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気まぐれ日記2021.12.4 (1/3)

【2人旅・忍者未遂編】
11/22あるニュースが目に入った。
一週間後の11/28に喜多方市の藤権現遺跡で展示会(説明会)があるとのこと。2年前、前田遺跡の時は仕事で行けなかった。今度こそは行きたい。

私は基本的に一人では出掛けないので、家族を誘う必要がある。
そこで一休さんばりにトンチを働かせてみた。
最近、神社巡りに目覚めてきた夫、近くに神社はないか…

ぼんやりテレビを眺めていると、地方番組のあるコーナーで有名な大銀杏を取り上げていた。しかもそこは神社。『これだ!!』
さりげなく家族へLINE送信。反応待ち。

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既読の遅いこと遅いこと。
そして既読になっても反応はなし。
数日後、夫に聞いてみた所「特に用事ないから行こうか」と言ってくれた。
私がどこかの話しをする=行きたい=連れてってと便利に変換されているらしく、今回も当たり前のように連れて行ってくれることになった。

娘に聞いてみると「1科目だけだけど、来月テストで覚えるの大変なやつだから勉強しないと」とのこと。
一緒に行きたかったが仕方ない。これは喜ぶべきことだと諦め夫と2人で行くことにした。


日曜日当日。
いつもなら休みの日はいつまでも寝ている娘が起きてきた。
開店時間の10時から1人カラオケに行くらしい。
昨日の夜決めたようで、夫は知っていた。
勉強するはずではなかったのか…私はプチ噴火。
だが、その後がお話にならなかった。
「勉強やるって言ってたのに、カラアゲだって!」

そう、寝起きの私は「カラオケ」を「カラアゲ」と思いっきり言い間違えてしまったのだ。笑うしかない。
唐揚げは大好きだ。

まぁ息抜きも必要だし1科目だし”やることやればいい”という事になり、予定通り喜多方へは夫と2人だけで出かけることにした。

ちなみに報告しておくと、16時頃家に帰ってきたようだが、ノートを覗き見たらたったの『4行』しか書いてなかった。悲しすぎる結末。
その後も爆睡している姿しか見ていないが…
きっと見ていない所でやっている…はず。


話を戻そう。
娘を送り届けたりしているうちに10時半くらいになった。目的地の喜多方までは約2時間かかるので到着予定は12時半。これはもう『喜多方ラーメンを食べなさい』という神のお告げ。

遺跡展示会は10時~15時、予約は不要で来れる時間にという事だったので、食後に展示会へ行き最後に神社へ行くという予定にした。
喜多方までは最短距離で90㎞弱。高速だと遠回りになるし、下から行けばお馴染みの猪苗代湖もあるということで高速は使わない事にした。

約1時間後、猪苗代湖へ到着。
一週間前に雪が18㎝積もったとニュースになっていたが、湖周辺に雪は積もって無かった。

猪苗代湖いなわしろこ
日本の福島県会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町にまたがる、日本国内で4番目に広い湖である 。別名、天鏡湖てんきょうこ。阿賀野川水系所属の一級河川の指定を受けており、福島県のシンボルの一つとされている 。

Wikipedia
久しぶりの猪苗代湖

元々寂しい観光地だったが、さらに寂しいことになっていた。昼間でも肝試しができそうな場所だが、昭和を感じたい人のおすすめスポットとも言えるだろう。お店は気にせずトイレ休憩と景色を眺めるつもりで寄るのがいいかもしれない。

ちゃんと営業してます! 


晴れた日曜日のお昼時、もちろん観光客はいたのだが、たまたま浜辺に人はおらず貸切状態。

白鳥の飛来で有名
向こうに見えるゲレンデには雪が
貸し切り
ポツン


ん?
ん???

あまりにも不思議だったので、その場で検索開始。
「猪苗代湖」「黒い物体」・・・
出てきた。『まきびし』これだ!
これは水草の一種である『菱』で「オニビシ」や「ヒメビシ」などの種類があるそうだ。

それにしても…不思議な物体
オニビシの実


忍者が逃げる途中にばら撒く『まきびし』とはこのことだったのか。確かに踏んだら痛そう。
この時は感心してその場を去ってしまったが、家に帰ってから『あんなに落ちてたんだから拾ってくればよかった』と激しく後悔。
拾ってどうするかは考えていないが、娘の通り道にでも撒いてみるのはどうだろうか。


…これは拾わなくて正解だったということか。



さて、一息入れたらあとはラーメン。
というか喜多方へ。

5分ほど車を走らせていると、だんだん景色が変わってきた。

うっすらと雪
これが積雪18㎝の名残

毎年雪を見てうんざりしているが、やはり久々の雪は興奮してしまう。
何度か夫に「雪合戦する?」と聞いてみたが即却下。
残念。

足跡つけたかった
あれ?雪は?

その後すぐに雪はなくなり、太陽も照りだした。
あっという間に喜多方へ到着。さあラーメン。
普段だと有名店に行ったりもするが、今回はおみやげも買いたかったので『喜多方ラーメン館』という所に行ってみた。

お土産買うならここ
ラーメン館の敷地内

ちょうどお昼の時間帯だったので駐車場は混んでいたが、そんなに待つことなく店内に入ることができた。

夫はベーシックな『喜多方ラーメン(醤油味)』、私は会津味噌につられて『味噌ラーメン』を注文した。
地元の鶏ガラとは違い、魚介系の出汁を使っている。
もちろん美味しかったが、どんなに有名なお店だとしてもやっぱり地元の味が一番かもしれない。

味噌ラーメン🍜
んだべ んだべ そだべ そだべ
よかんべ よかんべ いいべさ いいべさ🙊


腹ごしらえの後はお土産選び。
私は買うものを決めていたのだが、夫がお土産選びにハマってしまって日本酒の前でにらめっこ。
福島県の日本酒は8回連続で金賞受賞数が日本一になっており、特に会津地方では盛んに作られているので品揃えも多い。

🍶✨
決まったかな?
まだかな?
ここで時間を使うとは…

遺跡展示会と神社参拝があるので早く決めて欲しかったが、ここで催促し機嫌を損なわせてはいけない。
私はじっと選び終わるのを待った。
結局1つに決められず2種類買うことにしたようだ。

私が購入したのは「ラーメン棒」
両手に抱えて大満足
安心してください!
まずい!って書いちゃってる
みつをさん?
会津といえば赤ベコ
おぱんてぃもあります!


ゆっくりし過ぎた。
さて、これからがメイン。

次回【2人旅・土器踏んじゃた編】に続く。






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