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気まぐれ日記2021.7.1

【明るいほうへ】
昨日のメッセージに触発されて、衝動的に書き始めてみた。今回は改めて自分の就いている職業について書いてみようと思う。と言ってもこれまでも何度か書いてきたので、ほぼ過去記事の紹介だ。
私が葬儀社に勤めていることを知らない方もいると思う。頭にお花が咲いている印象のほうが強いだろう。
一応仕事は真面目にやっている。
私達は『寄り添う』のがお仕事。

まずは過去記事

①天職?適職? ↓↓↓

②終活のすすめ…的なやつ ↓↓↓

③ダメ。ゼッタイ。↓↓↓

④休みなのに不覚にも仕事の事を考えてしまった ↓↓↓

⑤住職に薦められた本を8カ月後に購入 ↓↓↓


そんなこんなで、過去に何度か仕事(葬儀)に関することを書いてきたが、やはり特殊な職業だなとつくづく感じる。お年寄りだけではなく、幼い子供の病死や事故死、お年寄りの孤独死など日々様々な『死』と向き合っている。

死を前にした人は、まず『否認』の感情が湧く。
そして『怒りと混乱』。
そのようなお客様に応対する我々はメンタルが強くなくてはならない。というより、強い人しか残れないのかもしれない。

私達の仕事は、いわば卒業式の進行役。
この世の修行(学び体験)からの卒業。
病気や不慮の事故などで若くして命を落とす方も多くいるが、その誰もが天寿を全うしたのだ。
それでも遺された人達は悲しくて当然だし、それが正常な感情だと思う。その最後の別れを後悔しないよう手助けをするのが我々の役目。

『死』に対する『慣れ』はない。遺族にとっては大切な存在との別れであるし、それぞれの家庭環境や宗派などによって同じ葬儀は一つもないのだ。

そんな中で、さらに特殊なケースがある。
それは自死を選んだ場合だ。
当社で施行しているのは月に40~60件、年間約600件弱。この中に自死は何件あるでしょう。
私は総務課なのですべて把握している訳ではないが、ある程度の事は知っている。地元の新聞やニュースにならない事件や不審死も多い。

③の記事にも書いたが、誰一人幸せになる人はいない。もちろん肉体を失った魂もそうだろう。
経験したことがないので絶対とは言えないが、周囲の遺された人達を見ればわかる。これだけ辛い思いをさせているのに、幸せと感じられる訳がない。
身内がいない、縁を切ってしまった人も同じだ。
この世には誰にも関わらず1人きりで生きていける人なんかいない。友達が居なくたって、近隣の人や会社の人、よく通うお店の人など必ず誰かは悲しむ。
葬儀社社員だってそうだ。
家族や友達がいるならなおさら。
後を追って…これでは負の連鎖だ。



『明るいほうへ』
何か辛いことがあった場合、少しでも明るいほうを選択すること。マイナスばかり考えるのではなく、もしかしたらこんな楽しい未来がまっているかも!そう考えるだけでいい。妄想、想像(創造)は自由だ。
そんなわけない!それでもいい、少し無理してでも思考を明るく明るく持っていけば、いつか本当に明るい場所に辿り着ける。

前にも少しだけ書いたが、私は10代の頃恐ろしい体験をした。しばらくはトラウマもあったが、いつの間にか気にならなくなった。今となっては悲観することもなく、頭にお花の咲いた毎日を過ごしている。
感謝の日々。


きっと、未来は明るい。大丈夫。


最後に、大好きなcocoさんの紹介 ↓↓↓
トランスジェンダーの『こうぶんこうぞう』さん。
素敵なアーティスト。
10代でやってはいけない事をしてしまったが、今は新しい自分を見つけ様々な発信をされている。いつも明るく前向きなので、見ているだけて元気になれる。


別のロングバージョン↓
子供が自己否定しないで生きていける環境作りのために、まずは知ることが大切だと。



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