見出し画像

旧正月、今日からまた、ことはじめる

昨日は、旧正月でした。

島では、正月は3回ある、と言います。

一つは、新正月。

もう一つが、旧正月。

それから、あの世の正月と言われる、旧十六日祭。

画像1

沖縄県では、1950年代後半から、新正月一本化運動、というのが推進され、

今では旧正月を祝う地域は少なくなったと聞きますが、

まだまだちゃんと旧暦の正月を祝う地域はあります。

ヨーコの住む来間島でもそうです。

伊良部島の佐良浜地区、とか、沖縄本島の糸満などでは、

むしろ、新正月より旧正月の方が盛大なくらいです。

佐良浜や糸満のような漁村に生きる海人=漁師には、旧暦は欠かせません。

漁に出るのに潮の満ち引きが大いに関係しているからです。

だからか。

JAや地元新聞社からいただくカレンダーには、当たり前のように旧暦が記されているし、

旧暦が記された手帳なんかも販売されています。

旧暦、は、私たちの島の暮らしには欠かせないものです。

新しい手帳、新しいカレンダーをもらったら、まずチェックするのは旧暦です。

来間島の神事は、ほぼ旧暦で行われます。

まずは、島の豊年祭が執り行われる旧暦9月のきのえうま、をチェック。

それから、旧暦3月のひのとうし、旧暦5月4日、旧盆、旧暦8月15日、なども欠かさずチェック。

あとは、旧暦1日、15日も、もれなくチェックしてて丸をつけていきます。


画像2

正月が3回ある、って、個人的にはとても便利です。

何が便利ってさ~、

新正月に立てた誓いやら目標やらを、

このタイミングでまた思い出せるんですよね。

あ~、そうだ、そうだ、こんなこと考えていたっけ?と。

そうか、そうか、じゃあ、また今日から頑張るか~、みたいにね。

で、また、忘れちゃうんですよね。

だけど、また思い出すんですよ、3回目のあの世の正月で。

あ~、そうだった、そうだった、と。

で、はい。

前置きが長かったですね。

今日ね。思い出したんですよ、今年、やろうと思っていたことを。

そうだ!noteを始めよう~~!!!!って。

スタンドエフエムやクラブハウスや、音声配信がどんんどん、ばんんばん、がんがん、な世の中ですが、

本日、旧暦1月2日。

本日、ことはじめる、note。

来間島のヨーコと申します。

島の暮らしのこと、みき、のことをゆるゆるとつづっていきたいと思います。

宜しくお願いします。

画像3

いつも、忘れて、思い出して、の繰り返し。

でも、それでいい。

毎日が違う毎日。

毎日、生まれ変わっているから。

毎日がきっと新しい私、新しい日々の始まりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?