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【AJシリーズ】AIR JORDAN3!ジャンプマンを体験しよう。
AJ2までの振り返り
1985年にNBAにデビューしたジョーダンは、ナイキロゴを排したエアジョーダン2を着用し、1試合平均37.1点を取るなど大活躍しました。
シリーズ3作目となるエアジョーダン3。デザイナーが変わり、その後のエアジョーダンに継承される新たなデザインが搭載された革新的なモデルです。
ジョーダンの功績でも特に大きな内容を支えたエアジョーダン3を見ていきましょう。
エアジョーダン3を知るキーワード
○ティンカー・ハットフィールド
○ジャンプマン
○ビジブルエア
○ダンクコンテスト
ティンカー・ハットフィールドの登場
1987年、それまでデザインを担当していたピーター・ムーアが、突然ナイキを退社することになりました。そこでジョーダンシリーズの新型の開発を託されたのがティンカー・ハットフィールドです。
彼はそれまでに初めてビジブルエアを採用したランニングシューズであるエアマックス1や、初のクロストレーニングシューズのエアトレーナー1などをデザインした実績を持っていました。
しかし、エアジョーダン3の開発に与えられた期間は、通常の3分の1程度しかありませんでした。そんな状況のなかでも、ティンカー・ハットフィールドはジョーダンと面談を重ね、丁寧に関係づくりを行いました。
その中でジョーダンに提案された「ジャンプマンロゴの搭載」「ビジブルエアの採用」は、彼をすぐに魅了しました。
ジャンプマンロゴは、エアジョーダンのプロモーションに使われた「夕日をバックにダンクするMJ(マイケル・ジョーダン)の姿」を図案化したものでした。
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こうしてナイキ独自のクッショニングシステムAIRの容量を最大化してシューズに搭載し、ジョーダンの要望によりあらゆる動作や足の動きに対応するため、ハイでもローでもない4分の3カットを採用したエアジョーダン3が、1988年に誕生しました。
当時としては革新的だったこのミッドカットは、現代のバスケットシューズにも受け継がれるディテールにつながっています。
もしこのときにエアジョーダン3の開発が遅れていれば、現在のエアジョーダンシリーズは続いていないかもしれません。これは、ティンカー・ハットフィールドだからこそ成せる技でした。
また、特徴的なデザインとして、アッパーの切り替えにエレファント柄を使用してること、足幅が狭い人向けにシューホールが2パターン作られていることも挙げられます。
さらにTPUヒールカウンターがつくことでプロテクターの役割を果たしたとも言われており、後のエアジョーダンシリーズの象徴的な要素を凝縮した1足となりました。
マイケル・ジョーダンの活躍
ビジブルエアやジャンプマンロゴなど、さまざまなデザインが一新されたエアジョーダン3。このニューモデルを手にしたジョーダンは目まぐるしい活躍を見せます。
エアジョーダン3を着用した87年から88年シーズン、ジョーダンは自身初のMVP受賞や、1988年NBAオールスターゲームでのスラムダンクコンテスト受賞など、数々の偉業を成し遂げたシーズンとなりました。
引用元:YouTube
2019年には、当時のスラムダンクのコンテストで見せたフリースローラインからのダンクをオマージュしたエアジョーダン3が発売され、話題となりました。
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OGモデル
ホワイト(白エレファント)、ブラック(黒エレファント)、ファイヤーレッド(白赤エレファント)、トゥルーブルー(白青エレファント)の4色です。
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引用元:NIKEスニーカー図鑑
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引用元:NIKEスニーカー図鑑
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引用元:NIKEスニーカー図鑑
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引用元:NIKEスニーカー図鑑
ブラックセメントとファイヤーレッド
私は、エアジョーダン3のオリジナルカラーであるBlack CementとFire Redを持っています。ハイカットではないので、服装に合わせやすく気に入っています。
履き心地はランニングシューズと比べると難しいところもありますが、しっかりとホールドしてくれるので安定感はバッチリです。
2つを並べてみるとこんな感じ。黒は結構履いているのでクタっとしていますが、それがまた渋顔の要因です。
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どちらもOGモデルなので、かかとがNIKE AIRロゴです。ちなみにオリジナル以外は、この部分がジャンプマンロゴになっています。細かいところですが、大切なポイントです。
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箱はこんな感じ。エレファント柄が使われていて特別感があります。
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まとめ〜エアジョーダン3の楽しみ方〜
エアジョーダン3は、ジャンプマンロゴの登場、ビジブルエアの搭載というその後に継承されるデザインのはじまりとして非常に貴重な意義を持ったモデルです。
エアジョーダン3の楽しみ方
初めてのジャンプマン、初めてのビジブルエアを搭載し、スラムダンクコンテストを優勝した雰囲気を存分に味わう。
当時の革新性と風合いを感じながら、現代につながるジョーダンの歴史を履いてみるのはいかがでしょうか?
それでは楽しいスニーカーライフを!
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