【本多顕彰『文章作法』は目から鱗】
英文学者、評論家で浄土真宗の僧侶でもあった本多顕彰氏は(1898-1978)は『芸術と社会』、『文学の知識』、『徒然草入門』などを始めとした大変多くの著作を残しています。
文章もわかりやすく、著述することに対して基本を踏まえた素晴らしい考え方を持っている方です。
ここで、1959年に書かれた『文章作法』は「表現と伝達」、「生きた言葉」、「習練」、「文章の組み立て」、「書き出しとそれ以後」、「ユーモア」、「手紙の書き方」などを章立てとし、多岐にわたって詳しく述べられていました