締めくくりが肝心 ~【櫻坂46】人柄は最後にこそ現れる~
「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」の開催まで、あと少しとなっている。リハーサルも佳境に入り、振りや立ち位置の確認に余念が無いことだろう。1曲だけでもフォーメーション移動が多く、ダンスも細かく速い振りが多くなっていることから、膨大な情報を頭の中で巡らせながらライブをしているメンバーの皆さんには、本当に尊敬しか無い。
演出通りに出来ることが最低ラインで、そこから楽曲の世界観を届け、聴衆に活力や癒やしを与えるところまで気を配っている姿は、もう神々しいと言えるだろう。
守屋さんと梨加さんのラストライブでもあるので、最後の姿を目に焼き付けていきたい。12月10日はライブ配信もあり、アーカイブ配信もあるようなので、このような機会は大切にしたい。
人は去り際の印象が一番心に残る。それだけに、最後をどのように迎えていくかで、その人の素晴らしさを知ることができる。そのような意味でも、今回卒業するお二人は、とても良い終わり方をしているように思う。メンバーの皆さんはもちろん、ファンからも惜しまれつつ、次のステップに向けて応援されながら旅立たれるお二人の未来は、素敵なものとなっていくことだろう。
最近アップされた菅井さんのブログでも、「馬術スペシャルアンバサダー」の卒業について、活動中の思い出と共に、感謝の言葉が綴られており、彼女らしい最後の迎え方である。
アンバサダーやコラボなど、企業や団体とのお仕事はこれからもたくさんあることが予想される。誰でもお仕事が決まった時は、嬉しさから盛大に告知するのだが、続けていくうちにそれに慣れてしまい、活動について話題にする機会が減ってしまうことも多いだろう。ましてや、そのお仕事が終わりとなると、それについて余り触れることもなく、ひっそりと終わりを迎えがちである。
終わりを迎える時こそ、最後の挨拶や感謝を忘れることなく、活動させていただいたことの喜びを、きちんと言葉にして相手に伝えていくことが大切である。
そのような姿勢を徹底していくことで、多くの信頼が得られることを忘れずに、一つひとつに取り組んでいきたいものである。
最近、メンバーの皆さんのコメントやブログなどで、「決して当たり前ではないので・・・」という言葉が頻繁に登場してくるようになっている。
日頃から、このような気持ちで仕事と向き合っているからこその言葉であるのだろうが、とても良い傾向である。
より高みを目指しているからこそ、このような言葉が出てきていると思われるのだが、一つひとつの仕事で出し惜しみをせずに、自分が持てる最大限の力で立ち向かっていくことで、自分のスキルや心身が大いに磨かれていくことを忘れてはいけない。与えられた事柄を全て自分の学びの場と考え、そこから得られることを糧にしていくことで、自分も知らなかった一面に気がつくことができるようになるだろう。
ライブや音楽番組でのパフォーマンスで、以前は出来なかったことが出来るようになってきているという事実をしっかりと受け止めて、己の限界を突破していく感覚を心と身体にたたき込んでいくことで、気がついたら、目標や夢が目の前にあるという状況に到達できるはずである。
ファンとしては、彼女たちの活動を精一杯応援しながら、彼女たちの願いが達成される日を一緒に迎えたいものである。
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