8枚です。

美周郎 周瑜 3枚
【簡単な採用理由】効果対象にされた時にエンドフェイズまで逃げる事ができ、ブリッツバーサークなので赤壁のサポートを十分に受けられるため。ただし素のパワー7000が非常に心許なく、効果も《諸葛亮》《戦果》で手札が伸びていることが前提なので3枚。

 《諸葛亮》とパワーラインが同じなので弱点はほぼ同じ。直接的にアドを取る効果がないかわり、対象になったら一時的に逃げれるのが偉い。
 実質的な除去耐性はあるものの、上から殴り返しされるとそのまま死ぬ。《バオングーロ》を筆頭とした4c7500デコイサイクルですら(《赤壁》のバウンス権を消費させられるし、普通に上から殴り返されるので)めっちゃキツい。
 あと《ギアステア》とかの面除去や《モリアーティ》とかのプレイヤー対象を食らうと普通に除去される辺りが信用できなかったので3枚。
 《諸葛亮》と違ってコントロール環境では強いので、デッキの流行り具合で枚数変動するカード。まあその《諸葛亮》で手札増やせなかったら弱いんですけど
 地味に色拘束が白3なので気をつけよう。


連環の計 龐統 2枚
【簡単な採用理由】序盤のビート要員かつ、解放後は除去手段を選ぶデコイのため。ただし《赤壁》のヒット上昇サポートを受けられず、パワー上昇効果も(《周瑜》と同じく)手札が伸びていることが前提なので2枚。

 初動札。開放前から4500あるデコイなので、序盤の3cユニットとのバトルはほぼほぼ一方or相打ちができる。
 同じ3cバーサークデコイになる《バハロ》と違って常にデコイ持ちだし、開放前でも《闘争本能》を投げて返り討ちにするパターンもある。
 開放後の除去も、バトルしようとしても10000以上で殴らないと一方されるので除去カードの引受先としてもコスパがいい。
 ただし強いタイミングが、初動か横並びできる時くらいなので2枚。


吶喊の勇武 レトキア 3枚
【簡単な採用理由】アタックに依存せずに相手の盤面に直接干渉でき、なおかつパワーが8000ラインを超えているため。ただし効果の起動に「ユニットのエナジーセット」が必須かつ、このカード自体が赤単色のカードであり、対面によっては効果が腐るため3枚。

 《バシランガ》も悪いカードではないが、高パワーデコイよりメイン中に相手のユニットを取る手段を優先したかったので採用。あとエンドに起こす効果が《バシランガ》と相性が悪く感じたのでこっち。
 開放ターンの次ターンに登場→即エナジーセットで優先権を渡さず処理効果の発揮まで可能。埋めた1cが起きてるので、《闘争本能》や《バカンス》も重ねられる。
 《赤壁》の効果で自身よりパワーの高いユニットは戻せるため、横のチャンプブロッカーを先んじて処理できる点が魅力。生存させ続けると《赤壁》バウンスと合わせて2面ずつ処理されるのでヘイトも高いと思う。
 ただし対面次第では普通に腐るし、毎ターン効果を使うとなるとエナジーを置き続ける必要があるので3枚。



★★ショット

鈴の音の猛将 甘寧 4枚
悪戯妖精 ティンカー・ベル(以下「ティンク」) 4枚
【簡単な採用理由】バーサークのショットユニットのため。
・甘寧:《赤壁》のサポートを十分に受けられるため。
・ティンク:《諸葛亮》《戦果》の回収枚数を増やしたいため。

 開放前にトリガーした《甘寧》はコマンド以外での処理が難しいため非常に強力。甘寧一番乗り!
 《ティンク》は稀に《ガレナ》が引けていない場合に出す早仕掛け要員。
 どちらも素引きした際は基本的にエナジーコストになる。《甘寧》は最悪トップした時の2点+バウンス起動要員、《ティンク》についてはエナジーの伸び次第で《ガレナ》などと重ねて2面要員になるので、どっちも2打点の動きは考えられる。(《ティンク》側は手札の伸び前提だが)
 各種手札コストになるし、《諸葛亮》《戦果》で回収する量が増やせるので各4枚。


バカンス 2枚
【簡単な採用理由】高パワーユニットが2面立っている時など、《赤壁》の効果で処理しきれない状況での除去を行うため。主に素引きして6c+1cで重ねて使用を想定。ただし相手の単騎アタック時にトリガーした場合に弱く、主に素引きで使用したいため2枚。

 《ヴォル》+《立ちはだかる絶望オルタ》とか《ライゾーム》+《オルテンシア》のように、7000超えユニットの並びをされてバーサークパンチを待たれるのが辛かったので採用。もしくは横並び咎め用。ミラーにおけるバウンス以外の除去目的も含む。
 ブライトコマンドなので、エナジー送りで置かれる時はスタンドになる。気を付けよう。
 除去先のコストやパワー指定がなくコスパが良いが、タイミングを選ぶ除去かつ、お互いフルパンの殴り合いをしてる時は腐るので2採用。


倫理の枷 2枚
【簡単な採用理由】ライフからトリガーした際に確定除去が必要だったため。《バカンス》の採用枚数から逆算して採用したので2枚。
《張り裂ける大地》でないのは、相手の開放前にトリガーした際に相手の開放ターンを縮めたり、バウンスで伸びた手札を有効活用させてしまうため。

 採用理由は上にほぼほぼ書いた。後は《周瑜》が白3要求なので色要員も含む。
 バウンスとエナジー送りの相性が悪いのは、《咲耶》デッキ(こちらは手札補充とエナジー送りだが)で似た状況を認識していたので、とにかくエナジー以外への除去がしたかった。(《バカンス》は1cかつコスト参照のない除去がアレしかなかったのでそれはそれ)
 あと思ったより《焼灸の門》での選択ショットに《襲撃》が復権してたので刺さりポイントなのはよかった。
 最速開放できなかったり、他にやれることない、もしくは相手からの除去警戒で稀にドローゴーから防御で手打ちすることあり。



★★非トリガー

■侵略の戦果 4枚
【簡単な採用理由】2cで手札が最大3枚伸びるため。またクイックなので、初期エナジー次第では相手先攻1t目のエンドフェイズにも使用できるため。

 バーサーク染めの理由の一つ。テキスト自体は《諸葛亮》の回収効果と同じ。ただし《諸葛亮》とこのカードの効果から自身には繋がらないので注意。
 初手に《諸葛亮》や《ガレナ》などがない場合に探しに行けるカードではあるが、このカードを過信してエース探索用にキープするのはオススメしない(∞敗)(リムービング劉備)(ライフとボトムにいる諸葛亮)
 コントロール対面では《諸葛亮》で満足に手札補充できない場合が多いので、このカードを何枚引けているかがターニングポイントとなる。
 なお相手先攻1t目(後攻0t目)にも使えるとは書いたが、3枚フル回収するとどう頑張っても手札上限に引っかかる(手札枚数が初手5→全回収7→後攻ドロー8になり、エナジーセットと3c登場でも6枚になる)。
 先攻1t目に使用しても同様に手札上限に引っかかるため、《ガレナ》で手札消費が間に合う「自分の2t目に入る直前の相手エンドフェイズ」がオススメ。
 使用コストの低さに対して最大回収枚数が強く、回収先とエナジー次第ではアクション数も追加できるため4枚。


激発の治療師 ガレナ 4枚
【簡単な採用理由】手札が揃っていれば4→6ジャンプでき、5エースと遜色ない速度で開放できるため。また効果で同名をエナジーに置くこともできるため。

 バーサーク参照なので同名もエナジー埋めできる《プロッコ》。《諸葛亮》のデッキパワーの元、またバーサーク染めの理由の一つ。
 手札から埋める必要があるが、手札補充手段が豊富なのと、トップから望まないカードが埋まらない点で優れる。手札の埋めたくないカードを埋めざるを得ない時もあるがご愛嬌
 《晩餐》などと違って3→5ジャンプではなく4→6ジャンプだが、5で動きたいカードも少ない(強いて言うなら《劉備》ポン置きか《枷》構えくらい)し、《戦果》で回収できたり、なおかつ開放前に処理されてもそんなに惜しくない打点要員のため。
 後半でトップした時に弱いが、可能な限り最速開放したいため4枚。4cなのを活かして、エナジー次第では他の低コスト帯と合わせて2面展開もできるので最後のダメ押しに。


苦肉の策 黄蓋 2枚
衝撃の堕天使 ハーゲンティ 2枚
【簡単な採用理由】どちらもブリッツバーサークしか持たないカードだが、赤壁のサポートを十分に受けられるカードのため。
 ・黄蓋:最速で《ガレナ》を引けていない時の3t目に動くカードとなったり、《戦果》と併せて5+2の動きがしやすいため。パワー6000でブリッツ持ちだが、ヒットが1しか無いため破壊力には欠ける。
 ・ハーゲンティ:パワー8500のため《セレス》をブリッツで一方的に破壊することができ、単体でも元のヒットが2のため《赤壁》と合わせて3点を叩き込みにいきやすいため。ただし7cなので他に構える動きがしづらくなる。
上記の理由を複合して、それぞれ2-2での採用。

 ほぼ書いた。あとは構築の遷移のことを。
 最初は《黄蓋》4《ハーゲンティ》0だったが、「《黄蓋》、使うには使うけど素パワーと破壊力足りねぇし、思ったより細かいのと重ね引きしねぇからデカいの叩きつけたほうが強いよなぁ」で2-2採用に変更。
 《黄蓋》の6000は《喫茶》エース組には弱いものの、それ以外ならブリッツも手伝って序盤の殴り返し耐性は高い。
 《ハーゲンティ》の8500は《デンジャーゾーン》《キャピ》の8000ラインを超えているので複数枚の除去を要求しやすい。あと執筆中に気がついたけど、《ヴァンダル》+《百獣王の怒り》に《闘争本能》を被せると13500になるので上から取れる。


闘争本能 4枚
【簡単な採用理由】1cでバーサークにパワー5000上昇が振れるため。《諸葛亮》《戦果》の対象外だが、殴り返しへのカウンターや、ダメージ/マイナスによる除去を回避するため4枚。

 バーサーク染めの理由の一つ。
 ダメージ/マイナス回避、殴り返しやパワー分の与え合い効果へのカウンターとなる。盤面にユニットを居座らせ続けると強いデッキであり、なおかつ1cなので小回りの利きやすさとコスパが異常。
 なるべく1枚は抱えておきたいカードだが、初手から持ってても《龐統》or《戦果》→《ガレナ》→《諸葛亮》のように「綺麗に動けるけど置くカードがない」場合は諦めて埋める。
 ショットユニットをバーサークに染めているので、急に出てきたブロッカーにパワー上昇できるのも魅力。
 ごく稀に《劉備》に3000を振ったり、ごくごく稀にテキスト消し効果を食らってバーサークが消えると5000上昇が使えなくなったりする。
 《諸葛亮》《戦果》の対象外だが、引けてる時の(殴り返し含む)除去耐性が跳ね上がるので4枚。トップ叩きつけるゲームをするなら不純物なので減らしていい。


★デッキ総評

 開放前は《龐統》or《戦果》→《ガレナ》→《諸葛亮》して、あとは流れで相手のライフをもぎるデッキ。テリトリーで打点上昇どころか除去も出るので《グラドミラル》よりタチが悪い。
 ただし6cテリトリーかつビート環境なので強さが許されているだけであって、普通に開放遅れやクイック除去をもらうと辛いのでコントロール環境になると落ち目になりそう。特に《諸葛亮》の手札補充を止められて破壊などされると、トップから《諸葛亮》か《戦果》を祈るゲームになる。また《千里眼》で《赤壁》の除去を避けられた上に高パワーでブロックされるともう目も当てられないので、クイックでのパワー上昇系が無理なく採用できるデッキに対しては苦戦を強いられることになる。
 採用ユニットについてもバーサークで固まってしまうため、バトルによる盤面制圧や高パワーデコイは苦手であることも注意が必要。
 まあまあ不利な話は書いたけど、ライフが10点の相手には勢いでゲームエンドまで持っていくポテンシャルがあるため、非常に恐ろしいデッキには違いない。


★小ネタ

  • 《赤壁》の手札バウンス効果はアタック時に付随する効果なので、相手の盤面にデコイがいる場合はデコイに向かってアタック宣言し、アタックが成立してからバウンス先を選ぶ必要がある。
    なおアタック先のデコイをバウンスした場合、バトルに勝利した判定にはなる(相手のライフへのアタックにはならない)が、アタック先が離れようが他のユニットにブロックはされるので注意が必要。

  • 《諸葛亮》は「ヒット3以上でアタックした時」なので、効果解決に対してクイックでヒットを下げても回収効果は発生する。(なので、「アタック宣言したい」か「ヒット上昇したい」のタイミングでヒットを下げる必要がある)

  • 《龐統》のパワー上昇効果はターン1が書かれてないので、バトルごとに手札コストがあれば5000ずつ上昇できる。

  • 《周瑜》の逃げ効果もターン1ではないので、逃げ効果に重ねてクイック除去を食らっても、更に手札コストがあれば逃げ直しができる。
    もし逃げ直した場合、それぞれで手札コストを払っていたら《周瑜》が2枚出せる。





採用候補だったカード

 惜しくも採用から漏れたカードたち。
 本編より量が多くなりそうだったので厳選したので、「これどうですか?」と聞いてもらえれば喜びながら回答します。
 またこちらについては個別のカード画像は省略させていただきます。

★★バスター

【バスター総評】
 《諸葛亮》がバスターエースのせいで8/12の枠を埋める形になった。
 意識したのは「除去耐性」「単騎性能」「テリトリーとの噛み合い」辺り。

《バシランガ》
 《レトキア》の項目でも触れたが、除去を重要視したので不採用。
 ただ《焼灸》やミラー対面を考えると、デコイが寝てる方が重要なのでかなり採用寄りのカード。

《ジェダイドス》
 そもそも異相が全然いないので安心して手札補充できる。ただ手札補充は《諸葛亮》《戦果》が担っている上に単純にエナジーが減るし、パワーも7500と中途半端だったため不採用。
 《共鳴現象》《野蛮な晩餐》採用型ならワンチャンあるかもしれない。


★★ショット

【ショット総評】
 《戦果》を採用した都合上、8/12を回収できるカードに固定したため、残りの4/12の枠を争う形になった。《戦果》を減らせば《ティンク》辺りは減らせると思う。
 意識したのは「ミラー戦」「確定除去」「大型対策」「デコイ対策」「横並び対策」辺り。

《モリアーティ》
 トリガーした時は結構強いけど、それ以外ではエナジーに置く以外の仕事が存在しないため不採用。
 とは言え確定除去かつ盤面増加なので採用寄りのカード。

《徐庶》
 盤面にいれば嫌なカードだけど手出しする暇がないので不採用。
 正直めっちゃ入れたい。理由はもちろんメガネを掛けているので。

《理外の排斥》
 
横並びを止めるだけでなく最低限1ドローがあるが、トリガー時に大型単騎アタックに無力かつ根本的に除去していないので不採用。
 ただし単体でも重ねても使いやすいコストなので採用寄りのカード。

《痛みを押して》
 基本的にダメージレース妨害するデコイ処理用だが、ノーマルタイミングなので割り切って1ターン目に回復だけするときもある。
 使えるタイミングが少ないため不採用。
 ただ初動札も兼任できるため採用寄りのカード。

《浅き夢見し》《無慈悲な台風》
 どちらも同じテキストのブライトショット。
 このデッキが横並びに弱いので面リセットの可能性があるのは強いが、6c以上の単騎アタックに弱い(=ミラーで用途が少ない)ので不採用。
 流行してるデッキ次第では採用寄りのカード。


★★非トリガー

【非トリガー総評】
 6cテリトリーであり、なおかつエース含めてキーワード能力参照効果が多いため、どこまでそれらに寄せるかが課題。
 意識しているのは「開放補助」「ユニット補助」「キーワード能力」「単騎性能」辺り。

《野蛮な晩餐》、《共鳴現象》
 《ガレナ》でエナジーの加速は間に合う上に、回収先にならないため不採用。《戦果》不採用なら採用候補になる。
 採用するなら、解放後も仕事のある《共鳴現象》の方が取りたい。

《痛み分け》、《乙女の目覚め》
 
重ねて使いやすいコストかつ殴り返しに強くなるが、回収先にならないため不採用。《戦果》不採用なら採用候補になる。
 ただし使用するのにユニットが必要なため、思ったより勝手が悪い。

《サベリナ》
 キーワード能力自体は全部噛み合っているが、パワーが低く一方されやすいので介護が必要なため不採用。
 使い切りのデコイアタッカーと割り切るなら採用候補になる。

《ボアッグ》
 
5枚目以降の《ガレナ》枠。自分がエナジーに埋まるので非常にエコ。
 5500なので殴り返しに強いと思いきや、後攻時に《令嬢イシュ》(黒単色イシュ)に普通に除去されるし、ショット含む除去回避をお祈りする必要があり、加速があまりにも相手依存なので不採用。
 4→6できなかった時のリカバリーを用意できるなら採用候補になる。

《ロックすぎるショー》
 《バカンス》と異なり手札バウンスだが、2cで相手のスタンドユニット全てに触れる脅威のコスパ。
 ユニットを立たせて待つ動きに対して最強の回答札だが、お互いフルパンの殴り合いをしているときに腐るため不採用。
 アイコンが付いていれば本採用したかもしれない。




おわりに

 ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。
 あんまり長くても良くないのかなぁと思ったので、今回は割とあっさり目にしました。(それでも本文は8000字超ですが)


 本当に名古屋DB2ndからは(ビルディバイドそのものにもTwitterにも)色々あってしまったので、最後に筆者近影を掲載して終わりたいと思います。

 11弾、めっちゃ楽しみッスね!!!!!!!!!!!!


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