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眉間の皺

久し振りに文章を書くのですが、最初に申し上げておきますが、あんまり明るくない話題とおもいますので、そういうのがお好きでない方は「戻る」でお願いします。今日はそのタイプの話。長いです。


リアル生活の私は、結構はっきりした自分の意見(愚痴?)が多いタイプなので、あれこれと話題が出た時は、自分の意見を口に出して主張します。

しかも、結構強めに主張します。もちろん相手や場の空気も汲みますよ。いい歳の大人ですから。その上での主張です。

元々の性格が結構強めだと思うので、議論に発展する事も比較的恐れないで言葉を発します。故に、会社員時代はよく上司に制止されたものです(笑)
敵も味方も多かったな。理解のある上司には可愛がって貰いましたが。

極端に口数は多いタイプではないのですが、自分自身の事については、親しい仲の人には、かなり深い部分の自分自身像を話す事が多いです。慣れていない人だと「この人メンドクサイ人(つきあいづらい人)だな」と思われる事が多いかと(笑)

で、本題なのですが、身近の人で私の話を聴いて下さる方が何人か居るのですが、

そのうちの、ある方なのですが。

・・・癖?なのか、

私の話題を聞くと(もしかしたら私だけでないかも)、必ずといっていいほど、表情が微妙に曇ります。(”笑ってくれない”又は "気難しい表情"と表現した方が正確かも)まあ、露骨に嫌な表情では無いと思うのですが、とにかく、毎回、毎回、いい表情をしない。

それって、単に嫌われてるだけだよwwwと言われればそうなのかもしれないのですが(笑) それだったら、ここで話終了~wwwですね。

まあ、この世知辛い世の中、ソンナモンダと思っていればどうってことないのですが、やはり、自分の感じた意見を表明して(それも結構考えて)口に出すのですが、いつも「曇った表情」が返ってくる。

単純なるイエスマンを望んでるわけではないんです。何でもかんでもYESって言う人は信用できないっていうか、そういう方ってだいだい雰囲気で解りますからね(笑)本気で聴いてないってね。 大抵目の奥に$が見えるか、自分にとってプラスになるかどうか勘定してる・・・

私としては、人の意見は、肯定するにしろ否定するにしろ、一回受け取って咀嚼して、意見を返すのが流儀と思っています。(本当に、社交レベルでの方との交流はこれに限りませんよ)

どんな意見でも、一回受け取る。その話を聴いて、うん、そうか。うん。うん。自分とは違う意見だけど、そういう考え方もあるのか。。 と、咀嚼してみる。

その時、常に笑顔でいる必要はないと思うのですが、やはり、毎回曇った表情を見せられると・・・正直キツい。

事、自分の仕事や、自分自身について、こういう風に思って、こういう風にやりたいんだよ・・・と言った時に、「う~ん・・・」という答えが毎回毎回返ってくる。

仮に、わざとらしくてもいいから、「おお!!それ、いいじゃん!!」っていう声が、10回に一回、、、いや、5回に一回は欲しいのです(笑)

それって、子供ですかね(笑)

いや、子供的でもいい。そうする事で、モチベーションっていうか創作意欲ってグッと加速するんですよね。

私は基本的に、根暗なんですが、時に単純に明るい燃料が欲しいのです。

普通のメンタルの時は全然かまわないのですが、やはり人間ですから、多少機嫌の悪い時も、落ちている時もあります。そういう時に、曇った表情をされると、心底ストレスが溜まります。

で、先日、そのイライラが爆発してしまい、その方にストレートに聞いてみました。喧嘩・口論は承知の上で。

私が話題を出すと、何で微妙に嫌な顔ばかりなの?

答えはこうでした。

そういうつもりはない。より正確な答えが望ましいと思っているから、よく考えているから、そういう顔をしてしまうのかもしれない。との事でした。

まあ、それが本当の本音なのかどうか知りませんが。

嫌われているのなら、それはそれで、良くはないけど、根拠が解っていればスッキリする。だって、その人には意見を言わなければいいのだから。(※仕事や利益を追求する組織に於いては、それでも付き合っていかなければなりませんが)

自分と会話リズムの合う人を探せばいいのですが。まあ、それも簡単ではない現実ですね(笑)

親しき間柄の人とは、本音で付き合いたいですが、やはり人間である以上、口火を切る時、最初は、全肯定して欲しいとは言わないが、最初から受入れて貰えない感(←コレ重要)は避けて頂きたいと、、、思うのです。

繰り返しますが、それはイエスマンなのではなく、人の意見や気持ちを一度受け取って咀嚼するという事です。その時、曇った表情ばかりはやめてほしい。

それは、心理学とか心理戦みたいな、頭で考える事ではなくて、ちゃんと心で発信して心で受け取るという大前提です。

うわべだけ、頭で考えての付き合いなら、社交辞令だけ言って、薄笑い浮かべていればいいのですから。

「ほお・・・ほお、そうですか、ええ~なるほど」とタイミングだけ外さないように上手に相槌さえ打っていればいい。

意見を聞くやいなや、即、打ち返してくる人なんてはもっての外。

親しき仲にも礼儀あり。その間合いってのは本当に難しいと思いますが、気付かぬうちに、不快な表情(雰囲気)を醸し出さないようにしたい。

もし、その人に対して心底に持ってる感覚が「不快」であったなら、それはその方とそっと距離を置けばいい。


心を開けば、それだけ傷つくことも沢山あります。

防御しないと、社会の中ではすぐにハチの巣にされてしまいますから。
この手の話をしても多くの場合は、理解されないか、鼻で笑って「アマチャンすぎだろ」とか言われるのが関の山です。

まあ、その通りなんですけどね。

もちろん、そういう発言をする輩、そういう感性の方々とも暮らして行かなければならないのが社会ですし、それを否定する事もしません。

かといって、心を閉めっぱなしでは、それはそれで人間的な成長を望めないし、人生の可能性という裾野も広がっていきません。

よくある表現になってしまいますが、人間って、「ひと」と「あいだ」ですから。ひと、と、ひと、がいてこそニンゲンなんですよね。

ひとりぼっちでは、人間になれない。

メンドクサイけど、やはり、人と付き合う事で、人間になる。

別に無理に人間にならなくてもいいんじゃね?

という意見も、もしかしたらあるかもしれない。

うん、うん。そうです。

自分自身がそれでイイと思ったなら、それはそれでいい。

ひっそりと山奥に小屋を建て、そこでひとりぼっちで野菜を作り、ヤギを飼い(笑)、自給自足と瞑想の人生を送ればいい。隠遁生活も悪くない。

とはいえ、ベタな社会のモノサシで言えば、それはいい事ではないのかもしれないし、世間で言えば即打ち返されるかも(親切なオジチャンwオバチャンwに言えば「アンタそんな考え方ダメよ」とか)

でも、私は、そういう意見でも、一度自分の中に入れて、咀嚼して、それから自分なりの意見を伝える。眉間に皺を寄せない様に気を付けながらね(笑)

それは、マウント?したいからでもない。優しい人だとか、凄い人だとか、過大評価を得たいからでもない。ただ単に、自分の思いを伝える、そして、お互いに、よりよい人生を送れるようにしたい。ただそれだけ。

でもまあ、人間に生まれてきた意味?宗教的な真理?みたいなものを考えると、個人的には、人は人間になった方が楽しい時間を過ごせる。と思います。

ひとりが好きならひとりでもいいのだけれど。

でも、ひとりが好きな人って(私もある意味そうなのですが)
自分でそう言って(思って)おきながら、意外と寂しがり屋な本性がある場合が多いですよね(笑)

まあ、基本はひとりでもいいのだけれど、時々寂しくなって、その時は人と関わり合いたい・・・恥ずかしい程に私もこのタイプですが(笑)

こんな子供みたいな大人が居てもいいのか・・・とも思いますが、これもまた・・・一度受け入れて、咀嚼する。


うん、うん。それでもいいんじゃないか。


自分が意見を言った時、嫌な顔をしないで欲しい。これって単なる我がままな事なのでしょうか。

他人との距離感であれば、そりゃ単なる自分勝手な思いとなりますが、やはり、親しき間柄の人であるからこそ、本音のディスカッションをしたいし、かといって、元気づけてくれる様な意見や表情も欲しい。

それは決して、弱者の傷のなめ合いではなくて、きちんと受け取って、咀嚼して、自分の想いを返す。そこには、甘さや厳しさオンリーでなくて、気遣いや優しさが共存する思いを。

ちゃんと、心からふれあいながらも、親しき中にも礼儀ありきで。

意見の、ボタンの掛け違いというか、ツマミの調整というか、、、それをキチンと口にして、補正しながら共に生きていける人が・・・理想です。

口に出さないと、他人には解らないし。そして、口にする事の面倒さを越え、ほんの一握りの勇気を持って、

伝える。

この「補正」を必要としない程、自分と思考・思想が一致する人がいるとしたら・・・それは運命の人かもしれない(笑)

(来世はv)僕と一緒に暮らそうwww

まあ、それ一辺倒では学びが少ない気もしますので、やはり、違った意見の中で、人間として、自分の考えや優しさや技術を磨いてゆく・・・

それが私の求道かもしれません。

しつこい様ですが、眉間に皺寄せて、う~ん・・・ではなくて、5回に一回は、

「それ!いいじゃん!!」「うんうん!やってみなよ!」みたいな燃料が欲しい、、、わがままな?オッサンの意見でした。

なので、ここまで読んで頂いた奇特な方は、是非とも、オッサンのわがままを、眉間に皺を寄せずに(笑) うんうん。と一回咀嚼して頂ければ。と思います。


要は、シンプルに、頑張れ!って背中押して欲しい時があるんだよね(笑)

以上!

長っ!!!(笑)

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