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【AJシリーズ】AIR JORDAN13-ラストダンス-

AJ12までの振り返り

1985年にNBAにデビューし、数々の功績を残したジョーダンは、1993年に一度NBAを引退し野球界に挑戦。その後1995年、ジョーダンは"I'm back"という言葉でNBAに復帰した。エアジョーダン12を着用した1996-97シーズン、シカゴブルズはNBA2連覇を達成。

マイケル・ジョーダンは、デビューして以来数々の記録を残してきましたが、1997-98にかけて、ついに最後のシーズンを迎えることとなりました。

そんな彼を支えたのが、今回紹介するエアジョーダン13です。

彼のプレーを模してデザインされたモデルはいったいどんなものなのか、そして有終の美を飾った彼のプレーを見ていきましょう。

キーワード:ブラックパンサー、ラストダンス


デザインの特徴

黒豹にインスパイアされたモデル

ジョーダン自身をモチーフにしたと言われるエアジョーダン13は、彼の俊敏なプレースタイルから彷彿とされる「ブラックパンサー(黒豹)」のように、どんな環境でもしなやかな動きができるシューズとして開発されました。

黒豹のような俊敏な動きを可能にする、肉球をモチーフにしたアウトソール

アウトソールの前後を獣の肉球のように分割することで、よりクイックな動きを可能にしています。

サイドの斑点ステッチ

また、アッパーには斑点のようなステッチを入れることでフィット感を向上させています。

黒豹をイメージしたサイドステッチと、肉球のようなアウトソール

アンクル部分にはホログラムの球体が埋め込まれています。ジャンプマンと23という数字が刻まれています。

マイケル・ジョーダン最後のシーズン〜ラストダンス〜

シカゴ・ブルズは前のシーズンまでで2連覇を果たしており、チームとして2度目のスリーピートの期待が高まっていました(1度目は91〜93シーズン)。

そんな中マイケル・ジョーダンは新モデル「エアジョーダン13」を着用し97〜98年シーズンに臨むことになります。

エアジョーダン13を履くマイケル・ジョーダン
引用元:GQ JAPAN

しかし実は、シーズンが始まる前に、監督のフィル、盟友スコッティ・ピッペン、共に黄金期を作ったデニス・ロッドマンが今シーズン限りでシカゴ・ブルズを離れることが決まっており、これを受けてジョーダンもこのシーズンをもってNBA引退することを表明していました。

このように、黄金世代のシカゴ・ブルズの解体がシーズン前から決まっていたことから、フィル監督はこのシーズンを「ラストダンス」と称し、戦いに臨みます。

結果として、シーズンの成績を62勝20敗で終え、プレーオフへ進出したブルズは、優勝を決めファイナルへと突入します。そしてファイナルの対戦相手は、前シーズンと同じくユタ・ジャズとなりました。

ファイナルでは、お互い一歩も譲らない展開となり、あと一勝でブルズの優勝が決まる第六戦にまでもつれ込みます。

その勝敗の行方は…。

映画「HE GOT GAME」

実はエアジョーダン13には、映画を通して知名度が広がったというストーリーもあります。

その映画の名前は、「ラストゲーム」。この原題は「HE GOT GAME」。

スパイク・リーとD・ワシントンが「マルコムX」以来6年ぶりに組んだヒューマンドラマで、バスケットボールを通じて親子が絆を取り戻す姿を描く。ジーザスは才能あるバスケットボール選手で、高校の卒業を控えて大学へ行くか、NBAに入団するか悩んでいた。そんな彼の前に、父親ジェイクが現われる。ジェイクは、母を死なせた罪で刑務所に入っていたが、一週間の期限で出所してきたのだった。ジーザスは激しく反発するが……。

この映画の中で父親ジェイクが着用していたのが、白ベースのエアジョーダン13。オリジナルカラーの1種であるこのシューズは、後の復刻ではHE GOT GAMEという愛称がつけられました。

ヒーゴットゲーム 引用元:NIKEスニーカー図鑑

エアジョーダン13 OGモデル

エアジョーダン13のオリジナルカラーは5色あります。

ヒーゴットゲーム
引用元:NIKEスニーカー図鑑


シカゴ
引用元:NIKEスニーカー図鑑


フリント
引用元:NIKEスニーカー図鑑


プレイオフ
引用元:NIKEスニーカー図鑑


ブレッド
引用元:NIKEスニーカー図鑑


まとめ

エアジョーダン13は、ジョーダンシリーズの中でも履き心地がいいことで知られています。

軽く、動きやすいモデルなので、パフォーマンスシューズもして使う方も多いです。

そして、ファイナルを迎えることとなったシカゴ・ブルズの行方は・・・。エアジョーダン14の記事をお楽しみに!

それでは楽しいスニーカーライフを!

1985年にNBAにデビューし、数々の功績を残したジョーダンは、1993年に一度NBAを引退し野球界に挑戦。その後1995年、ジョーダンは"I'm back"という言葉でNBAに復帰した。エアジョーダン12を着用した1996-97シーズン、シカゴブルズはNBA2連覇を達成。

マイケル・ジョーダンは、デビューして以来数々の記録を残してきましたが、1997-98にかけて、ついに最後のシーズンを迎えることとなりました。

そんな彼を支えたのが、今回紹介するエアジョーダン13です。

彼のプレーを模してデザインされたモデルはいったいどんなものなのか、そして有終の美を飾った彼のプレーを見ていきましょう。

キーワード:ブラックパンサー、ラストダンス

ライター | Von-Sneaker
24時間スニーカーのことを考えるも、購入は年間10足程度という平凡な会社員。
街ゆく人が履いているスニーカーを眺め、分析を繰り返すアラサーパパブロガーです。

デザインの特徴

黒豹にインスパイアされたモデル

ジョーダン自身をモチーフにしたと言われるエアジョーダン13は、彼の俊敏なプレースタイルから彷彿とされる「ブラックパンサー(黒豹)」のように、どんな環境でもしなやかな動きができるシューズとして開発されました。

肉球をイメージしたアウトソール

アウトソールの前後を獣の肉球のように分割することで、よりクイックな動きを可能にしています。

サイドの斑点ステッチ

また、アッパーには斑点のようなステッチを入れることでフィット感を向上させています。

黒豹の目

アンクル部分にはホログラムの球体が埋め込まれています。ジャンプマンと23という数字が刻まれています。

マイケル・ジョーダン最後のシーズン〜ラストダンス〜

シカゴ・ブルズは前のシーズンまでで2連覇を果たしており、チームとして2度目のスリーピートの期待が高まっていました(1度目は91〜93シーズン)。

https://www.sneaker-information.site/micheljordan/

https://www.sneaker-information.site/airjordan6/

そんな中マイケル・ジョーダンは新モデル「エアジョーダン13」を着用し97〜98年シーズンに臨むことになります。

エアジョーダン13を履くマイケル・ジョーダン GQ JAPAN


しかし実は、シーズンが始まる前に、監督のフィル、盟友スコッティ・ピッペン、共に黄金期を作ったデニス・ロッドマンが今シーズン限りでシカゴ・ブルズを離れることが決まっており、これを受けてジョーダンもこのシーズンをもってNBA引退することを表明していました。

このように、黄金世代のシカゴ・ブルズの解体がシーズン前から決まっていたことから、フィル監督はこのシーズンを「ラストダンス」と称し、戦いに臨みます。

結果として、シーズンの成績を62勝20敗で終え、プレーオフへ進出したブルズは、優勝を決めファイナルへと突入します。そしてファイナルの対戦相手は、前シーズンと同じくユタ・ジャズとなりました。

ファイナルでは、お互い一歩も譲らない展開となり、あと一勝でブルズの優勝が決まる第六戦にまでもつれ込みます。

その勝敗の行方は…。

映画「HE GOT GAME」

実はエアジョーダン13には、映画を通して知名度が広がったというストーリーもあります。

その映画の名前は、「ラストゲーム」。この原題は「HE GOT GAME」。

スパイク・リーとD・ワシントンが「マルコムX」以来6年ぶりに組んだヒューマンドラマで、バスケットボールを通じて親子が絆を取り戻す姿を描く。ジーザスは才能あるバスケットボール選手で、高校の卒業を控えて大学へ行くか、NBAに入団するか悩んでいた。そんな彼の前に、父親ジェイクが現われる。ジェイクは、母を死なせた罪で刑務所に入っていたが、一週間の期限で出所してきたのだった。ジーザスは激しく反発するが……。

引用元

この映画の中で父親ジェイクが着用していたのが、白ベースのエアジョーダン13。オリジナルカラーの1種であるこのシューズは、後の復刻ではHE GOT GAMEという愛称がつけられました。

ヒーゴットゲーム 引用元:NIKEスニーカー図鑑

リンク

エアジョーダン13 OGモデル

エアジョーダン13のオリジナルカラーは5色あります。

ヒーゴットゲーム シカゴ フリント プレイオフ ブレッド 引用元:NIKEスニーカー図鑑

まとめ

エアジョーダン13は、ジョーダンシリーズの中でも履き心地がいいことで知られています。

軽く、動きやすいモデルなので、パフォーマンスシューズもして使う方も多いです。

そして、ファイナルを迎えることとなったシカゴ・ブルズの行方は・・・。エアジョーダン14の記事をお楽しみに!

それでは楽しいスニーカーライフを!

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