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2020-06-28 J-WAVE UR LIFESTYLE COLLEGE MIKIKO先生の回

いいお話だったなーと思ったのだけど、早々にradikoの配信が終わってしまったので、お話の内容を箇条書きでまとめます。
(怒られたら消します)

elevenplayは小さな箱で

Perfumeのコンサートはドームなど広い会場なので、elevenplayは息が聞こえるくらいの狭い空間で、汗も見えるのではないかくらいの、空気が動くのを体験してもらえるくらいの広さで敢えてやっている

Perfumeとの出会い

出会ったときはホントに普通の女の子たち。
広島という場所で、集中できる環境があったことは恵まれていた。
訓練する練習がしっかりできたこと。基礎や大事なことを伝えられて、今があるのかなと思います。

ニューヨークでの日々

当初は1年の予定だったが、慣れるだけで終わってしまった。自分が何を持って戻りたいのか考えるために半年伸ばした。

自分が何をやりたいのか自問自答する時間でした。
「何も生み出せていない、誰にも影響を与えずに生きていけるんだという恐怖」と「誰にも迷惑をかけないって楽しいかもという興奮」と。
「孤独に浸っていた」時間は、今の(コロナの)状況とも共通している。

何に自分が興奮するのか、あるいは白けるのかを研究して過ごしていた。
今もその感覚を持ったまま。独りよがりにならない、演者だけが盛り上がって観客を置き去りにしたりしない、そのバランス感覚を忘れないようにしている。振り付けや演出の仕方に影響していると思います。

個々の魅力を引き出すために必要なもの
あるいは自分を出すために必要なものとは

ダンスの振りが揃ってからじゃないと個性は見えないと思っている。何回も踊って、限界まできたときに個性が出る。
「これが私の個性です」とやると嫌な感じになる(笑)。
勝手に出てくるから大丈夫だよ。
何年もやって「私には個性が無いんじゃないか」と言うかもしれないけれど、あなたが自分で思うほど普通じゃないよ、と。
限界までやっていれば勝手に個性は出ると思います。

コロナ後のエンターテイメントの世界はどうなるか

ライブの価値観や参加の仕方はどうしても変わるのかなと思います。
Perfumeが海外に行っても日本のファンが寂しくならないように「つなぐテクノロジー」を研究してコラボしていたんですけど。
今こそ温かみのあるツールとしてテクノロジーを使いつつ、場の空気を感じることをどうしたらいいのか、研究しないとと思っています。

この点については、Perfumeと真鍋大度さんが出演したラジオ番組『INNOVATION WORLD ERA』でも語られていますね。
https://news.j-wave.fm/news/2020/07/post-6301.html

これから

ニューヨークから戻ってきて10年ほど日本のエンターテイメントの中心でやってきて、また外から見てみたいと思うようになった。中からと外から、バランスよく。

このほか、コロナの自粛期間は1日1冊ペースで本を読んでいるそう。女性作家の作品をよく読んでいる。女性の心情、目に見えないもの想像力の訓練。
また、コーヒー豆からコーヒーを入れているそうで、吉岡さんからの「香ばしい派か酸味のある派か」という問いには「香ばしい派」と。

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