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好きっっっっ。

この記事はAnotherVision Countdown Calendar 2020に参加しています。
AnotherVisionのメンバーが毎日面白い記事を投稿していますので、ぜひチェックしてみてください!



どうも皆さんこんにちは、AnotherVision8期の黒鉄 桜と申します。
まずは軽く自己紹介を。

名前:黒鉄桜(クロガネ サクラ)
Twitter:黒鉄桜(@kurogane_sakura)
趣味:謎解き、音楽
特性:よく泣きます(良いコンテンツに出会うと高確率で尊涙します。)
推し:忍野扇さん(5月1日生まれ)、黒澤ダイヤさん(1月1日生まれ)、五更瑠璃さん(4月20日生まれ)etc...




はい。


自己紹介も終わったので、一旦休憩しましょう。深呼吸深呼吸。
ここから深海に潜っていくので、ちゃんと息は吸っておいた方がいいと思います。大丈夫そうですか?準備は良いですね?それじゃあ始めて行きましょう。

スゥ...

授業開始

起立、礼、着席。
はいそれでは、今日も「音楽」の授業やっていきますね。本日の議題は、「いろんな曲の私にとってのここ好きポイント」です。本当は30曲くらい紹介する予定だったんですが、どう考えても時間が足りないので、しょうがなく「VOCALOID」「アニソン」「J-POP」の三ジャンルから3曲ずつ紹介することにしました。それじゃあ早速一つ目のジャンル...

え?「ここ好きポイント」が何か分からない?おいおい...(笑)一体キミは義務教育で何を学んで来たんですか?(笑)まったく...しょうがないひともいたもんですね...ちょっとだけですよ...

「ここ好きポイント」とは、

あらゆる楽曲における「あっっっ好きっっっ」「あっっっ無理っっっ(歓喜)」となるポイントのことである!みんなもいろんなアーティストの曲を聴いて「なんかこの曲のここ無限にリピートしたくなるな」とか「あ、この曲。全体的な曲調はあんまり好きじゃないんだけど、なんかここは好きだな」ってこと思ったことありませんか?そうゆうポイントの事を私は「ここ好きポイント」と呼んでいます。

ここテストで出るのでよく覚えておいて下さい。
え?そんなこと言われてもいまいちピンとこない?まったく...多分聞いてれば分かるから、ここから先、ちゃんと聞いておくように。

ということで、仕切り直して、一ジャンル目の紹介に移りましょう。

「VOCALOID」

今や、知らない人はいないと言っても過言ではないVOCALOID。「米津玄師/ハチ」さんや、「須田景名/バルーン」さん等々、様々なアーティストを生み出した今、もう一つのジャンルと言っても過言ではないのかと思います。いや寧ろ、VOCALOIDという存在が世界に産み落とされた段階でそのジャンルとしての「歴史」は始まっていたのかも知れません...
そんなVOCALOID、勿論ここ好きポイントがある曲達は無限にあります。てか無限に好きがあふれてるのでちょっとマジどうしようって感じになってます、が、選びました。頑張りました。その分、「ここ好きポイント」はかなりコアです。刺さる人を滅多刺しにするつもりで選びました。ということで一曲目、聴いて下さい。

一曲目

『トオトロジイダウトフル/初音ミク』byツミキ

好きっっっっっっっ。
声を大にして言います、この曲は好きです。大好きです。いやね?実はこの曲元々はGUMIちゃんが歌ってたんですよ、そのバージョンもめっちゃ好きなんですけど、ミクちゃんバージョンで再演してて、「あ、やばい。どっちも好き」ってなっちゃいましたよね、知ってました、知ってました。
あ、ごめんなさい、声が大きすぎましたね。
よいしょと。
いや、つい取り乱してしまいました、ごめんなさいごめんなさい。
さて、本題の「ここ好きポイント」について話して行きましょう。

・イントロのギターのカッティング(00:00~)
いや、ここは捨てがたいですね。元々ギターのカッティングの音が大好物なんですけど、このカッティングはめちゃくちゃずるいですよね。普通のカッティングのフレーズを、VOCALOID楽曲の特徴の一つでもある「打ち込み」をつかってめちゃくちゃ途切れ途切れにしてるんですよ。ツミキさんの楽曲にはこの「途切れ途切れの表現」がかなりいっぱい出てくるんですが、その中でも群を抜けて好きなフレーズの一つです。
・間奏になると暴れ出すベース(00:40~)
いや、好きですね、はい。なんかギャップというか緩急があるのめっちゃ好きなんですよね、曲に限らず。ほら、映画とか謎解きとかでもあるじゃないですか、笑えるとこいっぱいあってコメディチックなのに最後の最後で鬼みたいに泣かせてくるエモコンテンツ。そうゆうのも含めてギャップってめちゃくちゃ好きなんです。それを感じさせるかのごとく暴れ回るベース、好き、こいつの勢いと私の好きはもう誰にも止められない。
・「頭痛が痛いんだ」(01:10~)
いや、刻みすぎなのは分かってますよ?そりゃ私だってね?厳選してご紹介したいですけど、ここも捨てられなかった。なんて言うんでしょう、こう、楽器陣が止んだときにボーカルが一人で感情を伝えるフェーズ?好きなんすわ~。ここの歌詞すごい良いですよね、本来間違っているはずの重言によって痛さが強く伝わってくる感じが。VOCALOIDって、言ってしまえばひとつの「音声合成ソフト」なんですよ(波乱を呼ぶ発言)。ただ、彼らが、ボカロP達がその腕で曲を歌わせた瞬間、たちまち一人の「初音ミク」さんや「GUMI」さんといった人格をもった人間になるんですよ。もうすごすぎますよね、VOCALOIDもボカロPも。

ちょっと、一個一個の好きポイントのウェイトが重すぎて、全曲紹介しきれない気がしてきたので、ここからはダイジェストで。
・ベースの弦飛び(01:13~)
・階段みたいに音が下がっていくところ(01:30~)
・ドラムのぶっ飛んだフィル(02:03~)
・ついに本気を出すキーボード(02:16~)
・「本当のこと」の歌詞の最中に一瞬だけ現れる虚無(02:41~)
・「何処にもいないんだっけ」のけ(02:47~)
・ピアノの伴奏の進行(03:06~03:10)
ですね、はい、多いです。普通の曲だとこんな多くないです、多い奴をもって来ました、偉いので。あんまピンとこない人は(多分来ない人がほとんどだと思うので)もう一回聴き直しに行って下さい、もう一回聴いてもピンとこない人は来るまで聴き直してください。

ということで一曲目の紹介が終わりましたが、まだついてきている人は居ますか?ちなみにもう2,500字超えてるらしいですよ。ここまでついてこれている人は多分滅茶苦茶好みが合うと思うので、お友達になりましょう。
もうすでにお友達の方は、一緒にカラオケでも行きましょう。

はい、こんなことばっか書いてるから全然記事が進まないんですね、自重しません。さぁ、二曲目に行きましょう。
と、その前に、この「ここ好きポイント」解説なんですが、一曲目の調子を見ていただければわかるとおり、ちょっと無限に書けちゃうんですよね、なので、詳細に書くのは3ポイントまでという制約を自分でつけていきたいと思います。もしもっとしっかり解説聞きたいよって人がいれば、後日どっかで声かけてください、多分無限に話せます。
それじゃあ二曲目です。

二曲目

『おはよう、僕の歌姫/Fukase(&IA)』by傘村トータ

あぁ……。大好きです…。本当に好きです…。
いや、この曲やばくないですか。私人生で初めてこの曲を聴いたとき、「あ、死んだわ、これ。」って思いました。滅茶苦茶大好きですね。
一曲目の紹介で何となく察した方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、私、ピアノ大好きなんですよ。かつ、こうゆうエモ(という言葉で括ってしまうのも勿体ないくらい激ヤバ滅多刺し)の曲って完全に殺しに来てますね、尊死します、やめてください、一生やめないでください。


はい、またしても暴走しちゃいましたね、知ってました。
じゃあこの曲の「ここ好きポイント」解説していきますね。

・「君は誰」のき(00:01~)
いや、刻みすぎですよね、分かるんですけど、ちょっとここは触れないわけにはいきませんでした…。
えっとですね、私、これでも多分VOCALOID界隈ではかなり古参、かつかなりいろんな曲を聴いてきた方だと思うんですよね。ただ、なんていうんでしょう、出だしでここまで、「あ、やばい、これ刺される奴や」って感じたのは初めてでしたね。はい、無事に刺されましたよ?なんですか?
・「あはは」(00:36~)
え、こことかやばくないですか?え、なんかこう、本当に、めっちゃ自嘲的なんですよね、何がやばいってそれが、伝わるんですよ。なんかこの曲、それが伝わるんですよ。この男の子がどうゆう風な経験をしてきて、今どうゆう状況なのかが、はじめて聞いたタイミングでも伝わるんですよ。
・比較的単調な伴奏(00:00~)
「?」ってなっている方もいらっしゃるかもしれませんね。はい。
「単調」というこの言葉、あまりプラスの意味で使われること無いですよね。かつ、それが「ここ好きポイント」?どうゆうことなのかって話なんですよ。ちょっとこれに関しては私は多くを語るつもりはありません。
この曲の「ここ好きポイント」紹介は、傘村トータさんのとある一本の動画を置いて終わりにしますね。






じゃあ三曲目、行きましょうか。
一曲目は「ロック」めな曲、二曲目は「バラード」めな曲と来て、VOCALOIDジャンル最後の曲となりました。最後はVOCALOIDの真骨頂、「エレクトロニック」めな曲でしめく括りたいと思います。
それでは聞いてください。

三曲目

『共感覚おばけ/初音ミク』byねこぼーろ(ササノマリイ)

いや、かっこよすぎん?え、かっこよすぎん?
いや、もうね?お気づきの方も多いと思うんですけど、私、いろんなジャンルにおいて、滅茶苦茶雑食なんですよ。もちろん、音楽に限った話でいえば、ロックも好きですし、バラードも好きですし、所謂J-POPと呼ばれる曲も好きですし、演歌も、クラシックも好きなんですよ、ただね、個人的に、この「エレクトロニック」だったり「テクノポップ」だったりまあ狭義「DTM」と呼ばれるジャンルともいえばいいんでしょうか、そういった
曲大っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ好きなんですよ。
ちょっと好きすぎて、語彙力ちょっとどっかいっちゃったんですけど、「とにかく!」この曲の「ここ好きポイント」解説していきますね!

・ディレイがかかったような始まり方(00:00~)
いや、この曲の始まり方!ちょっとカッコよすぎません?なんていうんでしょう、完全に音量ゼロの状態からクレッシェンドがかかって大きくなっていくスタートより、小さい音量からクレッシェンドがかかってくる感じ。
「あ、始まりますね、お疲れさまでした(死)」って心置きなく死にに行ける感じ?大好きですね。
もっとコアな話をするとなんですけど、この曲始まって4小節経った後。もともと、結構音色柔らかめのキーボードが鳴ってるんですけど、そこに「ブツッ」っていう機械的な音とともに鈍い・鋭い・ひずんだキーボードが入ってくるんですよ、ちょっと聴いてみてください。


はい、聴きました?
そこ、そこなんですよ、そこ滅茶苦茶「ここ好きポイント」です、はい。
これはあくまで個人の意見なんですが(ここまでも個人の意見しかない、という意見は一旦無視します)、機械的な音楽における、機械的な音って、最高の演出だと思うんですよ。この曲においてのそれが個人的にはここだと思うんですよね(もちろん、ほかにもいっぱいここ好きポイントはあるんですが)(後述します)。

・ボーカルの後ろのコーラス(00:23~)
これ、正しい表現かは分かんないですけどね、ちょっと耳を澄まして聴いていただきたいんですが、ボーカルと一緒に低い声聞こえるじゃないですか、コーラスとも言えないくらいか細い声なんですけど、それです。
それが、好きなんですよ…。ちょっと耳だけ傾けてた方は、MVを見てほしいんですけど、このMV、若干ブレてるんですよね。わかりやすい(わかる人にはわかりやすい)表現をすると、あの小学生の時のなんかの雑誌の付録とかについてきた3D眼鏡あるじゃないですか、あの両目が違う色のやつ、あれで見てる感じになってるんですよね、なんていうか…不安定なんですよ。
その感じがしっかりと楽曲から出てるんですよね、すごい好きです。

・詰まったような連符(01:56)
いや、ここも好きですね、はい。
よく聞けばタイトっちゃタイトなんですけど、それまでの勢いを急につぶすように途切れるんですよね、かつその部分の歌詞「まあ そうか」なんですよね、自己解決して諦めた表現が妙にリアルといいますか、その心理描写が曲のこの表現によって浮き出てくる感じ。すごく良いです。

その他の「ここ好きポイント」がこちらです。
・キュイーンって音(01:34~)
・不気味にタイトなリズムを刻むノイズ(01:57~)
自分の中でもかなり好きな音楽のジャンルのため「ここ好きポイント」はかなり癖強めです、ただ、分かる人は分かってくれるんじゃないかとも思います、てか全員理解するまで聴き続けてください。

休憩(?)

さて、ということで、全体の1/3が終わりましたので、ここらへんで10分間の休憩を取りましょうかね…。しっかりと休憩をとるように…え?
もう5000字超えてる!?しかももう12/23が終わってしまうだって!?
そんな…私のAVCCは滅茶苦茶短く、簡潔に9曲ご紹介するつもりだったのに…
うっ…、でも締め切りは過ぎるわけには…
何かいい方法は…


そうだ!

無題33_20201223232030

ということで、本来であればこの記事で「VOCALOID」「アニソン」「J-POP」の3ジャンルから3曲ずつピックアップしてご紹介する予定だったんですが、様々な理由から納期に間に合わせることが出来ず、かつ、私のAVCCだけ性癖が爆発した論文くらい長いなにかになってしまう危険性があったため、急遽(12/23 23:20判断)「VOCALOID」編、「アニソン」編、「J-POP」編の全3部に分けて公開することにしました。
とはいえ、突発的な思い付きです、続くかどうかはマジで分かりません。
今回のこの記事が好評そうだったら続きもいつか公開します。
あんま伸びなかったら、失踪するってだれかが言ってました。
ということで、なんかいい感じの反応よろしくお願いします。
あ、今回ご紹介したマジで大好きな楽曲たちに関してなんですが、各自、YouTubeで300回くらい再生してください、かつ、マジで好きになったらなんかいい感じのとこでちゃんと買って聴いてください、よろしくお願いします。

それでは、長くなりましたが、これで今回の記事は終わります。
長い間お疲れさまでした、最後まで読んでいただきありがとうございました。










p.s.
今回の「ここ好きポイント」紹介なんですが、できるだけ曲調が被らないよう、自分で調整しているので、多分ですが全部が全部刺さる、という人はなかなか珍しいと思います。てかその人は多分私です。ようこそ、自分。
また、この記事に書かれた感想・意見はあくまで個人のものです。

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