見出し画像

ミニロケットを作ってみよう!

小学生ロボコンで、最短、最速でかけ上がるロボットを作りたい!

そんなことを考えた結果...一気に打ち上げてしまえばいいのではないか!?
ということで、ここではユカイなぼうけんクラフトキットを使った、ミニロケットの作り方を解説したいと思います!
チート級の速さで、高さ30cm以上飛びます🚀

工作レベル:★★★
制作時間:約4時間

画像2

材料と道具

材料
ユカイなぼうけんクラフトキット
・単三電池2本
・輪ゴム3個
・紙ストロー(念のため20本くらい)

道具
・木工用ボンド
・カッター
・つまようじ

ていねいに作れば、作るほどよく飛びます!
一つ一つ、手順を追って作り方をみていきましょう!


作り方

注意:紙ストローを切るときはつぶれやすいので、ハサミではなくカッターで少しずつ切ることをオススメします。手を切らないように🙏🏻

1. ミニロケット本体を作る

まずはミニロケットの本体から作っていきましょう。2cmに切った紙ストローを画像のように、×を描くようにカッターで切ります。ストローの端から5mmくらいの位置が、×の中心に来るように切ると良いです。

画像1

さらに、同じ紙ストローの、×に近い方のハシにタテに切り込みを入れます。

画像3

×の切り込みからつまようじなどで輪ゴムを通して、、、

画像4

タテの切り込みに輪ゴムを入れます。

画像5

同じものを2つ作りましょう。

出来たらモーター本体に、4から5cmほどのテープを巻いて、先をすぼめます。反対側にも同じようにテープを巻きましょう。

画像6

モーターに、さっき作った輪ゴムの付いた紙ストローを差し込みます。

画像7

引っかからないように、テープでケーブルをモーターに付けたら完成です!

画像8


ミニロケットを飛ばすには、発射台が必要です。次は発射台を作っていきましょう!


2. ミニロケットの発射台を作る

発射台の足と支えとなる、ハシゴを作っていきます。
紙ストローを2本と、3.5cmに切った紙ストローを3本用意します。

切っていない紙ストロー2本の中心と、中心から両側5cmくらいのところの合計3カ所に、ストローを差し込む窓を作ります。
窓を作るときは、画像のように真ん中から縦に切ってから、開ける部分を、中心に向かって何度もきずつけながら切ると上手に切れます。(難しいので、他の紙ストローなどで練習するといいかも、、!)

画像9

画像10

3つとも同じ方向に窓を作らなければならないので、それもまた難しいですね 😅
画像11

2本とも窓をつけることができたら、短い紙ストローをそれぞれの窓に差し込んで、、

画像12

木工用ボンドをそれぞれの窓に付けて、ボンドがなじむように短い紙ストローをグリグリ回したら、

ハシゴ1個完成!!!

でも、これも2つ作ります😅

画像13

ハシゴの1つは3cm短くします。

画像14

もう1つの方は、ハシゴの四すみともカッターで斜めに切り落としましょう。(後々ボンドで付けやすくなります!)

画像15


これで発射台の支えは全て完成です!!

あとは、発射台のモーター用土台を作るだけです💃

土台は、紙ストローをタテにはり合わせて作ります。
4本の紙ストローを、11cmのところで切ります。
切った残りのストローも使います。

画像16

始めに、長い方のストロー4本を、ボンドを使ってはり合わせましょう。

画像17

ボンドがかわいたら、その周りに短い方の紙ストローを、下の画像のように貼り合わせていきます。両側のストローがたおれないように、しんちょうに、かわかしましょう。

画像18

他の紙ストローを3cmほどに切って、タテに切り込みを入れます。

画像19

それから、作ったストローを、さきほど作った土台の裏に木工用ボンドではり付けます。
この時、タテに切った部分が土台と並行に、内側を向くように付けましょう。

画像20

これで土台が出来ました👏🏻

発射台完成まで、もうひとふんばりです!!

新しい紙ストロー2本を用意しましょう。
それぞれ2cmずつ切って、ストローのはしから1cmのところに窓を作ってください。

画像21

画像22

窓付きのストロー2本を、さきほど作った土台にボンドで付けます。
ここでは、それぞれの窓が真下を向くようにはり合わせてください。

画像23

それぞれの窓を開いて、作った短い方のハシゴと組み合わせます。ハシゴがピッタリと入るか確かめた後、ハシゴのほうにボンドをぬって、もう一度組み合わせましょう。(正面から見て、真っ直ぐとなっているかを確認して見てください!)

画像24

画像25

ある程度乾いてきたところで、もう一つのハシゴをボンドで下につけて、もう一度かわかします。(輪ゴムで止めておけば、ずっと持っていなくて大丈夫です!)

画像26

完全にボンドが固まったら、発射台の建て付けを確認しましょう。グラグラしている場合は、発射台の足をちょっとつぶしてみるといいかもしれません。

画像35

最後に新しい紙ストローの両はじ3cmを切って、発射台に付けます。(赤く×になっているところは実験で付けただけなので、気にしなくて大丈夫です!!)

発射台につけるこの2つの短い紙ストローはモーターをおさえるものなので、一番大事なパーツとなります。
取り付け前に、つぶれたりしていないかを確認してから、切り口を上にしてボンドでよく付けましょう。
モーターを置いてみてゆがみがないかも確かめてみましょう。
取り付ける位置は、モーターの台座の一番下の辺りがいいかもしれません。
(これの取り付け位置によって、ミニロケットの飛び具合も変わってきます!)

画像27

画像28

あとは輪ゴムを発射台裏の切り口にひっかけて、手前から出せば、、、

画像29

画像30

発射台の完成!!!!

よ〜くかわかしてから、飛ばして遊んでみましょう!!!!

画像31


3. ミニロケットを飛ばす

このミニロケットを飛ばすには、いくつか手順があります。
まず、モーターのケーブルがテープで止められている面を上にしましょう。
上の輪ゴムの部分に、モーターの後ろの出っ張りを画像のようにひっかけてください。

画像32

発射台を持って、モーターを後ろに引っ張り、モーターをセットします。
このとき、ひっかけた輪ゴムがおさえている部分より内側に収まるようにしましょう。

画像34

モーターを押さえたまま、モーター側の輪ゴムを発射台の天辺のところにひっかけます。

画像34

モーターをはなすと、飛んでいってしまったり、ひっくり返ってしまう場合は、スイッチと電池ケースをつなげてから、モーターを発射台の左側から見て時計回りに少しだけ回転させてみましょう。

画像36

モーターが固定されたら、いよいよ発射準備完了!!

さきほどと同じ方向にモーターをめいっぱい回転させてから、スイッチを反対側にたおすと、いきおいよく発射します‼️

画像37


いかがだったでしょうか、モーターと紙ストローのみで作るミニロケット!
作り方がちょっと複雑で、手順が多くて大変ですが、高く飛んだときの達成感は何物にも変えがたいものです😆

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

製作者:佐藤 F.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?