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サックスのG#キーのくっつき防止について

サックス奏者の悩みの種としてG#キーのくっつき問題があります。シャープ系のキーで吹いててG#が出なくてGになってしまうとかなり脱力しますよね。曲の演奏前に手探りでG#キーを一度開いておく癖が付いてしまいましたが、それでも吹いてる間にまたくっついてしまって肝心なところでG#が出せなかったりします。

対策品がいろいろありますが、米国の掲示板SaxOnTheWebの情報によると、粉とかオイルのように残留成分があるものは、その時は改善したように見えても、長期的には問題が悪化するのでお勧めではないそうです。

この問題の解決のためには、くっつき成分の掃除とその後のくっつき成分の付着防止の2段階の対応が必要です。これも、SaxOnTheWebの情報ですが、掃除にはライターオイルが良いようです。私はAmazonで買ったZippoオイル(約600円)を綿棒に付けてG#のトーンホールを掃除してます。揮発油100%なので残留物がまったく残らないのがポイントです。

付着防止はシリコンオイルが良いと書いてあったので、最近、ソフト99の自動車用のシリコンオイルを買ってみました(約350円)。これもシリコンオイル100%なので余計な残留物がありません。シリコンオイルスプレーはダイソーにも売っているはずのですが最近は品切れ状態のようです。ソフト99の方はスプレーではなくはハケが付いているので便利です。G#のトーンホールの縁に塗ってからしばらくキーを開放して乾かすとすべすべになります。1週間ほど使ってますが、今のところ、再度くっつくことなく安定しています。なお、タンポの皮への影響がちょっと気になりますが、シリコンは革靴の防水にも使われているので大丈夫だとは思います。念のため、塗布はトーンホール側にのみ行っています。

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