ヴァサラ戦記超 第六話「リミッターはいらない」
ルト「で、ショウゴさん、なんでここまで来たんですか?」
ショウゴ「ルト、お前極みが暴走するらしいな、」
ルト「え、あ、はい、今は少しずつ制御できてますが」
ショウゴ「ここに来たのはそれをぶち壊すためだ」
ルト「え?」
ショウゴ「極みの暴走…お前、いやお前らはそれをマイナスとしてしか見てない、はっきり言って勿体なすぎる、」
ルト「どういう事ですか?」
ショウゴ「俺の極み、徒花と散れは力を制御なんかしてない、使う技全部全力だ」
ルト「それは極みを抑えるのが強いって事じゃないんですか?」
ショウゴ「んーそれもあるがな、極みの暴走を自分で飲み込んでるんだ…まぁ百聞は一見にしかずだし、見てろ」
ショウゴ「気の極み…徒花と散れ…う…」
ルト「ショウゴさんのパワーがどんどん上がってく…」
ショウゴ「離れてろよ…ウッ‼️オラァ‼️」
ゴゴゴゴォォォォ
ショウゴの頬に暴走時にできる特有の紋章が見える
ルト「ぼ、暴走してる…」
ショウゴ「これが暴走だ、まぁ俺は飲み込んでるけどな」
ルト「どうやったらそれが…できるんですか?」
ショウゴ「まず一つ目はビビはねぇ事、二つ目は負けねぇ強い心、三つ目は気合い」
ルト「全部根性論…」
ショウゴ「まぁいい、かかってこい…」
ルト「!…行きますよ」
ルト「雷の極み…閃光万雷、雷獣の陣!雷牙の太刀!」
ショウゴ「漆黒の断罪…」
ルトの攻撃が容易く返される
ショウゴ「ダメだダメだ、何にビビってる!また暴走するのが怖いのか!止められなくなるのが嫌か!」
ルト「ウッ…雷爪の太刀!」
ショウゴ「羅刹爪」
また弾かれる!
ショウゴ「何をためらってる!お前には守るものがあるんじゃないのか!自分が信じた正義のために戦うんじゃないのか!それとも全部ウソだったのか!」
ルト「ウッうる…さい!ウォォォォ‼️」
ルトの体に少しずつ紋章が出始める!
ショウゴ「お前の全力でぶつけてこい!」
その瞬間ルトの紋章が一気に出てショウゴに襲いかかる
ショウゴ「リミッターなんかいらん、それでいいんだ、だが…神烈断罪演舞」
ルトが倒れる
ショウゴ「あと一歩だな♪」
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ジン「なぁヒルヒル、俺らこの道着外したらどうなるんだ?」
ヒルヒル「まぁちょっとは刀の振りが速くなったり身のこなしが良くなったりするんじゃねえのか?わからねぇけど」
ジン「そうだな」
ハズキ「はいそこ止まらない!」
ジン「は、は〜い♪」
ヒルヒル「調子のいい奴だなw」
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カムイ軍本部
アカネ「アイツ…ジョロちゃんをあそこまで痛ぶるまでに成長するなんて…許せないわ…ちょっとお仕置きしちゃおうかな…アンタもそう思うでしょ?新副官さん?」
???「そうだね、僕とジョロキア、そしてアカネさんがいればアイツ1人くらいわけないよ」
ジョロキア「全くあの子❤️私の顔に傷つけて絶対許さないんだ・か・ら❤️」
第六話 完
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