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CL愛知予選全勝!オーロラパーフェクション!

どうも!クロダ(kuroda_Yveltal)といいます!
今回はCL愛知で使用したオーロラパーフェクションについて解説していきたいと思います。
初期案からデッキ製作の過程を書いたので、デッキ構築の参考なればと思います。
今シーズンの成績は、
CL東京17位
CL愛知16位
シティリーグシーズン1.準優勝
シティリーグシーズン2.14位
です。
それでは、記事に入りたいと思います。
【追記12/22】
当日マッチアップの一部修正、「対超ミュウミュウ戦の戦い方」を追加
【追記12/30】
「オーロラパーフェクション改」を追加

環境予想

シティリーグや大型自主大会の結果から、環境予想を次のようにしました。

tier1.3神ザシアン、ピカゼク、レッドパーフェクション
tier2.メルカリザシアン、モルペコ人形、タチフサグマ、ズガアゴ
tier3.その他

仮に完走するとするならば、tier1のデッキ6戦、tier2のデッキ2戦、その他2戦のような感じになる予想です。

デッキ製作までの経緯

僕はずっと3神ザシアンを握ろうと考えていました。ですが、ミラーは先行ゲー感が強く、先にザシアンで相手のザシアンを倒した方が勝ちみたいなところがあります。
僕はミラーの練習をしているときにこんなことを考えました。
「オルジェネ使ったあとに3神がザシアン倒せれば楽なのになぁ」
そこで僕は思い付きました。
「ミュウミュウでオルジェネを言えばそのまま相手の3神やザシアンを倒せるじゃん!」
そこで考えたのが次のデッキです。

初期案

採用カード解説(初期案)

・ミュウツー&ミュウGX3枚
このデッキのメインアタッカー。4枚は過剰だと判断したので4枚
・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX1枚
対3神ザシアン戦や対タチフサグマ戦で主に使う。元々は2枚入れていたが、枠がなかったので1枚にした。サイド落ちしても上のデッキには勝てるルートがあるので問題はなかった。
・レシラム&リザードンGX1枚
オルタージェネシスGXを使ったあとに鋼鉄のフライパンを貼ったザシアンVをワンパンするには220ダメージが必要で、デメリットが少なく手軽に打てるのがフレアストライクだったので採用した。
・メガミミロップ&プリンGX1枚
対レッドパーフェクション戦や対ピカゼク戦で主に使う。
・ビクティニV1枚
フライパンを貼っていないザシアンVを手軽に倒せる炎ポケモンが欲しかった。ひろがるほのおもたまに使った。
・ゲッコウガGX1枚
対タチフサグマ用のカード
・ラティオスGX1枚
対3神ザシアン戦で主に使う。後1でクリアビジョンGXで相手にオルタージェネシスGXを言わせない動きが強力。また、タッグパージも非常に強く、対レッドパーフェクション戦や対ピカゼク戦でも活躍する。
・イエッサンV1枚
対3神ザシアン戦や対タチフサグマ戦で主に使う。戒めの祠やかんしゃくヘッドの1点は試合の影響にかなり関わるため、入れていると非常に便利。また、対レッドパーフェクション戦で相手のミュウツー&ミュウGXを倒すことができ、相手にサイドを3-3で取られるのを防ぐことができる。
・ソルガレオGX1枚
ミュウツー&ミュウGXのパートナーと言っても過言ではない。雑に強く、入れない理由が思い当たらない。
・アーゴヨンGX1枚
対モルペコ人形戦や対タチフサグマ戦で主に使う。デデンネGXが入っているようなデッキと対戦したときは最後にベノムシュートして勝つことが多い。
・カイリューGX1枚
オルタージェネシスGXを言わなかったときにタッグチームポケモンやフライパン貼ったザシアンVをワンパンするために採用した。
・デデンネGX3枚
デッキを回すために必要。1試合に2回は言うのでサイド落ちケアで3枚入れた。
・ヤレユータン1枚
博士の研究やデデンネでカスタムキャッチャーや溶接工などが落ちるのを防ぐために採用した。
・プレシャスボール4枚
一番サーチできるカードが多いため最大枚数
・クイックボール3枚
プレシャスボールの次にサーチできるカード。4枚積みたいが枠の都合上3枚。
・タッグコール2枚
上記のボールと違い、このカードは2枚あれば十分だと思った。
・カスタムキャッチャー4枚
相手のベンチを呼ぶカード。積むなら4枚以外あり得ない。
・ポケモンいれかえ2枚
逃げるエネルギーが2つ以下のポケモンしか入っていないデッキならふうせん安定だが、このデッキには逃げるエネルギーが3つのレシラム&リザードンGXとアルセウス&ディアルガ&パルキアGXが入っているため、スタートしたときにミュウツー&ミュウGXに入れ換える手段が欲しかったので採用した。また、相手のアローラライチュウ&ライチュウGXのタンデムショックのマヒを回復する手段としても有効。
・リセットスタンプ1枚
ワンチャン作れるカード。本当は2枚採用したかったが枠の都合上1枚。
・ふうせん1枚
グズマ&ハラから持ってこれるポケモンいれかえ。1枚あるだけでかなり便利。
・溶接工4枚
最強カードなので最大枚数採用。
・博士の研究3枚
4枚は過剰だと思ったので3枚
・グズマ&ハラ2枚
オーロラエネルギーをサーチできる唯一のカード。サイド落ちケアで2枚。
・マオ&スイレン1枚
タッグコールを採用するときに一緒に採用したくなるカード。2枚も使わないので1枚だけの採用。
・トキワの森2枚、巨大なカマド1枚
普通のレッドパーフェクションは巨大なカマド2トキワの森1が多いが、このデッキは序盤にオルタージェネシスGXやクリアビジョンGXなど、指定エネルギーを使うGXわざを言うことが多いためトキワの森を多く積んだ。
・炎エネルギー7枚
枚数をギリギリまで削った結果7枚になった。本当はもう少し積みたい。
・水エネルギー1枚
オルタージェネシスGXを言いたいときにグズマ&ハラからオーロラエネルギー+トキワの森でオルタージェネシスGXを確実に使えるようにしたかったので、最低でも水エネルギーか鋼エネルギーのどちらか1枚を積みたかった。水エネルギーはゲッコウガGXのわざで使えるため、鋼エネルギーではなく水エネルギーを採用した。
・超エネルギー1枚
対3神ザシアン戦で後攻を取ったときに後1クリアビジョンGXを全力で打ちにいきたいため、トキワの森から持ってこれるように1枚入れた。
・オーロラエネルギー4枚
このデッキのコンセプトなので4枚。

想定していた各環境デッキの戦い方

・対3神ザシアン
(先行)
先2オンタージェネシスGXを言い、先3で3神やザシアンを倒し、そのままごり押す。
(後攻)
後1クリアビジョンGXを言い、相手のブレイブキャリバーを耐えてげきりんでカウンターする。
・対ピカゼク
クリアビジョンGXで相手のライトニングライドGXを防ぎつつタッグパージやジャンピングバルーン。
・対レッドパーフェクション
ジャンピングバルーンの打ち合いで勝つ。
・対メルカリザシアン
クリアビジョンGXで相手のフルメタルウォールGXを防ぎ、フライパン貼ったメルカリはかすみぎり×2、ザシアンVはてんくうのさばきで倒す。
・対モルペコ人形
カスタムキャッチャーでミュウを倒してからベノムシュートでモルペコVを倒す。
・対タチフサグマ
オルタージェネシスGX+かすみぎり。
・対ズガアゴ
オルタージェネシスGXを使ってからズガドーンGXを2体倒す。

初期案の感想&反省点

一言で言うと、
「これ本当に3神いる?」
理由は各マッチアップで詳しく説明します。
・対3神ザシアン
先行を取ったときに先2オルタージェネシスGXを言うプランだったけど、オルタージェネシスGX言うぐらいだったら3神にフレアドライブGX打ち込んだ方が早そう。最悪フレアドライブGXが言えなくてもクリアビジョンGX言えば全然勝てそうだった。
・対ピカゼク
特に問題なく戦えた。
・対レッドパーフェクション
ジラーチGXを置かれたときはジャンピングバルーンでは倒せないことがあり、レッドパーフェクションの方がフレアドライブGXがある分強かった。また、相手の方がデッキの炎エネの総数が多く、溶接工からの殴り合いではレッドパーフェクションの方に分があった。
・対メルカリザシアン
めちゃくちゃきつかった。ソルガレオのたそがれのだんがんでミュウミュウに60乗せられてブレイブキャリバー圏内に入ってしまうため、最優先で対策しなければならないと感じた。また、シャドーボックスミミッキュ入りだとさらにキツい。
・対モルペコ人形
ミュウを置かれたらカスタムキャッチャーで倒してからベノムシュートすればいいや!って思っていたが、その動きがとても弱いことに気付いた。
エフィデオを入れればクロスディヴィジョンGXからミュウと人形1体を潰しつつ、次のターンからベノムシュートを打てるため強いと思った。
・対タチフサグマ
相手がイベルタル+ヤミラミでサイドを3-3で取ってこようとする動きが多く、タチフサグマがブロッキングをしてこない試合が多かったため、オルタージェネシスGX+かすみぎりでタチフサグマを倒す機会が少なかった。
オルタージェネシスGXを言うよりもクリアビジョンGXでイベルタルのデスカウントGXを防ぐ方が強い気がしてきた。
・対ズガアゴ
先2オルタージェネシスGXの返しにびっくりヘッドでミュウミュウを倒され、返しにズガドーンを倒したらターニングポイントで負け!みたいな試合が多かった。それを防ぐためにもジラーチGXが欲しかった。欲を言えばカプレヒレを積みたい。

このように、特別3神を使わなければ勝てないということはなく、抜いても良いように感じた。
また、3神型にすると噛み合わないときが本当に弱く、少し欲張りすぎた気がした。
僕の師匠であるとうりさんからも「これ3神である必要性が感じないよ」と言われ、レッドパーフェクションよりの構築に変わっていった結果、次のデッキとなった。

大会使用デッキ

初期案との変更点

out
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX1枚
ビクティニV1枚
イエッサンV1枚
カイリューGX1枚
カスタムキャッチャー4枚
グズマ&ハラ1枚
マオ&スイレン1枚
トキワの森2枚
水エネルギー1枚
超エネルギー1枚
in
エーフィ&デオキシスGX1枚
リザードンGX1枚
ヒードランGX1枚
コバルオンGX1枚
マーシャドー1枚
クイックボール1枚
グレートキャッチャー2枚
隠密フード1枚
シロナ&カトレア1枚
巨大なカマド1枚
フラダリラボ2枚
炎エネルギー1枚

新しく入れたカードの解説

・エーフィ&デオキシスGX
対モルペコ人形のミュウを倒すために入れた。
・リザードンGX
先2フレアドライブGXで3神を倒すために入れた。
・ヒードランGX
プレシャスボールとクイックボールの両方から持ってこれ、溶接工がなくても特性ですぐにわざが打てるため、ビクティニVよりも使いやすかった。
・コバルオンGX
対レッドパーフェクション戦で先殴りができないときに1ターンの猶予を作れるカード。特性も地味に強く、オーロラエネルギーを貼ってるポケモンは特殊状態にならない。
・マーシャドー
対メルカリザシアン戦で混沌のうねりを割りつつフラダリラボを置き、ヒードランGXで相手を倒すために入れた。無人張られたときにも役に立つ。
・クイックボール
安定感を出すためにも4枚目が欲しかった。
・グレートキャッチャー
入れたいカードが多すぎてカスタムキャッチャー4積むスペースが確保できなかったので、カスタムキャッチャー4枚をグレートキャッチャー2枚に変えることで枠を2枠空けられた。ミュウミュウミラーになったときはグレートキャッチャーの方が強いし、アーゴヨンGXがあるのでカスタムキャッチャーじゃなくてもそこまで支障はなかった。
・隠密フード
シャドーボックスミミッキュやタチフサグマなどの特性を防ぐことができる。祠+シャドーボックスミミッキュで簡単にミュウミュウを対策されるのが嫌だった。
・シロナ&カトレア
博士の研究やデデンネでトラッシュしてしまった溶接工を回収できるのが便利。事故ったときにタッグコールからの3ドローとなるのであると心強い。
・巨大なカマド
炎エネルギーだけにしたので、トキワの森を巨大なカマドにした。
・フラダリラボ
対メルカリザシアン戦のために入れたと言っても過言ではない。仲間のメルカリザシアンに全然勝てなかったので、仕方なく入れた。
・炎エネルギー
レッドパーフェクションに寄せたため、炎エネルギーを増やしたかった。8枚あれば最低限の動きはできた。

採用を検討したカード

・イエッサンV
戒めの祠やかんしゃくヘッド対策だったり、対レッドパーフェクション戦でミュウミュウを倒せる偉いカード。
・ビクティニV
ヒードランGXと違い、2エネで攻撃できるポケモン。プレシャスボールから持ってこれないのと、ヒードランGXの方が起動力が高いため、採用を見送った。ビクティニVのひろがるほのおも強いため、入れるならヒードランGXを代えるのではなく、新たに1枠作って入れたい。
・カイリューGX
270を出せるのは非常に偉いが、対戦をしていて270が欲しい盤面があまりなく、そもそもミュウミュウに5エネも貼りたくなかった。
・カプレヒレ
ズガドーンキラー。環境のズガアゴの数次第では入れたい。今回は優先枠を取ることが目標だったので、ズガアゴに当たったら仕方ないなぁと割り切った。
・リセットスタンプ2枚目
博士の研究やデデンネで序盤に落としてしまうことが多かったので2枚目がほしかった。ヤレユータンに頑張ってもらえればいいやってことで今回は見送った。

各環境デッキの戦い方

・対3神ザシアン
(先行)
先2で3神にフレアドライブGXを言うのが理想。ベンチの3神を呼べなかったり、溶接工が使えなかったときはクリアビジョンGXを使い、絶対にオルタージェネシスGXを使わせないようにする。
(後攻)
後1で絶対にクリアビジョンGXを言う。仮にラティオスGXがサイド落ちしていたら、後2でフレアドライブGXで必ず3神を倒せるようにする。
(覚えておくと良いこと)
クリアビジョンGXを打つとブレイブキャリバーが230しか出ないため、返しのレシリザのげきりんでフライパン貼ったザシアンVをワンパンできる。また、戒めの祠で3神と自分のミュウミュウに1点乗っていると、げきりんで270出るため3神を倒せる。
・対ピカゼク
相手がベンチにGXをたくさん並べてきてくれればジャンピングバルーンを打つだけで簡単に勝てるが、ジャンピングバルーン警戒でベンチを絞ってきた場合にはタッグパージで対抗する。
余裕があるターンにクリアビジョンGXを言えると相手のライライのライトニングライドGXでミュウミュウがワンパンされる心配がなくなる。
(覚えておくと良いこと)
コバルオンGXをベンチに置いておくとライライのタンデムショックでマヒにならなくなる。
・対レッドパーフェクション
先にミュウミュウを倒した方が勝ち!それだけ!
(覚えておくと良いこと)
ミュウミュウを先殴りできそうにない状況のときはコバルオンGXのてつのおきてGXで1ターン稼ぜる。
・対メルカリザシアン
相手の場にメルカリが出たら最優先でクリアビジョンGXを言いにいくが、いない場合はGXは温存する。むしろ相手にメルカリを場に出してもらいたい。
基本的にミュウミュウ、レシリザ、ヒードランの3枚で戦う。序盤はミュウミュウでターボストライクやかすみぎりなどで相手のポケモンを倒し、ミュウミュウが倒されたらヒードランを一度挟み、最後はレシリザで勝ちに行く。ポイントは相手にサイドを3-2-3の順で取らせること。
また、相手にネクロズマが入っている場合、たそがれのだんがん+ブレイブキャリバーでタッグポケモンを倒されてしまうため、無理やり倒しにいった方が良い。たそがれのだんがんを2回言われた試合は大体負ける。
(覚えておくと良いこと)
ゲッコウガGXのかすみぎりは確実に相手に130与えられるため、フライパン貼ったメルカリでも2パンで倒せる。
・対モルペコ人形
クロスディヴィジョンGXでミュウを倒し、モルペコにベノムシュートを打ってるだけで勝てる。
相手もかなり早いデッキであるため、ミュウミュウがわざを打てるようになるまではできるだけバトル場に出さないようにする。エレキホイール➡️クロスディヴィジョン➡️エレキホイールで、ベノムシュートを言う前にミュウミュウが倒されてしまうとかなりきつい。
・対タチフサグマ
クリアビジョンGXでイベルタルのデスカウントGXを防ぎつつ、相手を倒していくだけ。ベンチのヤミラミに手張りしてきたらベノムシュートですぐに倒すようにする。
(覚えておくと良いこと)
隠密フードを貼ったポケモンはかんしゃくヘッドやあらくれシャウトのダメカンが乗らない。
・対ズガアゴ
相手に上振れられると勝てない。カプレヒレを入れれば勝てるが、ズガアゴのためだけに1枠を使いたくなかった。当たったら相手のズガドーンGXを全力で倒しに行きましょう。理想的な展開としては、ミュウミュウ(ジャンピングバルーン)➡️レシリザ(ダブルブレイズGX)➡️レシリザ(フレアストライク)でGXを3体倒す。
(覚えておくと良いこと)
2体目のミュウミュウはターニングポイントで簡単に倒されてしまうので注意。
自分から巨大なカマドは出さず、相手のしまめぐりのあかしはフラダリラボで消ける。

レッドパーフェクションとの差別化

このデッキも溶接工でエネルギーを加速するため、レッドパーフェクションではないか?と思われる方がいると思います。
しかし、僕はオーロラパーフェクションとレッドパーフェクションは全くの別デッキだと考えています。それは構築がかなり違ってくるからです。特にタッグコールとグズマ&ハラの採用はオーロラパーフェクション特有のものであり、レッドパーフェクションでは見られないカードです。

さて、初期案から3神要素が抜け、これならオーロラエネルギーじゃなくて炎エネルギーと超エネルギーを入れたレッドパーフェクションで良いのでは?と疑問に思われる方がいるかもしれません。
しかし、僕はオーロラパーフェクションの方が強いと感じています。これにはいくつかの理由があります。
①オーロラエネルギーのトラッシュ効果
レッドパーフェクションとの大きな違いがこれです。
ミュウミュウというポケモンはわざマシンを落として初めてその強さを発揮します。落とさないことには何も始まらないのです。だったら落とせるカードは多めに積むに越したことはありません。
②超エネルギーへのアクセスのしやすさ
僕が一番こだわったポイントです。
通常のレッドパーフェクションで超エネルギーに触る手段は、超エネルギー2or3枚、トキワの森1or2枚しかありません。
一方で今回のデッキは、オーロラエネルギー4枚、タッグゴール2枚、グズマ&ハラ1枚の計7枚もあり、通常のレッドパーフェクションの約2倍はあります。
今の環境はラティオスGXとアーゴヨンGXは非常に刺さっており、超エネルギーをとてもよく使います。いざ使いたいときに超エネルギーに触れないと負けに繋がります。
僕は対3神ザシアン戦で後攻をとったとき、全力でクリアビジョンGXを言いにいくべきだと考えています。それは相手に理想ムーブをされたときに負けると考えているからです。
これは相手に理想ムーブをされたときの1例です。

先1.バトル場の3神に手張り、ザシアンのふとうのつるぎ(鋼1枚付いたとします)
後1.展開(ターボストライクなど)
先2.3神に手貼り、戒めの祠、オルタージェネシスGX
後2.3神を何かしらのわざで倒す(サイド3-6)
先3.ブレイブキャリバーでミュウミュウが倒される(サイド3-2)
後3.ザシアンを何かしらのわざで倒す(サイド1-2)
先4.ブレイブキャリバーで何かしらのポケモンが倒されて負け

本当にこんなうまくいく?って思われるかもしれませんが、相手はメタルソーサーを合計で3回打ってるだけなので、割といけます。
対タチフサグマ戦でも後1クリアビジョンGXは強く、先2デスカウントGXを防ぐことができます。
このように後1でクリアビジョンGXを打つために、実質超エネルギーをグズマ&ハラで簡単に持ってこれるオーロラエネルギーが良いと思ったのです。
③ゲッコウガGXが採用しやすい
今の環境でタチフサグマを切ることはできません。何かしらの対策が必要になります。そこでミュウミュウと一番相性が良いのがゲッコウガGXです。しかし、通常のレッドパーフェクションでゲッコウガGXを入れるためには水エネルギーも一緒に入れる必要があります。このオーロラパーフェクションでは水エネルギーが必要ないため、ゲッコウガGXを入れやすいのは大きなポイントでと思います。

当日マッチアップ

予選
1戦目カビゴンインテレオン(後攻)勝ち
2戦目3神ザシアン(先行)勝ち
3戦目ピカゼク(後攻)勝ち
4戦目メルカリザシアン(先行)勝ち
5戦目超ミュウミュウ(先行)勝ち
6戦目超ミュウミュウ(後攻)勝ち
7戦目超ミュウミュウ(先行)勝ち
8戦目3神ザシアン(先行)勝ち
9戦目超ミュウミュウ(後攻)勝ち
10戦目超ミュウミュウ(後攻)勝ち
決勝トナメ
1戦目超ミュウミュウ(先行)負け

CL愛知の感想

環境読みを完全に間違えました。こんなに超ミュウミュウがいるとは全く思っていませんでした。シティで入賞していたのは知ってはいたのですが、そこまで数いないだろうと思ってジラーチGXを抜いたのが敗因でした。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます!
色々なプランを取ることができ、使っていて非常に楽しいデッキですので、よろしければ一度使ってみてください!
ご質問やご感想などがありましたらTwitterのDMの方にお願いします!必ず返信しますので!😊

【追記】対超ミュウミュウ戦の戦い方

今回のCLでは決勝トーナメントを含め6/11が超ミュウミュウであったことから、これからも環境に居座り続けることが考えられます。
感想でも書いた通り、超ミュウミュウは環境にあまりいないと読んでいたため、練習も1,2戦しかやっておらず、本番では戦い方がよくわからないまま対戦していました。
本番で見つけた戦い方や気をつけるべきポイントなどを解説したいと思います。
①サイドを3-2-3で取らせる!
基本的には、
ミュウツー&ミュウGX➡️ラティオスGX➡️メガミミロップ&プリンGX
の順で戦っていました。
②序盤からタッグパージを打つ!
僕が一番よくやっていた戦い方です。序盤からタッグパージを使用し、相手のタッグポケモンからダメージを受けないようにしていました。
また、タッグパージを言えないときはコバルオンGXのてつのおきてGXを使い、エネルギーを貼るターンを確保しました。
ただ、この戦い方には気をつけるべき点があります。
・ラティオスGXとイエッサンVに注意!
超ミュウミュウにはラティオスGXが確定で入っているのですが、イエッサンVが入っている構築もよく見ます。タッグパージを使ったからといって相手のポケモンからダメージを受けないと油断していてはいけません。
・わざの効果は受ける!
タッグパージはダメージを防ぐことはできますが、効果を防ぐことはできません。僕は実際にタッグパージを打ってたらオーロット&ヨノワールGXのペイルムーンGXを打たれました。たまたまポケモンいれかえが手札にあったので助かったのですが、なかったら負けていました😅。
・フィオネ+グレートキャッチャー
僕が決勝トーナメント1戦目でやられ、負けた最大の理由です。
CL後に調べると、超ミュウミュウのデッキはフィオネ1、グレートキャッチャー2の構築が多くありました。予選で当たった超ミュウミュウでフィオネが入ったデッキは確かにいたのですが、まさかこんなにもメジャーだとは思っていなかったです。
本番ではタッグパージ後にフィオネ、グレートキャッチャー、ナイトウォッチャーでミュウツー&ミュウGXが倒されてしまいました。序盤に巨大なカマドで隠密フードをトラッシュしてしまったのが敗因だと言っても過言ではありません。なので、タッグパージを使用するときはできるだけ隠密フードを貼り、相手からフィオネをされないようにましょう。
③メガミミロップ&プリンGXで戦う!
超ミュウミュウはデデンネGXで回す型がほとんどなため、自然とベンチにGXポケモンが並びがちです。なので、ジャンピングバルーンはかなり火力が出ます。わざマシンとしてトラッシュしてしまうのではなく、場に出してアタッカーとして使いましょう。
④ヤレユータンを上手く使おう!
対超ミュウミュウ戦でやってしまいがちなことは、ゲンガー&ミミッキュGXのポルターガイストのケアをし忘れてしまうことです。ポルターガイストは常に頭に入れておき、常にハンドからトレーナーズを減らすことは意識しておきましょう。
また、超ミュウミュウはマリィを積んでいる構築が多いです。マリィケアで溶接工やデデンネなど、次のターンに使いたいカードは山のトップに置いておきましょう。

ここまで書いてきましたが、一番手っ取り早いのはジラーチGXを積むことです。
ジラーチGXを積めばミュウミュウでジャンピングバルーンを言ってるだけで勝てるので、自信のない人はジラーチGXを積みましょう!
抜くカードですが、タッグコールが良いかと思います。理由ですが、単純に他に抜けるカードがないからです。

ご質問がございましたら、引き続きDMで受け付けますので、お気軽にご活用ください。

【追記2】オーロラパーフェクション改

あるカードの登場により、CL愛知の環境とは変わりました。

そう、ガラルニャースの存在です。
このカードによりザシアンVとガラルニャイキングで構成されたスピードザシアンという新たなデッキタイプが登場しました。
構築を知りたい方は友人が記事を出していますので、良かったら買ってあげてください笑。

さて、スピードザシアンですが、今のこのオーロラパーフェクションで勝てるのか?
結論から言うと不利です。
そもそもこのデッキは3神ザシアンにはオルジェネを言わせず、ブレイブキャリバーを耐えてげきりんでカウンターするというプランでした。
しかし、ベンチにガラルニャイキングを2体立てられたらミュウミュウが倒されてしまいます。大きなおまもりがあれば耐えられるのですが、フラダリラボと相性が悪く、フラダリラボを抜くと今度は3神ザシアンに勝てなくなってしまいます。
では、どうしたら勝てるようになるのか?
僕の出した答えは、「ガラルニャイキングを倒しまくる!」です。
相手にガラルニャイキングを2体立てさせなければ、ミュウミュウはワンパンされません。
よって、ベンチ狙撃カードを増やすことにしました。

また、スピードザシアンの登場と共に、小ズガドーンが増え始めました。

これだけ鋼が流行すれば当然の結果ですね。
基本的にタッグチーム主体のデッキは小ズガドーンのカモです。なので、当然このデッキは小ズガドーンに不利をとります。
CLでは10戦を戦わなければいけないため、小ズガドーンを握る人は少ないだろうと思って切っていました。
しかし、ここまで数が増えてしまうと切ろうにも切れません。何かしらの対策を用意する必要があります。

以上の2つのデッキを対策するために僕はこの2枚のカードを新たに採用しました。

アローラペルシアンGXとアローラニュースです。
スピードザシアンのベンチ狙撃としてストーククローGXに着目しました。
ストーククローGXは120ダメージであり、ちょうどガラルニャイキングをワンパンできる火力です。
ないとは思いますが、一応フライパン貫通できるので、ガラルニャイキングにフライパン貼られても安心してください笑
小ズガドーンへの対策としては特性のドヤがおに注目しました。小ズガドーンのデッキのアタッカーはウルトラビーストしか入っていないため、アローラペルシアンGXを立てれたら相手を詰ますことができます。
そして、完成したレシピがこちら!

さて、抜いたカードですが、エーフィ&デオキシスGX
とジラーチGXを抜きました。
エーフィ&デオキシスは元々対モルペコ人形戦でベンチバリアのミュウを倒すつもりで入れていました。しかし、ストーククローGXはベンチバリアを貫通するため、クリアディヴィジョンGXである理由がなくなりました。
次にジラーチGXですが、これは対超ミュウミュウのために入れたカードです。ただ、アローラペルシアンGXで超ミュウミュウは見れると考えています。
これはCL愛知でベスト4になったチップ選手の超ミュウミュウです。(引用元:プレイヤーズクラブ)

見ていただけるとわかりますが、アタッカーのほとんどがタッグチームポケモンです。アローラペルシアンGXにダメージを与えられるポケモンはカラマネロとラティオスGXの2枚しかありません。
このデッキには入っていませんが、入っている可能性のあるカードとしては他にイエッサンVとギラティナが考えられます。
しかし、イエッサンVは悪弱点なのでツメできりさくでワンパン。ギラティナはカラマネロが2体立っていないと連発できないため、一度ストーククローGXでカラマネロを倒せば問題ないと考えます。
よって、超ミュウミュウにはミュウミュウを出して戦う必要性がないため、ジラーチGXは抜けるというわけです。

これはおまけみたいなものですが、「アーゴヨンGXにも乗れるし、メタモン◇じゃダメなの?」と考える人もいると思います。
結論から言います。ダメです。
一番大事な理由から先に言います。
ガブリアス&ギラティナGXのちょくげきだんで倒されるからです。
先ほど上げた超ミュウミュウは超エネルギーだけのものでしたが、オーロラエネルギーを入れた超ミュウミュウが存在します。そして、それらのデッキにはほぼ間違いなくガブリアス&ギラティナGXが採用されています。
よって、メタモン◇だとオーロラエネルギー入りの超ミュウミュウに勝てなくなる可能性があるためダメです。
正直これだけでも十分な理由なのですが、アローラニャースのわざが強いっていうのも大きなポイントです。
なんと!でばなをくじくでジラーチが倒せます!強い!
このデッキはポケモンいれかえ2枚、ふうせん1枚入っているので、割と言えます。

いかがだったでしょうか。スピードザシアンと小ズガ、そして今まで切っていたズガアゴにも回答を持つことができました。
オーロラパーフェクションは環境に合わせてメタカードを入れやすいのも強みの1つだと思います。
1月のシティリーグでこのデッキはかなり活躍できると思います。最低でも優先枠は取れる自信があります。
僕のシティリーグは終わっているので今の環境でポケカをすることはありませんが、みなさんのお役に立てればなと思います。
それでは皆さんのご健闘をお祈りします。
質問等ありましたら、引き続きDMにどうぞ!

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