ボクシングファイターをリモート操作して遊んでみよう!
こんにちは、ユカイ工学のkurikitチームです!
10/3,4に開催するMaker Faire Tokyo 2020に学研、マクニカ、タミヤ、ユカイ工学の4社協業プロジェクト「つみきプロジェクト」が出展します!
今回はそこで展示する試作機「踊るボクシングファイター」の作り方をご紹介します!
ぜひ、ご自宅でも体験してみてください!
* * * * *
タミヤから発売されているボクシングファイターを、ユカイ工学のココロキットでリモート操作できるようにハックしてみましょう。
工作レベル:★★★
プログラミングレベル:★☆☆
制作時間:5〜6時間
使うもの
材料
・ボクシングファイター(タミヤ)
・ユニバーサルプレート(タミヤ):スマートフォンホルダーを作るため
・ユニバーサルアームセット(タミヤ):同上
・ココロキット(ユカイ工学)
・2ピンコネクタ付きケーブル:ココロキットとモーターを繋ぐため
工具
・ニッパー
・カッター
・プラスドライバー
・ビニールテープ
作り方
1. ボクシングファイターを組み立てる
まずは、ボクシングファイターを組み立てましょう!
組み立て方は、キットに付属している説明書をご覧ください。
2. スマートフォンホルダーを作る
ボクシングファイターから一人称視点で操作ができるように、スマートフォンホルダーを作ります。
材料
・ユニバーサルプレート
・ユニバーサルアームセット
・2ピンコネクタ付きケーブル
工具
・ニッパー
・カッター
・プラスドライバー
・ビニールテープ
それでは作り方を説明します。
完成すると下記のようになります。
2-1. 材料を切り出す
ユニバーサルプレートから材料を取り出して切ります。
2-2. 切り出したパーツを取り付ける
画像のようにパーツを取り付けます。
2-3. スマートフォンを支える部分を作る
ここからは、ユニバーサルアームセットの材料も使います。
ユニバーサルアームセットにはいっているオレンジ色のフレームを、下の写真1の黒い線の部分(14個目までの穴)で切ります。
次に、写真2のようにパーツを取り付けます。
オレンジ色のフレームが長い場合は、ニッパーで切って調整しましょう。
写真4、5のようにネジとナットで固定します。
このとき、プラスドライバを使いながらナットをしめると組み立てやすいです。
2-4. ボクシングファイターを安定させるための仕組みを作る
ボクシングファイターが倒れないような仕組みを作ります。
オレンジ色のフレームを穴が3個あるように切り出して、写真1のように組み立てましょう。
さらに、写真3、4ように組み立てます。
直角のパーツは1つでも2つでも問題ありません。
2-5. ボクシングファイターのモーターとココロキットを繋げる
写真1のようにボクシングファイターの背面を取り外して、モーターの配線を途中でニッパーで切ります。
その後、写真2のように配線をカッターなどで少し傷をいれて、被膜を外しましょう。うまく外せると銅線が出てきます。
カッターで手を怪我しないように気をつけましょう。
次に、写真3のように2ピンコネクタ付きケーブルを2つに切って、さきほどと同じように被膜を外します。
そして、写真2と3の導線をよって、ビニールテープで固定しましょう。
これで、ココロキットとモーターが繋がります。
※はんだごてがあれば、はんだづけしても問題ありません。
さらに、ココロキットの背面に粘着テープをつけてボクシングファイターに取り付けます。
2-6. すべて組み立てる
スマートフォンホルダーを写真1、2のように取り付けます。
このとき、長いネジを使います。
すると、写真3、4のようにできあがります。
ボクシングファイターの形に沿って、ユニバーサルプレートを切るとかっこよくなります。
ユニバーサルプレートを切ったところは、怪我をしないようにビニールテープで貼ったり、やすりでやすったりして角をとる良いです。
3. Scratchでプログラムを書く
Scratchでココロキットを使う方法はこちらを見ましょう。
今回はキーボードの十字キーに動き(前にすすむ、右にまわる、左にまわる、後ろにすすむ、止まる)を割り当てました。
あそんでみよう!
スマートフォンとパソコンをGoogle meetやHangoutに繋げて、ホルダーにセットしたら準備はOK!
キーボードの矢印キーを押すとボクシングファイターが動きます。
遊び方
風船パニック
1. ダンボールなどを使って、60×100×30cmの大きさで囲いを作ります。
2. ゴム風船を囲いの中に入れます。
3. ボクシングファイターも囲いの中に解き放って、パソコンの画面を見な
がら風船に突撃して見ましょう!
ゲリラボクシング
1. ティッシュ箱を置いて障害物を作りましょう。広さは約2×2mにします。
2. 2台のボクシングファイターを用意して、お互いがスマートフォンからの
映像から見えない位置に置きます。
3. 操作者はスマートフォンからの映像をパソコンで見て、相手を探して、相
手を倒したり、背中を攻撃できたら勝ちです。
この他、迷路やジェンガの壁破壊ゲームなど、遊び方は無限大!
おもちゃの視点を体験しながら、いろんな遊び方を考えてみましょう。